先週に続き、今回も積雪期に撤退を経験した山を無雪期のコース再確認という
ことで歩く。
前回の毛無山と違うのは、山伏撤退は登山口までたどり着けずに山歩きを中止
したということである。
先々週末、先週末と週末の土日は富士山が綺麗に見られる天候に恵まれたが、
三週連続で富士山日和(びより)となるのか・・山岳天気予報では晴れであるが。
【H26年05月24日(土)の記録】
コースは
大谷崩れ堰堤前P⇒新窪乗越⇒山伏⇒折返し
⇒新窪乗越⇒大谷嶺⇒新窪乗越⇒大谷崩れ堰堤前P
午前6時10分:駐車地から出発
気温は5℃
↑帰着時の駐車地の状況
どこかのブログに大谷崩れの駐車地について「かなり手前に駐車して・・」と、従来
と状況が変わったような内容の記事があり懸念したが従来どおりの駐車地であった。
いつと比較してのオハナシなのか、駐車地の状況についてモトネタが古過ぎの感あり。
ネット検索で引っ掛からなければ個人の戯言で済むが、知らない人間が読めば
コース選択の懸念材料となる可能性あり。 ゴミ記事は御免である。
新窪乗越手前、1630m付近には残雪あり。
登りは注意して歩けばなんとかなるが、下りは踏み跡を辿りながらの滑り歩き。
午前7時23分:新窪乗越に到着
駐車地からの行程時間:1時間13分
通り抜ける風を予想したが、無風状態であった。
最初の小休止15分とする。
午前7時38分:山伏に向けて出発する
蓬沢の頭を過ぎた展望地から十枚山方向を見る
十枚山の東側(富士川沿い)に雲が広がっている・・これ以上に発達すると
富士山方向の展望に支障が出そうな・・少々心配。
山伏の山頂手前のヌタ場は凍ったまま
午前8時42分:山伏に到着
新窪乗越からの行程時間:1時間04分
気温は16℃
富士山の方向は若干白んだ感じであるが何とか見える
久々に山伏の山頂から見る富士山
ヤナギランは笹の下なのか、姿は確認できず。
しばらくして西日陰沢からの登山者が上がってくる。
その内の一人、メタボ体形の山爺、登山慣れ風の発言多し、イキナリの喫煙。
キレイな空気のところで遠慮なく煙草を吸うこの手の輩は講釈が多い。
昼食を早目に切り上げ、早々に山頂を後にする。
午前9時18分:山伏から新窪乗越へ復路スタート
往路での十枚山方向の撮影を行った地点から十枚山をみる。
雲が十枚山を越えて来ている。
この流れだと、これから向かう大谷嶺も雲に巻かれる可能性大。
午前10時17分:新窪乗越へ戻る
山伏からの行程時間:59分
通り抜ける風が心地良い、5分の小休止。
午前10時22分:大谷嶺へ向かう
いきなりの急坂、これが大谷嶺まで続くのかと思いきやアップ、ダウンの繰返し
で山頂へ向かう。
痩せ尾根を通過する箇所、踏み跡の薄い岩場を通るため少々気を使う行程となる。
途中には雨畑林道への分岐点もある。
午前10時56分:大谷嶺に到着
新窪乗越からの行程時間:34分
東方向の展望は期待に反して雲に遮られてNGであるが、西方向は雲の切れ間
からアルプスが見られる。
大谷崩れの山頂を浸食する動きは止まっていないように見える
↑撮影地の足元直下は崩落状態、上空は雲で覆われている。
ここで2回目の昼食とする。
山伏では山爺に占拠された感のある山頂であったが、大谷嶺の山頂は登頂者は
少なく、落ち着いて休息ができた。
充分な休息の後、12時前であるが下山を開始する。
午前11時52分:新窪乗越へ向けて下る
午前12時14分:新窪乗越を通過
大谷嶺からの行程時間:22分
水の流れる沢の手前にツツジ
登りでは気づかす・・足元ばかり見ているから・・反省
午後01時16分:駐車地へ到着
新窪乗越からの行程時間:1時間02分
登りとの時間差は約10分、岩場、ガレ場が多いので下り行程にしては時間短縮
になっていない。
石、岩の多い道程は膝への負担も通常の山道の下り行程よりも多い。
◎未踏の新窪乗越~大谷嶺を歩けたのが今回の成果、達成感あり。
後記:
安倍奥の山歩きは雲に巻かれた経験が多い。 昨年の大谷嶺歩きも八紘嶺から
大谷嶺と雲に巻かれた状態で稜線を歩いた。
安倍東山稜の山域も富士川沿いに湧き立つ雲で富士山の眺望を遮られることが多
かった。 この地域が富士山展望を期待できるのは秋から冬か?。
オクシズ観光の起爆剤となるか真富士の里・・トイレ改装
ワサビソフト330円はチョット高値感あり、250円あたりがテキトーか。
end
今年は積雪期の山歩きでは途中撤退が続いた。
今回は2月17日に撤退を経験した毛無山を、無雪期のコース再確認ということ
で歩く。
■撤退時の記録 ←はこちら
日程は諸条件により週末・土曜日の山行となる。山岳天気予報は先週の黒岳と
同じく「強風のため不適」であるが、富士山を見るには好条件?と期待する。
【H26年05月17日(土)の記録】
コースは
ふもと原P⇒毛無山⇒大見岳⇒タカデッキ
⇒雨ヶ岳⇒端足峠⇒A沢貯水池⇒東海自然歩道を経由
⇒ふもと原P
午前6時02分:駐車地から出発
気温は8℃
この時間で既に先行車両あり、皆さんオハヤイ
滝まであと15分
↑積雪期には標柱部分まで雪に埋もれていたのだが
↓はさみ石にも雪は無く
・・2月撤退時のコース取りを振り返りながら歩くが、この時期は登山ルートが
明瞭すぎて当時の足取りを思い出せない。
午前6時30分:不動の滝・見晴台に到着
「滝まであと15分」の案内標識からは13分程の行程
ここで10分程度の小休止・軽食とする・・朝食から3時間を経過
近くにはツツジが咲いているが、この標高では少し枯れ始めの感あり
午前7時18分:五合目を通過
行程時間:1時間16分
※積雪期には3時間12分を要している
午前8時11分:富士山展望台に到着
上空は雲で覆われているが、富士山の眺望を遮る雲は無し
午前8時31分:毛無山へ到着 気温は15℃
行程時間:2時間29分
駿河湾の方向は少し霞んだ感じ
早目の昼食タイム?とする。
これから周回コース、8時間行程を歩くので適度のエネルギー補給は欠かせない
午前8時58分:大見岳に向かう
大見岳手前の展望地から田貫湖、長者ヶ岳、天子ヶ岳を見る
田貫湖は写真の左端・中段に見える、右端・中段上あたりが天子ヶ岳、長者ヶ岳
このあたり、花芽はあるが開花時期はもう少し先の感あり。
午前9時10分:大見岳を通過
これを見ないと心残り・・・がんぱって立っています
午前9時17分:某ガイドブックの大見岳?地点を通過
新しい案内標識が整備されているが"ake"となっている表示にアケ??と思った
が・・・"l"が抜けているということに気づくのに少し時間がかかった。
"lake"で湖ということなのだが看板屋さん、気が付かないのかね。
タカデッキ手前の日影部分には僅かに雪が残る
午前9時53分:タカデッキを通過
昨年よりも笹原が刈り払われているが、富士山方向の眺望を遮る林は相変わらず。
午前10時19分:雨ヶ岳に到着
毛無山からの行程時間:1時間21分
一時期撤去?されていた山頂標識であるが復活していた。
2月の積雪期には無かったので、それ以降~5月ごろの作業か。
二回目の昼食タイムとする。
午前10時42分:端足峠向かう
途中には富士桜と富士山
さらに標高を下げるとツツジ
雨ヶ岳~端足峠の道筋は熊笹が刈り払われ、今までよりも歩きやすくなっている。
午前11時36分:端足峠を通過
雨ヶ岳からの行程時間:54分
ここの道標も木柱から新しいものに変わっていた。
午前12時17分:A沢貯水池の根原分岐を通過
午前12時31分:根原の吊り橋を通過
この先の倒木箇所は昨年同様で放置されたまま・・倒壊自然歩道である。
午後01時11分:問題の涸れ沢コースはショートカットルートを選択
昨年あった道標が見当たらない・・少々戸惑う
午後01時20分:四阿(あずまや)に到着
健康ウォークとやらの団体と遭遇、休日歩きの懸念が現実のものとなる。
早々に四阿を退散する・・休憩7分
団体は我が物顔で行動するのでイヤなのである。他人の迷惑顧みず・・である。
静かに風景を楽しみながら歩く・・それが健康ウォークだと思うのですが
午後02時07分:駐車地へ到着
全行程時間:8時間05分
目標の8時間を5分超過、途中のロスタイムを考えれば納得の時間
帰路の国道139号は本栖湖リゾートの芝桜見物(~6月1日)客の車で大渋滞。
本栖湖リゾートを起点に上り、下りとも渋滞なので大迷惑である。
この時期では山頂付近の開花シーズンはもう少し先のようである。
黒岳(御坂)も同様なので、時期をみてもう一度毛無(富士宮)、黒岳(御坂)を
歩いてみようかと。
今季の撤退三ヶ所目の山伏も季節的には無難な頃か、大谷崩れあたりから
雲の中へ突入しない歩きができれば、思うのであるが・・・
後記:
休日の山歩きは色々な登山者と出会う。 老若男女様々であるが大概はこちらの
経験則から判断される行動パターン、人物像に分類される。
・・と思っていたが、今回出会った山ガール?は何れにも属さない、新しい属の括り
の感あり。
山を歩く身のこなしは軽く、山坂を苦も無く歩き進む様は静かに走り去るトレイル
ランナーを見るような。 頼もしい限り、というか圧倒されるパワーを感じる。
・・・山トナデシコ・・・というところか Take care and good job.
H26.5.19(Mon) 一部修正
end
今までの週末山歩きは人出を避けて土・日を外した金曜日が中心であったが、
高速道路の通勤割の制度が4月から変わり通行料金の節約ができないため、
金曜日から土日へシフトした日程を計画することになった。
今回は黒岳の新御坂トンネル⇒広瀬分岐経由のルートを無雪期のトレース確認
ということで一年ぶりに歩いてみることにした。
山岳天気予報では強風のために登山は不適…ということは富士山を覆う雲は無い?
と期待しての山行。
【H26年05月10日(土)の記録】
コースは
・新御坂トンネル入口⇒ 広瀬分岐⇒ 黒岳⇒ 新道峠
⇒ 折返し⇒ 黒岳⇒ 御坂峠⇒ 新御坂トンネル入口
午前6時32分:駐車地から出発
午前7時31分:広瀬分岐を通過
行程時間:59分
※積雪期には2時間4分を要している
ここまでの歩きで、積雪期のコース取りを比較すると渡渉点が二箇所ほど少ない。
全般的に板取沢の南側を歩く道筋となる。
沢の南側を歩きながら対岸を見ると赤テープが散見できるので、積雪期はそちら
を歩いたのだろうと想像する。
無雪期は丸太による土留めをしたコースがハッキリしているのと、踏み跡が明確
であるためコース取りに迷うことはない。
休憩時間8分
午前7時39分:広瀬分岐から黒岳へ向かう
今日も富士山が良く見える
午前8時38分:黒岳直下の展望台へ到着
広瀬分岐からの行程時間:59分
先行の登山者は見当たらず静かな展望を楽しむ。
午前8時50分:展望台から黒岳山頂へ向かう
午前8時53分:黒岳の山頂を通過、新道峠に向かう
午前9時19分:破風山の標識を通過
最高標高点はこの標識の手前
ここからの富士山の展望はヨロシクない
途中の展望地は視界良好
さらに標高を下げると富士桜が満開
午前10時10分:新道峠に到着
黒岳からの行程時間:1時間17分
途中の展望地で写真撮影、さらに老年の登山者と話し込んだりと・・・
20分程度のタイムロスあり。
午前10時13分:新道峠から黒岳へ登り返し開始
この時間は車で写真撮影に来たと思われるカメラ片手の平服の老年集団、軽登山の
熟々女団体とすれ違う。
・・・写真撮影の集団、最初の展望地で満足したのか、すぐに山を下ってきた。もう少し
歩けばもっと展望の開けた景色が見られるのに、もったいない。
午前10時58分:黒岳山頂に到着
新道峠からの行程時間:45分
※写真撮影、休憩せず・・・下りの1時間17分はロスタイム多過ぎ
この後、展望台へ再度移動し、昼食タイムとする
富士山の南側に雲が出始める
午前11時26分:黒岳山頂から御坂峠へ向かう
午前11時54分:御坂峠を通過
団体登山グループが地図を広げて何やら相談中・・・下見をしてないのか?
御坂峠から新御坂トンネルへ下る道程は、ひたすら林の中を落ち葉を踏みしめ下る
ラクな下りが続く。
鎌倉往還を下る道すがら、廃仏毀釈を免れた石仏、その上段には顔のない石仏が
※顔の無い石仏は写真撮影せず
陽当たりよく、風当りの少ない山間にはツツジが
午前12時51分:駐車地へ到着
黒岳からの行程時間:1時間25分
広瀬尾根の花のツボミは未だ時期尚早の感あり
・・やっぱり土曜、日曜は山頂が賑わう・・落ち着かない。
追記:
文化洞トンネル手前の駐車地、「私有地につき無断駐車禁止」と掲示されていたが、
登山者の車で占拠されていた。 その内に閉め出し措置をとられるかも。
end