当初の予定では、今週は毛無山の富士山展望台からダイヤモンド富士を見る予定
であったが、先週のコースの下見で積雪による途中撤退ということでその計画は中止。
予定を変更し、山へ登らずに朝霧高原からダイヤモンド富士を見ることに。
展望ポイントは道の駅・朝霧高原が有名であるが、そのエリアは2月16日(日)が
最適観測日。
2月22日の展望地点をシミュレーションするとフードパーク南側の牧場あたりが
展望地点候補となる。
【H26年02月22日(土)の記録】
高速道路から見える富士山方向は何やら厚い雲に覆われている感じ。
現地到着までには晴れることを期待して東名高速を走る。
午前7時00分:道の駅・朝霧高原に到着
道の駅からは富士山は全く見えず、毛無山方向を見ると山頂近辺は雲に覆われ
始めている。
この時点でダイヤモンド富士を見ることは断念。
当初の計画どおり毛無山へ登っていても富士山頂からの日の出は見られなかった
だろうと・・
竜ヶ岳の山頂は雪で真っ白
周辺の雪の状態はどうだろうと、先週は通行止めであった国道139号を山梨方向
へ向かうことにする。
・精進湖
精進湖の西側から入る道路は通行止め、赤池の交差点から北へ向かう道路も通行止め。
多分、県営駐車場へは通行可能だとは思うが・・・交通規制の誘導員が二人ほど立っていた。
・西湖
湖北ビューラインを経由して野鳥の森公園を目指す・・・駐車場は雪に埋もれて進入不可。
レストラン店舗手前の駐車エリア?に除雪作業用のショベルカーが一台有り。
根場方向へ進み「いやしの里」へ進入を試みるが、道路は車一台分の幅で除雪、
対向車両が来たらすれ違い不可の状態。
道路の両脇には1m以上の積雪、駐車場は野鳥の森公園同様に雪に埋もれ
進入不可。
鬼ヶ岳への起点となる根場浜の駐車場へ向かう。
・・・駐車エリアは三台分ほど除雪され、トイレへ向かう通路が確保されている。
除雪された雪の高さは1mを超えている。
文化洞トンネル方面に進むのをあきらめ、車を方向転換し道の駅朝霧高原へ戻る。
併設されているフードパークが今週末から除雪を終えて営業開始ということなので
様子を見に。
駐車エリアはかろうじて確保されていたが、施設内の除雪は道半ばという感じ。
道の駅朝霧高原手前で登山スタイルの集団が徒歩で車道を北上していた、
竜ヶ岳か雨ヶ岳へ登るのか・・・見た感じ高齢者の集団、お達者クラブ?
この時間ではどちらの山も山頂は雲の中。 富士山も相変わらず雲の中。
↑竜ヶ岳
↓毛無山~雨ヶ岳
二週連続の降雪の影響は解消されていないのが実情というのを目の当たりに
した一日。
雪害からの復旧を願うと共に春の山歩きを画策・・
H26.4.29
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end
先週末の2月14日(金)~15日(日)にかけての降雪、一週間前は新東名、今度は
東名高速が上り・静岡~東京、下り・東京~沼津が通行止めになる。
その他、富士山周辺の山間部の道路は通行止め状態が続く。
【H26年02月17日(月)の記録】
前回の黒岳(御坂)の雪山あるき途中撤退に懲りず、今回は毛無山(天子山系)の
雪山あるきを計画してみた。
午前7時42分:ふもと原の駐車場を出発
気温はマイナス6℃、駐車場の積雪量は40~50cm、アイゼンを装着して歩き始める。
登山道入口のゲートは雪の下
金鉱石の破砕機は雪原の中に
沢沿いの道標
先行の踏み跡あり・・・昨日あたりの単独行か
滝まであと15分・・・無雪期のオハナシ
今回は35分で到着
はさみ石
午前8時52分:不動の滝・見晴台
滝を流れる水は無く、雪と岩肌しか見えない。
気温は0℃を越えて2,3℃まで上昇、運動量が多いせいか暑い。
この先に進んだところで雪を踏み抜くことが多くなってきたのでアイゼンから
スノーシューに履き替える。
スノーシューは山頂の稜線歩きで使うつもりで背負ってきたが、直登コースの
登りで出番になるとは想定外。
午前10時54分:五合目を通過
無雪期なら頭の上にあったと思われる立木の小枝が顔やら首すじ、ザックの上部に
引っかかる。雪で人間の立ち位置が50cmぐらいは高くなったせいだろうと思われる。
午前11時17分:雪の壁・・・六合目の手前
標高:1510m?
行程時間:3時間35分
先行の踏み跡はこの手前で引返している。
ここからは雪質がサラサラのパウダースノー状態、スノーシューで踏むと砂山を
崩すようで歯が立たない・・・お手上げ、黒岳歩きの”撤退”再演である。
午前11時29分:帰路スタート
登りもキツカッタがスノーシュー履きの急坂下りは滑りやすいためかなりのキツイ
行程である。
ストックは垂直に立っている。 画面左下の踏み跡は、登りのときのスノーシュー跡。
午後02時22分:駐車地へ到着
撤退地点からは2時間53分の行程
下りは転倒数回、スノーシューで踏み抜くことも多々あり。足首への負担が大。
雪山あるきは少々お疲れモード、少しオヤスミにするか・・・
麓原からの富士山・・・富士山展望台から見たかった
H26.4.29
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end
2月8日(土)~9日(日)にかけて首都圏にも雪が降ったとのこと。 新東名も
開通以来、はじめての降雪による全線通行止め。
雪山あるきにはもってこいの状況…ということで黒岳(御坂)へ行くことに。
【H26年02月11日(火)の記録】
無雪期に御坂峠経由で黒岳~新道峠~黒岳~広瀬分岐経由の周回ルート
を経験しているので、今回はそのときのGPXデータを頼りに積雪期の広瀬分岐
から黒岳へ歩くことを計画する。
午前7時02分:御坂トンネル近くの駐車地を出発
気温はマイナス5℃、積雪量は40~50cm程度、アイゼンを装着して歩き始める。
鎌倉往還を離れて西に向かい広瀬分岐を目指すが、踏み跡は無く一人ラッセル
となる。
林の中で雪が深くなってきたので早々にスノーシューに履き替える。
午前7時41分:沢の分岐地点を通過
見覚えのある道標
ここで沢沿いに広瀬分岐へ向かうのであるが、ところどころに残る踏み跡と、
林業関係者がつけた?赤テープに誘導されてハンディGPSのルートとは違う
方向へ歩き出す…これが大きな間違い
沢沿いということでGPS衛星の補足状況がよろしくなく、現在位置の表示
が前回のGPXデータと10mぐらいの違いが生じている。この状態で進路を
右、左と現況を踏まえてコース取りして歩くのであるが、目的の沢をカン違い
したため間違いに気づかず。
午前8時27分:正規ルートの赤テープを確認し広瀬分岐へ向かう
スノーシューで踏み込むと40センチぐらいは沈み込む歩きが続く、所々の
段差を乗り越えるところではストックが80センチほど潜り込み、スノーシュー
が滑って登れないという状況に遭遇。
午前9時34分:雪の壁
標高:1180m
・・・正規ルートを歩いていると思うのであるが、ここへきて雪の壁に遭遇。
もう少し先に進めば階段状の登山路にたどり着くはずなのであるが
・・・足を掛ける場所もなく、ここまでの経過時間を考慮すると広瀬分岐への
到達は難あり、お手上げ状態である・・・撤退
※写真のストックの長さは125㎝、奥のストックは二段目(80㎝)まで埋まって
いる。 手前のストックは踏み固めた足場へ、奥のストックは踏み固める前の
雪に差した状態。
午前9時38分:帰路スタート
帰路は自分の踏み跡をたどるだけなので順調
午前10時10分:駐車地へ到着
撤退地点からは32分の行程、あっけない。
登り行程のあちらこちらに、あらぬ方向へ向かう登山靴の踏み跡があった。
その踏み跡は突然出現して途中で消失している・・・さまよっているような。
その踏み跡は正規ルートからは逸脱しているのであるが、踏み跡を頼りに
歩くのが常の感覚なので惑わされることが多々あった。
谷間でのGPS案内は大雑把な地図表示にして歩くのが正解、分かっている
のだが・・・雪山でダルマさん状態ではシャレにならない
H26.4.29
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end