PPK_Japan ・・・ Leaves dancing in the wind

世の中の柵(しがらみ)から離れ、気ままに、あるがままに

富士山頂は白さを増す

2017年11月24日 20時49分07秒 | 富士山を見る

 11月22日(水)~23日(木)の低気圧通過で富士山頂は本格的な冠雪状態となる。
前回の山歩き(11月20日(月))では冠雪は斑状態、天気は曇り、と富士山ビューと
しては満足できるものではなかった。

 23日(木)の冠雪状況を見て、晴天確率の高い翌日に再度の安倍奥歩きを計画する。
前回の反省を踏まえ、グローブはインナーとアウターの二重仕様、上半身のインナー
は長袖のシャツを重ね、下半身はハーフパンツを追加して保温対策を強化する。

 ザックは背面メッシュの夏ザックから冬仕様の30リットルザックへ、冷え込み
対策用のダウンジャケットを中へ詰め込む。

 自宅出発時の外気温は6℃、山行起点の駐車地では-2℃。 前回よりも30分
ほど早めの到着、上空は満天の星。

 LEDライトを点灯し、雲に邪魔されない富士山ビューを期待して歩き始める。
到着した展望地の気温は-6℃、富士山方向から吹き付ける風が冷たくて強い。
 
 イヤーマフで耳を保温する

 今日の1st View

 日の出前 カメラを持つ手が凍える

 待つこと30分
 
 日の出直前

 穏やかな日の出

 熱い紅茶でカラダを温めながらのオニギリ朝食とする

 気温は-2℃

 手前も上空も雲は無し

 日射しは暖かいが、風は相変わらず冷たくて強い。
太陽の上昇を待つ時間に展望地探しの稜線歩きを始める。 気温は日なたで2℃~
日影で0℃、風の冷たさ、強さは変わらず。

 冬仕様の服装では、0℃を越える歩きは暑さを感じる。展望地探しを終えて
最初の展望地に戻ってからは、ネックゲーター、風除けジャケットを脱ぎ軽装にする。

 毛無山(写真:左端)に雲は無し

 今日のLast View

 宝永山のあたりに雲あり

 周囲の2000m級の山々の峰には白いものが目立つ、雪山歩きの季節到来の感あり。

 林道は12月に入ると通行止め
 
 冬季には温泉街の駐車場を起点としての山歩きとなる

 今日は時間が早いのか、梅ヶ島温泉街の観光客のクルマは少なめ。
駐車場へクルマを停めて紅葉散策をしてみる。

 赤橋を初めて渡る

 湯之神社
 

 由来
 

 梅ヶ島温泉の紅葉は盛りを過ぎ散り始め

 標高を下げたコンヤ温泉あたりが見頃の感あり

 無事に無雪期のトレース再確認、雲に邪魔されない富士山ビュー、さらに紅葉散策、
と充実の一日。 携行したPETボトルはフタを開けることもなく前回同様に消費ゼロ

 帰路では前山行のときと同様に、温泉街へと向かってくるクルマと狭隘路で対向多々。
多勢に無勢、こちらは1台、相手は数台~10台と、まとまってくるので当然のように
待ちの体勢となること多し・・ウンザリ。

 今日の締めは高速道路のSAにて無難な定食、祝日と週末の間の一日を休みにして連休
モードなのか食事エリアはほぼ満席・・平和であるニッポン

 end

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安倍奥から富士山を見る

2017年11月20日 21時10分12秒 | 富士山を見る

 サンライズ・ダイヤモンドシリーズの秋期戦が終わって一息。
のんびりと富士山が見える展望地を歩くつもりでオクシズの安倍奥へお出かけをする。
前日は晴天で富士山が良く見えていたが、今日の天気予想は曇り。冷え込みもあるとか。

 山歩きの起点とする駐車地気温は-2℃、日の出前の暗がりに公衆トイレの灯りが一つ。
自宅出発時の外気温は5℃と今期最低記録を更新していたので、冷え込みは予想どおり。

 山行装備は今回からレッグウォーマー冬用の長袖シャツ、と夏期から冬季へと切替え。
ザックは相変わらず背面メッシュの夏ザック
 歩き始めは暗いのでLEDライトを点灯して行動開始。 早々に寒気を手に感じる、夏用
のグローブでは防寒に難あり、明るくなって気温が上がることに期待して歩を進める。

 最初の展望地 駐車地からは34分ほどで到着

 天気予想どおりの曇り空

 気温は-4℃
 
 風は無く

 雲の動きを眺めながらオニギリ朝食熱い紅茶を飲む
手前の雲が次第に厚みを増していくので次の展望地へと移動を開始する。

 二つ目の展望地
 
 崖っぷちの展望地

 手前の雲は予想よりも成長が早く、上空の雲も厚みを増してきた
 

 時間がたてば雲は消えるか、と期待を込めて時間つぶしに稜線歩きをする

 痩せ尾根と幅広尾根の分界点
 
 ここから幅広のトレイルを奥大光山の方向へ進む

 大笹の頭の手前から望む十枚山・下十枚
 
 標高1700m付近は雲で覆われている この地点にて折り返し、展望地へと戻る。

 再び崖っぷちの展望地

 手前の雲は期待どおりに減少したが、富士山頂は雲に覆われ始める

 毛無山(写真・左端から二つめ)も雲に覆われ始めている

 上空の厚い雲に遮られて日射しはなく、気温は-4℃のまま。
一旦は消えそうになった手前の雲が、再び成長し始める。
 これ以上の長居は無用と判断し復路行程を開始する。
 
 通年通行止めの山梨側の林道
 
 静岡側は常に補修工事が行われて、冬季を除く安倍峠までの通行は確保されて
いるのであるが、山梨側は通行止めの状態で放置されている。行政の見解の相違か。

 復路の下りは霜柱をザクザクと踏みながら
 

 峠には紅葉は皆無
 

 戻った駐車地の気温は-1℃、粉雪も舞い始める。
 

 紅葉は林道を下って温泉街に近づくあたりから
 
 平日にも関わらず温泉街の路上は観光客のクルマが溢れている。
帰路の県道は普段であれば対向してくるクルマは少ないのが常であるが、今日は何故か多い。
紅葉シーズン?盛期なのかオクシズ地域。

 黄金の湯あたりまでが見頃
 

 今日の歩きでは携行したPETボトルの口は開けることはなく、消費量ゼロ
無雪期のトレース確認も兼ねての山行であったが、富士山ビューは期待外れに終わる。
トレイルの現状確認については成果あり。若干の倒木は確認したが迂回は可能である。
 この山域は経験値が低いので、林道が通行可能な時期にもう一度は訪れてみたい。

 山行の締め
 
 さびめし定食、二度目である。 二度目は無いと考えていたが、刺激を求めて再トライ。
初回よりもフツーに食べられた、というか慣れたというのが正しいのかも知れない。生わさび
わさび海苔わさび漬け、と順番に混ぜ込んで食べると「さび飯」を食べた感に浸れる(笑)

 一気に冬になった感じである。これからの山行は低山でも冬装備の準備が必須、クルマ
冬タイヤに履き替えることを考える時期到来である。

 end

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ダイヤモンドシリーズ 秋期・第四戦 Diamond View 4th Challenge

2017年11月12日 20時37分22秒 | 富士山を見る

 11月8日(水)、11月11日(土)と富士山周辺に降雨あり。少しずつではあるが富士山頂は
冬の装いに変わりつつあるこの頃。

 秋期ダイヤモンドシリーズとしては晴天狙いの四戦目が迫っている。
当てにならない天気予想では12日(土)には雨は降りそうもない・・ということで
 Diamond View 4th Challenge の準備を開始する。

 当日は気温低下の予想あり、ビューポイントでの待機時間帯では気温0℃もあり得る。
耐寒対策は首回りの保温用に薄手のネックゲーターを追加、他は前回と同様に上は夏装備、
下は初冬用のトレッキングパンツ。 自宅出発時の外気温は10℃

 到着した山行起点の駐車地気温は5℃と、前回と同じ気温。A沢貯水池を通過するとき
の気温は3℃に低下。その後の気温推移は端足峠で0℃、標高を上げるにつれて気温は
順調?に下がる。

 尾根筋の林を抜けたあたりから、踏み込む際にザクザクという音と沈み込みを感じる。
 
 霜柱が成長中、気温がかなり下がっているのが感じられる

 展望予定地にはダイヤモンドビュー予定時間の1時間50分前に到着、気温は想定外の-6℃
当初は風を感じなかったが、時間の経過と共に吹きつける風が強くなる。
 カメラの耐寒対策は考慮していなかったので、ザックの底から防寒着を取り出し、カメラを
防寒着の内側で抱えるようにして寒気を防ぐ。

 明けゆく空


 撮影の都度、カメラを三脚に据え付け、撮影が終わったら取り外して保温、その繰り返しで
ダイヤモンド・ビュータイムを待つ。

 気温は上がらず -6℃
 
 待ち時間は充分、明けゆく空を見ながらオニギリ朝食、熱いショウガ紅茶でカラダを温める

 Diamond View 30分前
 
 
 Diamond View 20分前
 
 本栖湖畔に朝日が当たり始める

 Diamond View 10分前
 
 
 輝きの序章
 
 カウントダウン開始・・・

 輝きは静かに

 気温は6℃に上昇、北風と太陽の展開ではないが陽光の暖かさに防寒着を脱ぐ。
頭につけていたLEDライト、胸の脇に装着していたライトの電源Boxを外し、装備を整える。

 太陽高度は上昇 気温は8℃まで上がる
 
8時19分:下山開始

 時間の経過と共に雲は成長
 
 端足峠を下り始めると単独行、グループ行と山頂を目指すハイカーと出会うようになる
婦人の熟年ハイカーが目立つ・・女は強し、である。

 紅葉は鮮やかさが増した感あり
 
 前山行では黄色が主役、今回は朱色が主役に

 クマは・・・生息しています
 

 復路の気温は日当たりの良いところで8℃、日影の風の通り抜けるところで4℃
気温6℃を中心に上がり下がりの展開。 夏装備の上半身は寒くもなく、汗もかかず
快適な下り行程。携行したPETボトルの消費は半分、と少なめ。 駐車地気温は10℃

 ダイヤモンドシリーズは今回で二勝目、秋期はこれにて参戦を完了
素晴らしい天候に恵まれたDiamond View、このような好条件に恵まれたことに感謝である。

 山行の締めは今回も道の駅・朝霧高原
 
 今日はカツ丼、体力を消耗したカラダに・・ということで、ここでは一度も注文を
したことのないメニューを食す。 かき揚げを一品追加、味噌汁の椀に入りきる大きさ。

 味の評価は・・朝霧のヨーグル豚かどうか分からないが、良くも悪くも観光地の味わい。
カツ煮を自前で調理する自分としては、かなり不満が残る出来上がり。 通過客向けか?

 帰路の高速道路での外気温は18℃、早朝の-6℃に長時間さらされたカラダには
かなり暑く感じる気温である。
 眠気冷ましのコンビニ・コーヒーを飲みながら、お気楽運転モードにて無事帰宅する。

後記:
 今回は行程の見込み時間(登り)よりも実績時間が50分程の短縮という結果。 早朝歩き
なので昼間の行程実績時間に+30分として見込み時間を算出したのであるが、結果は前述
のとおり。 GPSのトレース記録を見ると、従来の登り行程実績を13分ほど短縮している。
・・何かカラダが覚醒していたのか、普段であれば疲れを感じて歩きが遅くなるのが常で
あるが、気がついたら端足峠に到着、まだ先にあると思っていた尾根の到達点を苦も無く
通過・・と。  この状態は復路も同様、なんら疲れを感じずに駐車地へ到着。
 疲労を感じる回路が壊れたのか、不思議なチカラが作用したのか、何か変な感覚である。

 翌朝は当然のように普段の起床時間に目が覚めず、二時間ほどの寝坊という結果。
やっとカラダの感覚が普通に戻ったようである。 足腰の痛みもなく、ひとまずは安心。

 end
 誤記訂正:H29.11.13

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ダイヤモンドシリーズ 第三戦 Diamond View 3rd Challenge

2017年11月02日 20時13分33秒 | 富士山を見る

 毛無山塊からの秋期ダイヤモンドビューは先週で終わり。
早朝ハイクによるここまでのDiamond View Challengeは二戦・全敗という成績。

 ダイヤモンド富士のビューポイントは折り返し点の竜ヶ岳へ移動しつつある。
秋期三戦目挑戦ということで台風21号22号が通過後の現地状況未確認の
山道を早朝に歩くことにする。

 山歩きの起点とする駐車地は相変わらず湿地帯のような状況。 ここ二日ほどは
晴天続き
のはずであるが、なぜか舗装路まで水が流れ出ている。
 駐車地の気温は5℃、自宅出発時の外気温は12℃と気温差は7℃
早々に支度を終え、LEDライトを点灯して足下を確認しながら今日の展望地へ向かう。

 漆黒の林の中に緑色に光る球体二つ。 鹿である、「もののけ姫」の世界を歩いている

ような感覚に陥る。今日の山域はクマの痕跡を確認しているので慎重に歩を進める。

 駐車地から一旦標高を下げてA沢貯水池の横を通過する。顔に当たる風が冷たい。
気温計を見ると指針は2℃、山の冷気が溜まっているのか、不思議な気温推移である。
 山裾の林の中へ入り標高を上げる歩きに転じると気温は再び5℃に戻る。その後、端足峠
までは6~7℃の気温で推移。 端足峠では北風を感じるが気温の低下はなし。

 富士山展望ポイントへはダイヤモンドビュータイムの1時間前に到着。気温は5℃
西寄りの風にあおられて笹の葉が大きく揺れる。
 雲・・は東の空、手前の朝霧高原ともに見られない。
このままの状況であれば富士山頂にダイヤモンドが輝くのであるが・・・と。

 Diamond View 50分前
 

 Diamond View 40分前
 
 西から東へと雲が流れる

 Diamond View 30分前
 

 山頂の輝き 直前
 
 なんとかダイヤモンドは輝きそうな・・・

 静寂

 風に吹かれて首筋は寒いが心は温かい

 陽光を浴びて明るくなってきた遠くの山々


 アルプスの峰の連なりに雪は確認できず
 
 太陽高度の上昇と共に気温は16℃に上昇
 

 秋色の富士山景


 雨ヶ岳 日射しを遮るものはなく気温は20℃に上昇
 
 早朝の出発時に気温の低下を懸念してトレッキングパンツを夏仕様から
初冬仕様に急遽変えたのであるが、今日の気温推移ではハズレ気味な感じ。
8時29分:復路スタート

 秋の空
 
 端足峠へと下る尾根の木々は枝に残る葉は少なく、冬の装いに近づきつつある

 端足峠 気温は17℃
 

 錦秋
 
 標高が1500mを越えるところの紅葉は終わり
 山裾から麓が紅葉の見頃・・の感あり

 唯一の渡渉点
 
 普段は右から左へ流れる沢筋が一つだけ
・・が今回は上から合流する新たな沢を確認、これも台風の影響か。
音を立てて流れる沢の水は清流とは言い難く、少し濁りを感じる流れである。

 今日のLast View  冠雪は、ほんのわずかに見られる程度に減少

 本格的な冠雪が待ち遠しい

 予想通りに山道は荒れ放題、とくに標高の低い区間が顕著である。
涸れ沢のように石ころが展開する山道に枯れ枝落ち葉倒木が厚く重なり
堆積物の山となっている。
 ライトを点灯して堆積物を乗り越える往路の歩き行程は少々お疲れモード。
時間の経過と共にハイカーに踏みならされることを期待するのみである。

 駐車地へ帰着時の気温は16℃、クルマのフロントウィンドウ、ルーフには
枯れ葉が降り積もり「千と千尋の神隠し」のラストシーンを思わせる。

 山行の締めは道の駅「朝霧高原
 
 コロッケランチに「かき揚げ」を一品追加。昼食としては手頃な相場。

・・コロッケっというのはオカズになるのだろうか、と思うときがある。
 米を食べない地域でジャガイモ主食に分類されて食されているとか・・。
日本ではラーメン・ライスのような食文化もあるので、美味いと感じれば可?。
 ポテトサラダも考えてみれば不思議なオカズである。

 ダイヤモンドシリーズの第三戦、ようやく一勝である。
秋期のダイヤモンドシリーズはまだ続くのであるが、引き続き参戦するか
どうか、ビミョーなところ。
 早朝ハイクは正直なところ疲れる・・がホンネ。
折り返し点の竜ヶ岳は、毎度のように混雑が予想されるので不参加は確実。

 帰路の高速道での外気温は23℃を記録、この時期は山行装備の選択に迷う。
山歩き・・昼間は暑い、軽装 ⇒
早朝は寒い どちらを基準にするか・・であるが。

 end
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