昨年の山歩きの締め(12月17日)から早くも4ヶ月を経過。
近年まれに見る山を歩かない生活が続いている。今冬は富士山の冠雪が少なく、
富士山を見る山歩きに魅力が無かったのも一因であるが、長年に積み重なった
身の回りの仕事の山を処理するのに忙殺されていた、というのがホンネである。
季節は夏日、真夏日を記録する陽気となっている。この時期に山を歩かない
のは何か物足りない・・というかカラダが山歩きを要求している感が有り有り。
体力、脚力に不安はあるが、久々の山歩きは毛無山(富士宮)を選定、早々に
山行の準備を始めるが、前回は冬ザック、今回は夏ザック。 装備の入れ替え、
携行品の調達等々、なんとも4ヶ月の空白は影響大である。
【H30年04月21日(土)の記録】
自宅出発時の外気温は13℃、天気予想どおりの展開である。
高速道路は土日割が使えるので午前4時の料金所通過という平日の早朝割の
条件は無い。 早起き前提という平日の山行に比べれば時間の制約は緩い。
毛無山の駐車地気温は5℃、予想外の低温である。 山頂での気温は??
準備した装備は完全な夏山スタイル。風除けジャケットは携行しているので
日照とともに上昇する気温展開に期待して山歩き開始。
・午前05時54分
駐車地には既に10台程が止っている。週末、天候良好ということで多くの
ハイカーが出発しているようである。
駐車地を離れて登り行程に入ったところで気温は12℃に上昇。
ツツジは二合目が盛期、山頂へと次第に標高を上げる開花前線の動きは昨年並みか。
駐車地を出発してから1時間10分、なんとか五合目を通過。
気温は15℃、順調に気温は上昇。
途中で先行のハイカー二組を追い越す・・今日の脚力ではあり得ない展開だと思い
ながらも慎重に尾根を登る。
午前8時前に富士山展望台を通過、山頂は近い・・ラストスパート 気温は18℃。
毛無山頂は陽当たり良好 気温は23℃、心地良い風が吹いている。
・午前08時11分
登り行程時間:2H17M
計画時点では最悪三時間かもという予想をしていただけに予想外の好結果で到着。
歩き始め時間がいつもの早朝ハイクよりも遅めであったことが幸いしたのかもしれない。
朝食ポイントへ移動し富士山を見ながらのオニギリ朝食
天候に恵まれて富士山ビューはGood 疲れが癒やされる・・ニギリメシ三個を完食
毎度の最高標高点
此処を踏まないと毛無山を登った感に欠ける
毛無山頂から下山開始
・午前09時27分
気温は稜線から標高を下げるに従い低下傾向・・23℃⇒20℃まで下がる。
携行した補水用のPETボトルはレスキューポイントまで下った時点で一本を消費。
二本目をザックから取りだしてボトルホルダーへ。
下山時の駐車地気温は20℃、駐車状況は満車。
・午前11時25分
下り行程時間:1H58M
下り行程では八合目あたりで勢いよく下ってきた後続のハイカーに道を譲ったが、
このハイカーは途中で失速状態。 このハイカーを下りのペースメーカーとして
追いつかないように休み休みで下る・・一人で淡々と下るよりも単調さが解消された。
帰路では車載の外気温計は25℃を記録、夏日である。 気温差20℃を体感した一日。
無難に歩き始めを終えて幸先の良い山歩き始めの一日。 今年の山歩きは少しスローに。
ツツジの開花前線、ドウダンツツジ、山桜・・春~初夏は山歩きの適期。
アカヤシオ、シロヤシオも見頃を迎える頃・・・「虫の夏」になる前に山を歩きたい。
end
(C) 2008-2018 PPK_Japan. All Rights Reserved.