ジゴクノカマノフタ ともよばれる。キランソウです。一眼レフで撮影して来ました。
シソ科の多年草です。花の大きさは ↑ 1cmあるかないかの小さな花です。
また地面にへばりついたように咲いている花ですので他の植物の陰に隠れて見つけにくいかと思います。
ジゴクノカマノフタ(地獄の釜の蓋)という呼び名は、これは根生葉が地面に張り付くように放射状に広がる様が、地獄の釜の蓋に見立てられたもので
さまざまな病気に対して薬草としての効能から医者がいらず、「これで地獄に落ちないで済む」という意味や、
「病を治して地獄の釜に蓋をする」という意味が由来だといわれております。
医者が不要と言うことで、イシャゴロシ(医者殺し)の異名もあります。
※開花期の全草を乾燥したものが、筋骨草(きんこつそう)とよばれる生薬です。
オマケ。
『地獄の釜の蓋もあく』と言う言葉があります。
何か恐ろしい災いがおこると解釈する方が多くいるそうですが・・・。
もともとは「地獄の鬼達も仕事を休むので、私たちも仕事を休みましょう」という意味で使われます。