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三度目の沖縄  平成五年(1993)

2022-02-08 12:15:05 | 写真 海

               平成五年(1993) 二月二十二日 沖縄   

  ※私の撮影したネガが見つかりませんので地上編は 見出し画像のKY嬢の提供によるものです。
   見つかりましたら追加掲載いたします。

 この当時は国内便エコノミークラスでも機内食があった。

  機が傾いた。窓から海面が視えた。白波が立っていた。・・・!
 着陸。一年足らずで三度目の沖縄だ。
 今回のメンバーは私、妹と、その同僚の四品川とYKの計四名である。

 タクシーに分散して(荷が多いので一台では乗り切れなかった)宿へと向かう。
 車中、ラジオの天気予報。雲行きが怪しい。
 明日は果たしてどうなるのか?。悪い予感がした。

  宿に着いた。今回はホテルではなく沖縄県青年会館。
 旅行社の話によると二月の沖縄の宿事情はプロ野球のキャンプ関係と大学入試で早々に塞がってしまうとのことだ。
 オフシーズンだと思っていたが誤算だった。
 だが機能的にはホテルと何ら遜色はない。
 荷を解いていたらダイビングサービスより電話。明日の出迎えは九時十分とのこと。

 一息ついて外出。四品川が大騒ぎをしてUターン。「スリッパ!」靴に履き替えていなかった。
 国際通りへと向かった。パレットくもじ前のスクランブル交差点。
 数人がチラシを配っていた。
 『天皇方沖反対』年号が代わって五年。だが沖縄の戦後はまだ終わっていない。
 既におなじみになった通り。目新しいものは無い。
 が、四品川は初めてなのでウィンドーショッピングに余念がない。
 女三人が後れがちになる。

  国際通りのはずれを右折して市場本通りへ。通りと名が付いているが殆ど路地。
 その脇に露店が並ぶ。東南アジアのそれほどでもないが、やや怪しい雰囲気がある。
 まずは腕時計。有名ブランドのコピーが並んでいる。
 指輪は純銀製?。どれでも千円。四品川とYKが立ち止まったまま動かない。
 老婆が通りの中央に小テーブルを広げてゴーヤ(苦瓜)のみを十本ほど並べている。
 とても商売をやっているとは思えない。
 Tシャツは五百円からだ。軽く嵩張らないので土産には適しているのか?。そこそこに売れているようだ。

 揚げ油の匂い。琉球菓子サーターアンダギー。ボール状ではあるがドーナッツの一種と言えよう。その素朴な菓子の隣には原色の菓子が並ぶ。
 エラブウナギ(燻製)がとぐろを巻いている。強精薬か?。これを土産にしたら貰った方は困惑するだろう。
 豆腐餻は沖縄豆腐の泡盛漬け、チーズによく似ている。

 小さなファーストフードの店。看板にブラジルの食べ物パスティス、コシンヤとある。
 パスティスはミートパイと言った感じと情報誌にあったが私に言わせれば具の少ない揚げ餃子。
 コシンヤは殆どコロッケ。どちらも百円。
 シークアーサージュース、百五十円と一緒に賞味。


 ※次に行った時にはこの店は無くなっていた。まあ、沖縄でブラジル料理でもないだろうからなぁ。

  四品川とYKの姿が見えない。『どうせ指輪屋だろう』と、気にも留めずに妹とマチグワー(市場)に入って行った。
 肉の山。精肉だけではなく調理済みのそれもある。
 足ティビチ、ラフティなどなど。
 豚の頭丸ごと(チラガー)はTVの沖縄特番では不可欠の物だ。頭からすっぽり被れそうだ。
 魚屋。本土の魚とは少々異なる。体色が鮮やか過ぎて食欲をそそられない。
 ダイビング中に視られる魚も並んでいる。複雑な思いは免れない。


 遅い夕食を済ませ宿に着いた。フロントにダイビングサービスより電話。
 明日の出迎えが一時間早まった。

 

 つ づ く

   ※掲載順位がランダムなのでダイビング記事の目次を作りました。
  年代順となってます。

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