先週末から毛無山塊の秋期ダイヤモンドビューの時期となったが、
天候条件に恵まれず撮影予定は次々と見送りとなる。
今回は、予定していた撮影地の最終候補日…だが、直前まで低気圧
の通過で該当山域は雨模様。
行動日の天気予報は「晴れ」、昨年同日も同じ条件でダイヤモンド富士
の撮影は成功している…ダメ元でお出かけ 😊
【R2年10月24日(土)の記録】
午前0時、自宅出発時の気温は16℃。
眠気覚ましのカップコーヒーを買うべくコンビニに立ち寄るが、
「ただ今機械の清掃中でお売りできません」とのこと。
しょうが無いので缶コーヒーで代替する…なんか出足不調な感 😫
行程時間に余裕が無いので、高速道路はいつもの85キロ設定から
95キロ設定にしてクルマを走らせる。
駐車地へと向かうR139、路面が濡れている…直前まで雨か?
到着した駐車地の気温は9℃、見上げる夜空には星の輝きが見られる。
LEDライトを足元照明、遠方照明と二つ装備して登山口へと向かう。
不動の滝・見晴台でお決まりの休憩をして山頂を目指す、気温は13℃。
レスキューポイントの手前の林の中、ガサゴソと動物が移動する足音。
ユックリとした動き、鹿ではない…大型のカモシカか、それとも?
5合目を過ぎたあたりで気温は11℃に下がる。
頭から出る湯気がヘッドライトの光軸上に流れる。
標高を上げるにつれて気温は低下。
ヘッドライトの光軸上に細かく光る粒子が増えてくる…霧が出始め。
濡れ落ち葉、濡れた岩…と滑る条件が揃ったトレイルに冷や汗 😨
毛無山頂到着時の気温は6℃。
早朝ハイクの行程見込み時間内にて到着…だが白い世界 😓
休む事無く、今日の撮影ポイントへ移動する。
撮影ポイント着はダイヤモンドビュータイムの1時間前、気温は6℃。
東側の山裾から吹き上げてくる霧と風、動きを止めたカラダは冷え始め。
今回も装備は夏山仕様、昨年の経験を踏まえ準備しておいた防風ジャケット
を着る。 手袋もフリース仕様のものに取替えて日の出待ち。
待機時間は朝食タイム、今回から出番の保温水筒の生姜紅茶で温まる。
待つこと一時間、霧も風も止まず…陽光は見えず。
毛無山頂へ戻る
午前6時52分:下山開始
地蔵峠分岐の紅葉
ここからは往路を戻らず地蔵峠へのトレイルを下る。
往路の直登ルートも落ち葉が多かったが、こちらは更に多い。
第二地蔵峠手前の紅葉
第二地蔵峠 気温は8℃
毛無山頂から約1時間で到着
富士山方向の展望は雲に遮られてNG
ここで防風ジャケットを脱ぎ、LEDライト装備を外して
夏仕様の昼歩き装備に戻る。
小ピークを越えて第一地蔵峠
ここからが難所の下りの始まり
堆積した濡れ落ち葉、苔むした岩、採石が散乱したような荒れた路面。
滑る、引っかかる
…トラバースする山腹斜面のトレイルの幅は狭く路肩は脆い…😨
下り始めの渡渉点は比較的ラクに渡れるが
沢沿いのトレイル歩き、滝を流れ落ちる大量の水を目にする。
その下流の谷間に湧上がる雲…地蔵峠方面からの雲の発生源を確信する。
…通行止めの崩落箇所 気温は12℃ GPS標高は1131m
写真では分かりにくいが手前右下の岩から下は切れ落ちている。
前方の岩壁は対岸…以前に張られていたロープがぶら下がっている。
詳細は略 オススメは出来ない ステンレス水筒が崖下に転がっていた😲
ピンクテープに助けられて最終渡渉ポイントへ
水量が多く渡渉箇所を探す…慎重に…が、濡れた岩で足を滑らせ片足ドボン!😱
第二地蔵峠からの下り歩きは廃道歩きの趣き感。
以前に歩いたイメージとは大きく異なる印象あり。
ユルリと下るつもりの下山行程、予定時間を1時間超過して駐車地へ戻る。
気温は13℃。
駐車地は神社の前の空き地を含め満車状態。
消費したPETボトル500mlは1本。
第一地蔵峠からの下りは沢沿い谷間の環境で湿度高め、陽当たり少なめ。
岩は苔むし、落ち葉が堆積しトレイル路面は滑りの危険度大。
…2020年の秋期ダイヤモンドビューチャレンジは初戦敗退 😥
帰路の最高気温は高速道路で24℃。
自宅到着時の気温は22℃、昼間は暑さを感じる。
次回からの山歩き装備は秋冬仕様に?
UP:2H57M
Down:4H05M
end
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地蔵峠コースはあなどれませんね
・・・地蔵峠コース、通行止めの扱いですが、時間に余裕があったので下ってみました。
毛無山頂から第二地蔵峠まではノンビリでしたが、第一地蔵峠からの下りは多難でした。
雨後で沢の水量が多めなのと、堆積した濡れ落ち葉、苔で滑りまくり。
崩落箇所は十二ヶ岳のロープ場、鎖場のような落差は無いですが、養生されていないので自己責任で対処ですね。
「通行止め」なので(笑)
ノンビリ下れるイメージが有りましたが、今後は敬遠かな。
まぁ、崩落箇所を通過したあと、後続のトレランのハイカーに追い越されたので「物好き」は居ますね(笑)
山歩きは怪我に注意・・・ですよね