ローアングル三脚とか、テーブル三脚などと呼ばれている代物です。
背の高い方はベルボン製40年以上前の物です。
もう一つが自作です。
最初に見つけたのがライカ製(左下)でした。当時¥10,000以上いたしました。
ベルボン製はこのライカ製のパクリでしょうね。価格が1/3くらいだったと思います。
(これ以前に脚部分がボディ内に収納できるタイプを購入いたしましたが強度不足で一眼レフに使用するのは躊躇いたしました)
ベルボン製はケースに入れると拳銃型となります。海外旅行に携帯するときは要注意でした。税関で必ず「What!」と叫ばれます。
その後、爆笑されましたが。
旅行用には向きませんが耐荷重がより大きく低いものが欲しくて自作いたしました。
初代ローアングル円脚
二代目は自由雲台を大きくしてホームセンターで購入したT型の金具に取り付けました。
そして三代目は12mm厚のアルミ材で作りました。(サイズはホームセンターの金具とほぼ一緒です)
強度が増してこのくらいの機材でも全く問題がありません。さらに見栄えもアップいたしました。
もう少し高さが欲しい時は板でも本でもブロックでも手近の物を利用すれば宜しいです。
逆は出来ませんので自作する場合は極力低く作るべきかと思います。
三脚も超大型から中型までいくつか所有しているのですが...
上のような状況でワイドレンズを使用すると防波堤が写り込みます。
ローアングル三脚を使用すれば防波堤の映り込みは完全に回避できます。
※実はこれはローアングル三脚ではなく、ローポジション三脚と呼ぶべき物です。
アングルはカメラを向ける角度のことで、水平に対して上に向ければ「ハイアングル」、
下に向ければローアングルとなります。
ポジションはカメラを構える位置のことで、直立してカメラを構えるアイレベルを基準に首より下に構えることをローポジション、
頭よりも上に構えることをハイポジションと言います。