毛無山~雨ヶ岳の間の富士山展望がどの程度なのか、帰路は東海自然歩道を経由する
周回コースで確認をすることに
天気予想では三連休の初日しか晴天が期待できそうにないため、連休初日の山歩きとする
【平成25年11月2日(土)の記録】
午前6時20分:駐車場を出発
この時間では駐車車両は少ない
不動の滝と紅葉
曇り空、ときおり雲の切れ間からの陽射しで紅葉が輝きを増す
六合目の紅葉も見頃
富士山展望台からの富士山
この後は雲のため姿を確認できず
午前9時00分:毛無山頂に到着
登り行程時間:2時間40分
山頂からの視界は全方向不良、1回目の小休止とする
午前9時20分:雨ヶ岳に向けて出発
最高標高点を経由する
ここを通らないと周回した感じが出ない
タカデッキに向かう登山路の笹道
笹の区間は踏み跡が明確なので迷うことはない
タカデッキ手前の紅葉
午前10時14分:タカデッキ到着
毛無山からの行程時間:54分
標識の類はなし 富士山方向には疎らに木々があるので展望は期待できない
午前10時20分:雨ヶ岳を目指す
笹原の道は迷うことはないが山腹を回り込む林の中では踏み跡が明瞭でない箇所が
あり、進路に迷うことがある。
午前10時55分:雨ヶ岳へ到着
タカデッキからの行程時間:35分
相変わらず視界不良の状況、2回目の小休止とする
午前11時25分:雨ヶ岳から端足峠に向けて出発
午前12時10分:端足峠を通過
雨ヶ岳からの行程時間:45分
午前12時50分:A沢貯水池の分岐点を通過
端足峠からの行程時間:40分
端足峠を示す道標はしっかりと正しい方向に固定されている
貯水池を過ぎたあたりからは林沿いの道程となる、富士山方向の眺望はゼロ
貯水池から500m地点の道標
少し歩くと同様の標柱が一定間隔で歩道沿いに出現する
根原の吊り橋
短い吊り橋である
吊り橋を渡ると沢沿いの道となるが、歩道が大きく浸食されている箇所がある
さらに進むと沢を左手に見下ろす感じの木道が続く
木が朽ちた感じで踏み抜くんじゃないかと・・・少々怖い
木道が終わった先に迂回路の案内が相対して二つ
なぜ迂回路が必要なのか理解できなかったが・・・あとで理由が分かった
※コース図は北が下…設置状況に合うようにしたのだろうが、道路の反対側に
移し替えて、北を上にしたコース図のほうが理解しやすいと思うのだが
涸れ沢沿いに枯草を焼き払った道が続く、これが自然歩道?という感じ…
後で案内図と比較すると正規な自然歩道コースを外れてショートカットした
ルートを歩いていたようである
その野焼き状態の道程を進むと道が消失・・・涸れ沢に突き当たる
↑涸れ沢を渡った先からの写真、こちらの足元の土手には先行者がよじ登っ
た跡が見られた ここで進路を模索するのであるが、結局、沢を渡らずに、
この沢が自然歩道そのものであるという結論に達する。
・・・雨が降ったら通れない・・・これが迂回路の理由か
その先も踏み跡なんてのは皆目分からない道程を歩くのであるが、まさに
自然歩道である
河原道を歩きながら山側の林方向に歩道らしきものがないか模索するが・・・
・・・目立つ道標もない
四阿(あずまや)が見えて一安心
この地点から先の自然歩道は富士山方向の見通しが良い歩きとなる
想定外の山の中の歩きを経て道標に出合うと心強い
オートキャンプ場近くからの富士山とオートキャンプ場
午後2時50分:駐車場へ帰着
A沢貯水池からの行程時間:2時間00分
周回時間:8時間30分(小休止50分を含む)
帰着時の駐車場
午後3時近いが駐車車両は多い、これからが下山者が帰ってくる時間帯か
どおやら私と同じように自然歩道のコースを外れて歩いた先行者が二名以上は
居たようである。
自然歩道の案内板はA沢貯水池近辺は数多く見られるが、迂回路案内の看板
から先は一転して少ない。
コースを塞ぐ倒木、見当たらない案内標識、今後このコースを歩くハイカーがいた
としたらコースを外れたり、不安な気持ちで自然歩道を歩くことになるだろう。
富士山観光の観点からみれば少々お寒い状況の自然歩道・・・多分、自然の
為すがままにしておくという思想なのかもしれない
案内図には環境省、静岡県と書かれているので道路の管理元のようであるが…
周回コースは以下の赤色のトレースのとおり 最大の難所は東海自然歩道
※元図は国土地理院「ウォッちず」から転載
H26.4.29
Blog移転に伴うHTMLの不具合を修正
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