PPK_Japan ・・・ Leaves dancing in the wind

世の中の柵(しがらみ)から離れ、気ままに、あるがままに

富士山が見える山をあるく 毛無山からの日の出ビュー

2016年12月17日 22時06分19秒 | 富士山を見る

 年内の日の出ビュー山行の締めとして天気予想の推移を見守る日々
…東の雲に邪魔される確率の低い日、目安としては晴天かつ風が強い、という図式に
なるのであるが、加えて気象衛星からの日本上空の水蒸気の流れも補足情報とする。

【H28年12月17日(土)の記録】

 自宅出発時の気温は3℃、西風強し 直前の天気予想は
高度2000m付近:午前6時 気温 -5℃、風向 西北西、風速 18m!
 高速道路の料金所を通過して西富士道路に入る 車載の外気温計は0℃を表示。
厳しい寒さを予感させる。
 駐車地に向かう国道139号路肩の気温計は-3℃、前回よりも3℃程低い気温推移である。
…駐車地での気温は-6℃(車載の外気温計)、手持ちの温度計でも-5℃あたりを示す。

 山頂の気温が気になるが、気温の展開は

登山口: -4℃
四合目: -5℃
八合目~: -6℃
 以後、時間の経過と共に日の出前は-8℃まで下がる -10℃以下を予想したが、-8℃が
最低値。 心配した西寄りの強風は吹かず、北よりの風少々…であるが、指が凍える。

 山の状況は前回同様にヌタ場から
 
 日影部分のみ僅かに雪が残る

 樹氷は消え



 最高標高点は朝日を浴びて

 

 夜明け前の富士山景


 今回も日の出タイムの一時間以上前に到着
汗をかいた身体が冷え込む前に上着二枚を重ね着し、凍えた指でニギリメシ朝食を摂る

 東の雲がないため予定時刻に輝きの始まり



 日の出ビューは短時間で終演



 遠景を妨げる雲はなく、越前岳、伊豆半島の山々、駿河湾の輝きが眼前に広がる


 毛無山頂からの復路スタートは午前8時30分

 下り行程の平均気温は8℃ 陽当たり良好の下りはかなり暑い。

日の出時には上着二枚を脱いでザックの中へ、下り行程ではさらにベスト、ネックゲーターをザックへ収納。

 駐車地手前の林の中で気温の低下を感じる 気温計は6℃を表示。

駐車してあるクルマの気温計は4℃を表示、一帯が冷気の塊りの中に沈み込んでいるような。

 帰路から見上げる富士山


 山頂部分にかかる雲は短時間で形を変えながら南から北へ流れていく

 年内の山歩きは今回の山行にて一区切り 天候に恵まれキレイな富士山ビューに満足の締めくくり。

・・・相変わらず天気予想は外れ感大・・・風についてはいい方向に外れたのでヨシとするか。

 end
 
 誤記修正:H28.12.19

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毛無山は冬化粧 -10℃の朝

2016年12月11日 18時10分42秒 | 富士山を見る

 先週の毛無山あるきは予想した雪は無く、厚く降り積もった落ち葉を踏みしめる初冬の山
の雰囲気
が強かった。
 竜ヶ岳からのダイヤモンド富士ビューはシーズン前半に突入し、毛無山からの日の出ポイントは
ほぼ西端へ達した時期である。

 今回は日の出ビューポイントを前回地点から少し西へ移動してみる。

 自宅出発時の天気予想は
高度2000m付近:午前6時 気温 -8℃風向 北西、風速 14m

 先週は氷結していたヌタ場に氷は無く
  
 踏まれた残雪で覆われている

 稜線の木々は雪をまとい

 最高標高点には僅かに雪が残る

 今朝の街の灯り

 東方の空には厚い雲が拡がる

 朝食を摂りながら日の出を待つ
 
西方から竜の形をした雲が流れてくる

 日の出タイムなのですが

 待つこと数分 雲の切れ間から光

 気温は-10℃
 

 今日の日の出ビューはここまで
 
陽射しの暖かさを体感するひととき

 帰路から見上げる毛無山の稜線と空の境界線は白色

 富士山ビューも良好

 天気予想の強風は吹かなかった 気温についてはまぁまぁの精度か。
自宅出発時に低めの気温予想を見て、急遽防寒対策のウェアをザックへ詰め込んだのが役に立った
…が、日昇後の下山時には無用なお荷物。
 登り・下りでの気温差は-10℃ / 12℃と気温差22℃。 ウェアリングに一工夫が欲しい実感あり。

…今日のハイカーは団体さんが多かった 依然、人気の山の感あり 毛無山

 end

コメント (4)
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富士山が見える山をあるく 毛無山レポートⅡ

2016年12月03日 19時25分07秒 | 富士山を見る

 11月24日(木)は首都圏に初雪の観測…54年ぶりということで、富士五湖周辺の道路監視
ライブカメラで道路状況を確認すると真冬の雪道状態が展開されている。

 突然の降雪ニュースにマイカーのタイヤを早々に夏⇒冬タイヤに交換を実施する。
山行のザックも背面メッシュの夏仕様からスノーシューを背負える冬仕様に交代。 万が一に備えて
チェーンアイゼンをザックの中へ入れる。

 年賀状作りの時期到来という単純な動機で前回に続き、日の出を見る毛無山行を計画する。

 12月3日(土)の毛無山地区の天気予想は標高2000m付近において0時~15時まで気温は3℃,
風は西寄りの風8m~6m、晴天・・・と久々の山歩き日和を思わせる予想である。

 未明の国道139号は朝霧高原近くで道路脇の気温計は0℃を示す、車載の外気温計も同じく0℃
139号を離れて東京農大付近を通過するときには-1℃まで下がる。
 前夜に確認した天気予想とは大きく異なる気温状況に、一抹の不安を感じつつ駐車地へ向かう。

 駐車地気温は1℃、この時期ではこのぐらいの気温が妥当。
見上げる夜空に雲はなく、満天の星がキラキラと輝く・・・が、月明かりは無く、クルマのライトを消すと
暗闇が拡がる。

 山道を歩き始めて林の中に入ると気温は3℃に上昇、不動の滝見晴台あたりまでは気温変化無し。
三合目~四合目にかけてヘッドライトに照らし出された路面は、降り積もった落ち葉が踏み跡を隠し、
緩斜面の分岐でコースアウトしそうになることが数回。

 気温は五合目で2℃に下がり、八合目付近で1℃。 稜線出合い地点では0℃となる。

 毛無山頂は5時31分に到着 日の出の1時間前の到着である。
行程時間:3時間06分 前回比+6分という結果。 落ち葉でタイムロス?の結果か。

 日の出観測地点に移動し朝食タイムとする。 今回はコンビニおにぎりを3個⇒4個に増量。

 街の灯りを見ながらの朝食、気温は-5℃まで下がっているが風はほぼ無風なので寒さを感じず。

 待つこと一時間余、オレンジ色の雲の中から太陽が顔を出す。

 前回の早朝ハイク時に比べて日の出ポイントは西に移動しており、山裾のより低い位置に顔出しとなる。

 日の出直前まではマイナス5℃を維持
 
 日昇とともに気温は3℃まで上昇

 雪は確認できなかったが、霜柱は5㎝程度に成長したものを確認。
 

 毛無山頂手前のヌタ場の水は氷結

 今日の山行の締めは此処
 
 朝陽を浴びる標識板

 太陽高度の上昇と共に薄い雲が朝霧高原上空を覆い始める

 毛無山頂から7時41分に復路スタート

 復路の富士山展望台
 
東方に展開していたオレンジ色の雲は薄くなり、白い太陽が主役

 下り行程はニギリメシを増量した結果か、疲れを感じずに快調に下っていく。
・・・が、二合目を過ぎたあたりで岩をよけて谷側に着地した足が落ち葉の下の木の根に引っかかる。
体勢を崩して危うく谷側斜面に転がりそうになるが、斜面の木の幹につかまって転落の難を逃れる。

 戻った駐車地は満車状態、出入り口の両脇にまでクルマが駐車中
 
 駐車車両は30台程 

 無料駐車場も満車
 
 毛無山頂に雲は無し

 帰路の富士山景は雲が発達中

 今日の毛無山へ登ったハイカーは綺麗な富士山が見られたことだろう…と 山歩き日和の一日。
無事に山歩きができたことに感謝 早朝の稜線歩きで気分爽快 次回も毛無山あるきか。

 まったくあてにならない山の天気予想、外れ過ぎの感あり。

 end

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