月を撮る

「月がうまく撮れない」と相談されまして．．．
月は撮像素子上にほぼ　焦点距離／100　の大きさで写ります。
1000mmで撮っても直径1cmです。
「長い玉、三脚を使ってマニュアル露光をすればいい」と言って
Sigma170-500＋kenkoテレプラスで撮ったものをみせたのですが
本人の最長がVR18-200ですので参考にはならないとのことで
20年ほど前の80-200を引っ張り出して
同画素数のD100（600万画素）に撮り着けて撮影してみました。

露光はマニュアルです。AEですと月の周辺の暗さに影響されて露光オーバーになります。焦点距離が短いとさらに顕著です。

D100の最低感度　ISO200に設定　絞りは　f6.3（f8にしたつもりだったが？）
シャッター速度は1/60～始めて段階露光　背面液晶を参考にしながら1/400で落ち着いた。

ピントはAF任せ。根性を入れずに手軽に撮影。
クレーターも確認できますのでまあまあかと。
600万画素、200mmですと月の直径は200ピクセル強。
やはりもっと長い玉を使いたいですね。

写真上　トリミングしたもの
写真下　ノートリミング・リサイズ