台風27号通過後の晴れ間に誘われて山歩き
…毛無山の北に位置する山を目指す…一週遅れのレポート
【平成25年10月27日(日)の記録】
午前6時25分:根原浅間神社入口手前の駐車地 気温8℃
標高:960m
駐車地の管理者へ電話にて連絡、環境整備協力金500円也を郵便受けに入れる
少々肌寒いのでウィンドブレーカを着用する
午前6時36分:駐車地から端足峠に向かう
A沢貯水池の角と角から少し離れたところに道標がある
二つめの道標↓
標柱の下にある案内どおりにA沢貯水池のコンクリート壁沿いに直進して沢を渡り
きったところで金網で保護されたゲートに突き当たる・・・進路を間違えたようである
この標柱下に取付てある道標、下山時には向きが90度右方向へ手直しされていた
・・・遅い!
正しいルートに進むと東海自然歩道の案内看板が見えてくる
水が勢いよく流れる沢を渡り、その先は涸れ沢を遡行する感じの道程が続く
午前7時18分: 自然歩道、登山道の分岐を通過
標高:1060m
午前7時47分:端足峠に到着、気温10℃
標高:1260m?
ややお疲れ気味の標柱
端足峠からの富士山 少し霞がかかっている
午前7時52分:端足峠から雨ヶ岳へ向かう
一旦下り行程になり緩やかな歩きの後は少々キツイ直登となる
山影に入ると気温は5℃、日向は10℃の繰り返し
雨ヶ岳山頂の手前は富士山方向の展望が開けているところが多い
標高:1630m?
紅葉は盛りを過ぎた感があり枯葉が目立つ
午前9時05分:雨ヶ岳山頂に到着、気温10℃
標高:1771,7m
登り行程時間:2時間29分(休憩,ロスタイム含む)
端足峠から:1時間13分の登り
山頂標識は倒れていたので、近くの木に立てかけてた
毛無山方向に続く道
毛無山~雨ヶ岳の縦走は興味あり、問題は周回ルートの設定
午前 9時27分:雨ヶ岳の山頂から端足峠へ向かう
予想したとおり、急な下り行程で落ち葉に覆われた木の根に足を滑らせて転倒する
午前10時19分:端足峠へ到着
下り:52分
この時間での端足峠からの富士山
陽射しに暖められた山肌から雲が湧きたち始めている
眼下に見えるA沢貯水池と道端のリンドウ
午前10時23分:端足峠から竜ヶ岳へ向かう
竜ヶ岳の北側の斜面は泥が水気を含んで歩きにくい箇所がある
この時間では先行登山者の踏み跡は少しだけ・・・
山頂手前の笹原歩きは安倍奥の青笹山の雰囲気に似ている
午前11時02分:竜ヶ岳山頂へ到着
標高:1485m
端足峠から:39分の登り行程
竜ヶ岳山頂は大勢の登山者で賑わう
団体の一団が去ったと思うと次の団体が上がってくる・・・高齢者が多い
山頂からの富士山・・笹原が右下がりなので傾いて見えるが水平レベルは取れている
竜ヶ岳は、お手軽登山の人気コースらしい。老若男女入り乱れて大勢のハイカーで
にぎわう …静かな山頂を望むなら日曜日は外したほうがよいかも
午前11時32分:竜ヶ岳山頂から端足峠へ向かう
登ってきたときの落ち葉だらけの路面状況は一変、団体さんの踏み跡で黒々とした
土が露出
端足峠へ下る手前で本栖湖
午前12時03分:端足峠を通過
午前12時57分:根原浅間神社入口手前の駐車地へ戻る
雨ヶ岳、竜ヶ岳の二山歩きの行程時間:6時間21分(休憩、ロスタイム含む)
お天気の回復を待っていたら日曜日の山歩きとなってしまった
やっぱり日曜日は避けたい・・・山頂が騒々し過ぎる 子供が走り回る、オバちゃんがはしゃぐ
山蛭、熊もいやだが、団体さんも・・と、山頂で化粧なおしをする山オンナ、
お湯を沸かしてカップラーメン、ビールで盛り上がるオジサン連てのも興醒めな感あり
今回の登り~下りの行程は以下のとおり
※元図は国土地理院「ウォッちず」から転載
H26.4.29
Blog移転に伴うHTMLの不具合を修正
end
前回の毛無山の歩きでは大見岳を誤認していたので、再び標高最高地点の大見岳を
目指すことにした。
今回は二回目の歩きとなるので、先週の歩きで見落としていた箇所の確認と、ストック
を使わない登りに挑戦してみることとした。
【平成25年10月18日(金)の記録】
午前6時30分:毛無山駐車場を出発、気温は9℃
先週とは異なり閑散としている
午前7時07分:不動の滝・見晴台に到着…小休止
見晴台は登山ルートの脇にあるが、下ばかり見て歩いていると見落とす
山頂手前の富士山展望台からの富士山
本日、唯一の富士山頂が見えた瞬間
午前9時21分:毛無山頂に到着、山頂気温は5℃
行程時間:2時間51分(休憩、写真撮影時間含む)
…前回と比較して13分の短縮、休憩時間を少なくしたのが要因?
ストックなしウォークの登りコースを体感
富士山方向は雲が湧きあがり始め、この後は毛無山頂もガスの中に
午前9時53分:大見岳山頂に到着
標高:1964m…間違いなく毛無山の最高地点
ハンディGPS上のピーク点と現地状況を照合しながら山頂を発見
…見つければ何てことないポイントだが、誤ったガイドブックの「大見岳」地点が
先入観としてインプットされていると、確実に見逃す山頂である。
某ガイドブックで「大見岳」と表記されている地点は標高1959mの山頂であり、
この山塊の最高地点1964mではない。 出版社の誤植と思いたい。
午前10時31分:毛無山の山頂から下山開始
地蔵峠ルートを下る。台風26号の通過後の倒木、出水を心配したが、枯れ木や
枯れ枝の散乱による歩行不可の状況はなかった。
下りは転倒防止のためにストックを使う。
午前10時54分:富士山が展望できる地点を通過
標高:1730m近辺
富士山方向は雲に遮られ眺望なし
午前11時45分:水場を通過
標高:1380m近辺
水場を少し下った地点から水場方向を見る。 左手が下ってきたロープ場方向。
この水場から10~15m下った対岸にある取り付き地点、見逃しやすいので注意。
午前12時18分:一つ目の水が流れる沢を渡る
標高:1210m近辺
午前12時21分:二つ目の沢を渡る…渡る先は中洲
標高:1200m近辺
沢が二本並行している地点の渡渉開始ポイント
午前12時25分:中洲から対岸へ沢を渡る
標高:1170m近辺
対岸への渡渉ポイントが分かりにくい
これは渡った先の岸から中洲方向を撮影
午前12時55分:比丘尼の滝を通過
午後1時00分:三つ目の沢を渡る
標高:960m近辺
渡渉ポイントを見過ごしてしまい、突き当り地点で対岸へ渡る
対岸から正規な渡渉ポイントを見る
この地点には、すぐ左側にガレた登山道のように見える斜面がある。
地蔵峠ルートを登りに選択した場合、ここで対岸へ渡渉するのであるが、コース
に不案内な登山者は逆方向のこのガレを登る可能性が高いと思われる。
以前、地蔵峠ルートを下ったときに行き会った登山者は道に迷って云々と言って
いたが、話の内容から察するにこのガレを登ったのだろうと思われる。
午後1時07分:四つ目の沢を渡る
標高:940m近辺
対岸には取水用と思われる樹脂パイプが見える
三つ目、四つ目の渡渉は同じ沢である。一つ目、二つ目は各々異なる支沢と
思われる。
午後1時21分:駐車場へ到着
下り行程時間:2時間50分(休憩、写真撮影時間含む)…直登ルートの登りと大差なし
第一地蔵峠からの下りでストックにゴムキャップを装着したが、気づかないうちに
途中で左右共に脱落していた。 持参した予備のゴムキャップで対応する。
午後2時18分
国道139号から毛無山方向を見る
山頂部分を雲に覆われた後方の山が毛無山
前回のルート図に文中の沢の番号を①~④で表記、最高標高地点に大見岳を追加
※元図は国土地理院「ウォッちず」から転載
H26.4.29
Blog移転に伴うHTMLの不具合を修正
end
この記録は毛無山(天子山塊)の山頂から地蔵峠を経由して下ったときの記録である。
麓の駐車場から毛無山頂への登りの記録は前編にあり。
【平成25年10月12日(土)の記録】
午前11時10分:毛無山の山頂から下山開始
午前11時18分:直登ルート、地蔵峠ルートの分岐を通過
山道は落ち葉が雨に流されて路面の堆積しやすい箇所に集まり山になっている。
しばらく緩やかな下り道が続く。
午前11時22分:標高1891m地点にて倒木地点を迂回して通過
標高1850m付近から斜度が少しきつくなり、路面も滑りやすい。
午前11時44分:富士山が展望できる地点を通過
標高:1730m近辺
手前でコースが二手に分かれているが、谷側のルートを選択すると展望地点へ出合う
午前12時03分:地蔵峠に到着…第二地蔵峠?
標高:1560m近辺
ここから下部へ抜けるルートが現行ルートか。
金山遺跡と謳われているが、見渡す限り何処にあるかは全く分からない
地蔵峠は二つあり山梨側の説明では第一と第二と呼び分けられているとか
毛無山から下ってきて最初の地蔵峠が第二地蔵峠ということになる
第二地蔵峠からの富士山展望
午前12時09分:第二地蔵峠を出発
第二地蔵峠から第一地蔵峠へは一山越えることになるが、この道が狭いうえに
両脇から笹が迫ってくる状態で少々心細くなる道筋である。
午前12時16分:第一地蔵峠に到着
標高:1520m近辺
下部(しもべ)への矢印があるが見た限りでは廃道である。
道標と双体石仏、新しいお地蔵さま
午前12時24分:第一地蔵峠を出発
第一地蔵峠から麓方向へ下るところは一気に高度を下げる感じの道が続く
路面は岩が砕けて出来た煉瓦、コンクリートブロック大の石が一面に拡がっている。
山の上から崩れ落ちてきたとは思えない散乱状況である。
午前12時39分:水場を通過
標高:1380m近辺
ロープを伝って降りた先に水場と出合う
この水場が源頭部となっている沢を10~15m程下ったところを対岸の
山側へ登る行程となるが、この対岸へ登る箇所が分かりにくい。
気づかずに沢を下っていくと予期せぬ沢下りコースに迷い込む可能性あり。
午後1時07分:金鉱石を焼いた窯跡を通過
標高:1310m近辺
窯跡が三箇所程確認できたが、原形を察するに石積みの大きなカマド
という感じか。
午後1時17分:水が流れる沢を渡る
標高:1210m近辺
渡り切った対岸から渡渉ルートを見る
ここから先、大きな沢(水あり)を渡る箇所が三ヶ所程あるが、下流へ行く
ほど沢の幅が拡がり、渡る先のルートを見失いやすい。
とくに沢が二本並行している箇所では中洲を下るのか、対岸へ渡るのか迷った。
踏み跡、マーカーテープが無いので状況判断を誤ると予期せぬ沢下りとなる。
午後1時22分:大きな沢を渡る
標高:1170m近辺
午後1時50分:比丘尼の滝を通過
標高:980m近辺
比丘尼の滝の案内看板と、看板なしの比丘尼の滝の図
午後2時14分:駐車場へ到着
・下り行程時間:3時間04分(休憩、写真撮影時間含む)…直登ルートの登りと同じ
第一地蔵峠から麓までの道筋は沢沿いに谷間を下るのが主であり、直登ルートが
尾根筋を登るのとは対照的なコースである。
谷沿いでのハンディGPSの受信状況は衛星をロストすることがなかったのが今回の
救いであった。踏み跡なし、マーカーテープ無し、GPSがNGの状況であったら道迷い
で下山に苦労したかもしれない。
H25.10.19 誤記訂正
今回の登り~下りのルートは以下のとおり、赤矢印は沢を渡る箇所を示す。
※元図は国土地理院「ウォッちず」から転載
H26.4.29
Blog移転に伴うHTMLの不具合を修正
end
富士山周辺の山で、あまりにも富士山に近いため「富士山が見える山」の
山歩き候補の優先度を下げていたが、紅葉が綺麗かも?という期待を持って
歩くことにしてみた。
10月に入っても30℃を超す日が何日もあり、今回の山歩きの服装を夏か
秋か迷ったが最終的には夏の服装を選択した。
【平成25年10月12日(土)の記録】
午前6時40分:毛無山駐車場を出発、気温は15℃
標高:868m
駐車料金は一日500円、備付けの封筒に車両番号を記入し収納箱へ投函。
金鉱石粉砕機と案内されているが草が繁茂していて近づけない
地蔵峠、直登ルートの分岐点
直登ルート、露出した岩歩きが大半、かつ段差が結構あるため膝への
負担が大きい。ストックが有効に使えないのでさらに体力の消耗が増加する。
午前7時21分:不動の滝・見晴台に到着…小休止
午前7時32分:不動の滝・見晴台を出発
午前8時02分:レスキューポイントに到着
午前8時04分:レスキューポイントを出発
午前8時18分:五合目に到着…小休止
午前8時27分:五合目を出発
午前9時21分:富士山展望台に到着
この時間帯では富士山方向には雲があるため眺望不良、南方向を見ると金山・雪見岳
午前9時24分:富士山展望台を出発
午前9時33分:北アルプス展望台を通過
毛無山頂手前のヌタ場
午前9時44分:毛無山頂に到着、山頂気温は20℃
標高:1945.5m
・行程時間:3時間04分(休憩、写真撮影時間含む)
一等三角点と山頂からの富士山…靄がかかってハッキリと見えない
午前10時08分:大見岳へ向かう
途中の木陰道には多数の鹿の糞あり
午前10時22分:大見岳へ到着
毛無山へ向かう案内と、GPS上では大見岳の標高が最高であろうとおもわれるエリア
※ハンディGPSでは毛無山山頂から大見岳に向かって、大見岳手前のピークが大見岳
よりも標高が高い結果となっている。
国土地理院の地図上の等高線で見ても10m等高線一本の差があるように見える
…が真偽のほどは???
国土地理院の地図では、そのピークの箇所に▲マークと小さく「毛無山」の表示が
ある…思うにそのピークが本来の毛無山のピークなのではと…1964mの表示もあり!
追記:どうやら1964m地点がこのエリアの最高地点=大見岳となるらしい
1959m地点のピークは名前なし?
そのピーク近くの展望地から富士山を見る
紅葉と組み合わせて
午前11時01分:毛無山の山頂へ再度到着
この山は熟年というか高齢の男女ペアが多い。一見70越えと思われる翁も居たが
その体力に敬服する。
午前11時10分:毛無山の山頂から下山開始
この後は地蔵峠方向に下る行程を辿る・・後編に続く
H26.4.29
Blog移転に伴うHTMLの不具合を修正