先週の竜爪山あるきでは富士山展望が期待ハズレ・・・ということで富士山に近い山である越前岳を
目指してみた。
越前岳は昨年の10月に歩いたが霧のために富士山展望はNG、今回は展望を期待しての再挑戦の山行。
【H27年12月26日(土)の記録】
前日の25日の昼間は晴天、26日も晴天の天気予想。念のために前夜20時過ぎに雨雲レーダを見ると
富士山の南側を赤色表示の雨雲が通過中である…局地的な大量降雨、これは少々嫌な展開の予感である。
未明の高速道路から富士山方向を見るが、月明かりの下に見えるのは南側に広がる雲。
午前05時49分:駐車地に到着、気温は2℃
先着のクルマは三台あり。
午前06時24分:空が明るくなるのを待って出発
越前岳山頂は雲に覆われている
午前07時00分:馬の背を通過
富士山の南側の雲は停滞したまま
午前07時34分:平坦地を通過、気温は-2℃
山頂を覆っていた雲の中に入ったようである
富士山方向の展望はNG
午前07時53分:山頂手前の展望地(1386m?)を通過、気温は-2℃
霧氷と霧で完全に展望なし
午前08時06分:勢子辻分岐を通過
馬の背、平坦地と共に新しい道標が立っている
午前08時15分:越前岳の山頂に到着、気温は-4℃。 完全に雲に覆われた状態。
上空の雲が少し薄くなると白い世界が輝く…朝飯タイムとする…風が冷たい。
時間が経てば富士山方向の展望が開けそうな感じであるが、呼子岳を目指す。
午前08時44分:越前岳から呼子岳へ向かう
痩せ尾根の山道を一気に下る感じの歩きとなる。
標高1280mあたりまで下ると緩い上りに転じる
午前09時12分:一つ目の小ピーク(1306m?)を通過
越前岳越しの富士山が見える。 再び呼子岳に向かって下りの歩きが始まる。
午前09時19分:高場所(1297m?)を通過
西方向の展望は良好、西に下る分岐ルート有り
ここから標高1256mあたりまで下って呼子岳直下の登りとなる
午前09時28分:呼子岳に到着、気温は2℃まで上昇
富士山方向の展望は木の枝が写り込む
山頂直下の展望地の方が障害物は無く、山頂よりも富士山は良く見える
手前から高場所、小ピーク、越前岳と展開された向こうに富士山が見える
午前09時45分:呼子岳から越前岳へ向かって復路スタート
午前10時36分:越前岳の山頂に戻る
山頂を覆っていた雲は無くなっていたが、富士山方向の雲は相変わらず…
往路よりも山頂は多くのハイカーで賑っている ランチタイムの感あり。
午前10時39分:駐車地へ向かう
途中の展望地で富士山方向の雲が切れるのを待つが…あきらめて山道を下る
午前11時54分:駐車地に到着、気温は6℃
駐車場は大入り、相変わらず人気のあるハイキングコースである。
今回の締めはココ 天ぷら蕎麦(1,728円也)を注文する
…どうも期待ハズレ、接客は一流なのであるが汁、麺、とくに天ぷらはハズレ、三流(私的に)
観光地相場にしても高値感は否めない 600~800円ぐらいが妥当な感じ 散財。
午後になっても富士山の南側には雲が拡がる 越前岳の方向からは雄姿は見られずか
午後3時頃には一旦雲が切れたようであるが、その後は再び雲が発達して雄姿は見えずの展開。
越前岳からの富士山展望は二回目もNG、次回は降雪状況と天候に恵まれた日程で三回目を・・・
end
天候不順で先週は山歩きから遠のいていたが、今週末は久々の冷え込みと共に晴天予想である。
年内に未踏の山域を減らしたい・・・ということで安倍東山稜の最南端?に位置する山、竜爪山を選んでみた。
安倍奥に向かうときにはこの山を右手に見てクルマを走らせるのであるが、なぜか山行のきっかけ
がなかった山である。。
この山は標高が約1000mの双耳峰、国土地理院の山地図を見ると山頂に向かう道筋は複数ある。
先週の万二郎岳、万三郎岳の行程は標高差も少なく、今一つ山を歩いた感がなかった。
今回は歩きの起点を標高106m、竜爪山(文殊岳)の山頂1040mと、標高差900mの行程を計画する。
【H27年12月19日(土)の記録】
新東名の新静岡ICを降りて県道へ合流する。
午前06時20分:駐車地へ到着、気温は4℃。
晴天ではあるが時間の割には薄暗い。山に遮られて太陽の光が届くのが遅い感あり。
午前06時48分:明るくなるのを待って東海自然歩道を目指して歩き始める。
歩くこと数分、上り坂のところで道標を見い出す
住宅街を抜け、茶畑の拡がる傾斜地へと続く舗装された農道を歩く…上り坂が続く。
午前07時23分:舗装された農道を離れて荒れた路面の山道へ進む 気温は1℃
掘割りのような道が暗い杉林の中に続く。
地理院の地図では、もう少し先まで舗装路を進んでから山道へ合流するようになっているが、道案内の
表示に従って歩く…杉林の中で道脇に立てられている道標を見つけて一安心。
暗い杉の木立ちの中を歩くこと約30分、気温は3℃であるが行動に伴う身体の発汗が多くなってきた
ため保温用の上着を脱ぐ。
午前08時07分:ベンチが設置された地点へ到着 標高550m近辺
小休止10分程
進行方向と逆の方向に不動の滝?への案内有り
午前08時22分:舗装路に出合う
地図には載っていない想定外のコンクリード装路、クルマが通った痕跡は見られない。
午前08時50分:鉄塔の基部を通過、ベンチあり
この先に中電の道標?、分岐が散見される。 巡視路を兼ねているのか、支道が多い感あり。
午前09時08分:若山(844m)を通過
「若山」こんな山があるとは・・・知らなかった
ここから想定外の標高差100m下りが始まる
地図上では稜線歩きなので展望を期待したが、枝葉が蜜に重なった杉林の間を抜けていく道筋のため展望はNG
午前09時14分:若山北分岐を通過
桜峠?
午前09時22分:行翁山(759m:ぎょうおうさん)・・・これも知らなかった
通過点は実際のピークから20m程低いところにある。山頂はもう少し南東に位置している。
地理院の山地図では山道は山頂を通過しているが、現況は西に下がったところを通過。
午前09時27分:巡視路分岐? 則沢分岐?を通過
午前09時43分:鉄塔基部を通過
午前10時00分:則沢分岐を通過
道標に則沢分岐と書かれているのでコレが本物?
午前10時10分:文殊岳に到着 気温は4℃
富士山の展望は・・・
駿河湾越しに伊豆半島が見える。 ここで30分の休憩、昼食タイムとする。
次第に穂積神社の方向から上がってくるハイカーで山頂が賑わう…お達者クラブで占拠された感あり
午前10時40分:文殊岳から薬師岳へ向かう
午前10時51分:薬師岳(1051m)へ到着
薬師岳の山頂は「昼なお暗き」という表現がぴったりの陽当たりの悪い環境である。
午前10時56分:薬師岳から復路スタート
午前11時09分:文殊岳を通過 気温は7℃まで上昇
再度、杉林の中に入り日陰歩き・・・標高を下げるが気温も下降・・・4~5℃を維持
午後01時31分:駐車地へ戻る 気温は11℃
下り行程時間:2時間35分
予定した行程時間を超過してしまった歩きであった。 事前調査不足の反省しきり。
運動量に不足はないが富士山展望は何とも中途半端、今年の歩き納めと思ったが如何に?
予想どおり竜爪山のハイキングルートは穂積神社方向からのハイカーが圧倒的多数。
今回の起点とした牛妻地区から東海自然歩道を経由して竜爪山を目指すハイカーは少数派のようである。
標高データの実績は以下のとおり
次回この山を目指すとしたら春先ぐらいまでがベストかもしれない。 夏は大量に虫が発生しそうな山域である。
end
個人的には富士山周辺の山域の中で、伊豆半島に未踏の山が多い。
地理的に不案内であるというのが伊豆エリアを遠ざけている大きな理由であるが、
毎度の渋滞経験も伊豆を遠ざけている一因でもある。
今回は、いつも富士山の向こうに見る伊豆半島から突き出て見える万二郎岳、
万三郎岳を山行の目的地としてみた。
【H27年12月06日(日)の記録】
未明の高速道路を降り、午前4時過ぎに国道136号線にのる。早朝なので
渋滞はなかろうと思っていたが、この時間に観光バスの車列が先行する展開となる。
渋滞ではないがバスの車列は法定速度で安全運転、伊豆スカイラインまでの行程も
こちらが組んだ道筋と同じ。 少々うんざり気味で金魚のウンコ状態でバスの後ろを走る。
伊豆スカイラインでバスの車列と離れ、遠笠山道路を終点に向かって走る。
午前05時32分:天城山登山口駐車場に到着、気温は4℃
先着のクルマは数台、駐車場で幕営のグループ一組。
午前06時17分:空が少し明るくなるのを待って出発
午前06時37分:四辻を通過
しばらく平坦な歩きが続く、登り勾配になると防腐剤注入木の土留め階段が始まる。
大きく土留めが崩れている箇所があるが、通行に支障なし。
気温は一旦3℃まで下がったが、時間の経過と共に4℃~5℃の間を推移する。
午前07時31分:万二郎岳の山頂に到着
山頂の回りは林で囲まれ、富士山の展望は大きく期待ハズレ。
早々に万三郎岳へ向かう。
万二郎岳の山頂から西へ少し下ったところで視界が開ける
曇り空の下、露出不足の感あり
午前07時57分:馬の背を通過
この道筋は富士山展望は期待できないが、相模灘方向は展望が開けている
馬の背を過ぎると馬酔木(アセビ)のトンネル
この時期には花は見られ無いので・・・
午前08時16分:石楠立(はなだて)を通過
北側に崩落地帯が見られる
万三郎岳の手前にてシャクナゲの案内
アセビ同様、花は時期外れなので・・・
午前08時47分:万三郎岳に到着
山頂から富士山方向は僅かに展望が・・・葉が茂っていたらNG
午前08時53分:下山開始
尾根筋を西進する 富士山展望を期待するが、疎林に阻まれてダメ。
相模灘方向の展望は開けている箇所は所々にあるのだが。
午前08時58分:万三郎岳下分岐点を通過
復路は北尾根を下る。
木の土留めがハードル越え状態になった道筋が続く・・・登り行程ではキツソウな
わずかに富士山方向の展望が開ける地点がある
午前09時29分:北尾根の下りから山腹を東進する道筋を進む
大きな岩がゴロゴロとした道筋なので踏み跡が明瞭でない箇所が多い
午前09時36分:涸沢分岐を通過
地理院の山地図では、ここから北に向かう道が書かれているが現況は踏み跡なし。
再び東進して標高を70m程下げると起伏の少ない平坦な歩きが続く。
途中で進路は東進から尾根を回り込んで北進となる。 山腹をトラバースする歩き。
石柱101地点の道標を過ぎたあたりから再び東進へ転じる。
標高は駐車地と同じぐらいの平坦な歩きが延々と続く。 少々ウンザリ感あり。
午前10時44分:四辻を通過
やっと戻ってきた感あり。 復路で挨拶を交わしたハイカーは10名ほど。
午前11時03分:駐車地に戻る、気温は6℃。
立派なトイレ設備です。手前の駐車場はほぼ満車、奥の駐車場に数台。
すべてがハイカーのクルマなのかゴルフ目的なのか・・・登山者用、とは書かれているが。
伊豆半島の最高峰、富士山展望は最高峰・・・ではなく大きく期待ハズレ。
持参したオニギリはザックの中に入れたまま、食べる気にもならず。
ということで締めはココ
人気の店なのか待ち時間40分で席につく。
野菜蕎麦(温)と揚げたてがんもどきをオーダーする。
混んでいるが接客ヨシ、麺と野菜は旨い・・・が、麺つゆが???残念。
次回来るとしたら(冷)の蕎麦メニューで挑戦したいところ。
・・・帰路は渋滞にはまる、伊豆半島 やはり遠かった
今回の標高データは以下のとおり
雑感:万三郎岳を目指すなら、万二郎岳を経由して歩くほうが山歩き感あり。
end
先週の黒岳ハイクは霧中ハイクとなり富士山は全く見えず、
ということで今回は出直しの黒岳へ早朝山行。
【H27年11月29日(日)の記録】
富士山が見えることを期待して深夜の高速道路を走る。
夜半に吹いていた強風は午前0時を回る頃には弱まり、幸先の良い展開となる。
高速道路のインターチェンジを降り、未明の国道を駐車地を目指して走る。
道路脇の気温表示は6℃⇒2℃⇒0℃⇒-2℃と推移、気温表示のないところ
では車載の外気温計は-4℃を記録する。 「道路凍結注意」の看板に納得。
午前02時15分:駐車地の気温は2℃、予想よりは少し高めの感じ。
午前03時00分:軽く腹ごしらえをして早朝ハイク開始
暗い林の中をヘッドライトの明かりを頼りに歩を進める。
ライトの明かりに反射して光る目玉が二つ…鹿?と思ったが、よく見ると樹上である。
フクロウの類と思われるが、視線がこちらの行動を追いかけている。
午前03時54分:つづら折れの開始ポイントに到着、気温は0℃
午前04時34分:広瀬尾根の分岐点を通過、気温は-2℃
午前05時44分:撮影予定地に到着、気温は-4℃、北風が冷たい。
富士山の展望を遮る雲は無し 心配なのは東の方向に展開する雲の流れ。
-5℃を想定しての防寒イヤーパッド、レッグウォーマの装備が役立つ。
日の出時間まで待つこと40分
わずかに山頂が紅色に染まる・・・予想外に富士山頂の冠雪が少ないことと、
この時期の日の出地点がかなり西端に寄っているため、今回の撮影地点からは
紅富士は時期尚早というのが結論。
午前07時10分:撮影機材を撤収し黒岳の山頂に向かう
午前07時25分:黒岳の山頂を通過、新道峠の展望地を目指す
新道峠ルートの展望地から見る富士山
午前08時24分:新道峠に到着
午前08時32分:新道峠から黒岳へ復路スタート
午前09時27分:黒岳の山頂を通過
午前09時31分:展望地を通過
復路は御坂峠ルートを歩かずに、早朝に登ってきた往路を下る。
早朝には見られなかった昼間の富士山ビュー、西側に雲が拡がり始めている
少し標高を下げて
さらに標高を下げると
尾根筋の最終展望地
ツヅラ折れを下りきったところにある沢の源頭部?と、沢筋から離脱する地点の流れ
沢の水音に心地よさを感じる…ストックと靴の泥を洗い流して気分一新。
御坂峠ルートには沢は見られないが路傍の石仏を探す楽しみは有る。
午前11時36分:駐車地に到着、気温は6℃
行程途中では13℃まで気温は上がることもあったが、日影に入ると気温は低い。
次回以降の山行はクルマのタイヤを夏⇒冬に履き替えは必須の感あり。
今回の締めは毎度おなじみのこのお店
今年3月末に開通した新倉河口湖トンネルを通ってみた…渋滞もなく従来よりも短時間で到着。
店内はほぼ満席、なんとか一人分の席を確保 肉キンピラを食す 完食!
デッカイ富士山ビュー、旨いうどん、と見てヨシ、食べてヨシの一日 充実感あり
end