3月8日の山伏の山頂の景色が忘れられず、もう一度見てみたいということで二度目の
山伏行きを計画。
【平成25年3月29日(金)】の記録
登山コース:
西日影沢登山口 ⇒ よもぎ峠 ⇒ 山伏 ⇒
よもぎ峠 ⇒ 西日影沢登山口
午前7時20分:標高910m
登山口近くの駐車場所へ到着。 沢の水は大きな音をたてて流れている。
午前7時40分:駐車場から登山口へ向かう。
前回の行程時間を考慮して40分早目のタイムスケジュールとした。
残雪も凍結もない道がしばらく続く。 沢にも雪は残っていない。
沢を渡る橋は三ヶ所とも修繕されているが、昇降ステップがアイゼンの歯でボロボロになっている
ところがある。
無神経な輩の所業である。 もう少し気遣いができないものかと・・・
大岩を通過。初めて通ったときは岩が大きすぎて岩とは気が付かなかった。 三つ目の橋を渡る。
午前8時40分:腹が減ったので間食タイムとする。
ロスタイム10分。
午前9時20分:標高1480m
よもぎ峠に到着。雪は見当たらず・・・が、その先を北側に進んだところに凍結路あり。
その後は南側を通るコースとなるため残雪はないが、標高1800m付近の北側斜面から残雪、
凍結状態が続く。
山頂手前の日当たりのよいところはマダラ雪状態となり、かなり歩きにくい。
残雪量は少なく、前回は雪の下にあった看板が姿を現している。
午前11時16分:標高2014m
山頂に到着。山頂の標識は柱部分が根本までしっかりと見えている状態。
・登山口からの所要時間は3時間36分(休憩含む)
3週間の間に1m以上積もっていた雪は沢の水になってしまったようである。
頂上の雪原だったところは笹が見え始めている・・・まだスノーシューの出番あり。
富士山は霞の彼方・・・キレイな姿は次の冬までオアズケのような。
午前12時15分:山頂から下りはじめ。
午後1時50分:沢の下り始めのところでストックの先を洗い、ゴムキャップをはめる。
顔が塩を吹いた状態だったので顔を洗う・・・これがいけなかった。 沢を下り終えて顔の感覚が何
か違うことに気が付く・・・メガネがない!
顔を洗ったときにメガネを外して岩の上へ置いたままだった。
・・・下ってきた道をまた登りなおすのはホントにキツイ。標高差20mを5分で行き帰り、どっと疲れた。
午後3時03分:駐車場所へ戻る
所要時間2時間48分(ロスタイム含む)
季節は春を実感、歩いていると暑い。 自覚のないまま行程途中で大量の汗をかいていたようである。
帰宅して夕食後の体重をみると前日比-3キロである。かなり水分を失ったようで脱水症状のような感じ
がある。 これはザックをスノーシュー用に替えたのが一因。
今までのザックはザックの外側左右に水筒を入れるデザインとなっていたので給水が簡単だったが、
今回のザックは外側に水筒の収納部分がないためザックの中へ水筒を入れていた。
こうなると給水はザックをおろしてジッパーを開ける・・・ということになるので自然と給水回数が減る、
ということになり水分欠乏状態に。
about GPS:
GPSの電池は二日前にリフレッシュ放電後に充電を行ったニッケル水素電池(エネループ)にしてみた。
2012年7月製造のモノであるが帰着時の電池状態はバリバリの四本表示・・・いわゆるバリサンという
表現を真似ればバリヨン? もうアルカリ電池はハンディGPSには使えない。
前回の山伏下山時のような筋肉痛の症状は出なかったが、膝にチカラが入らず富士山夜行登山の
下山状況を体感。
ここ何週も早発ちの山歩きを続けたせいか、疲れがたまっているようである。 しばらくは体調を整える
ことにして、次の山歩きに備えたい。
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安倍川の東側に連なる山稜の中で一番標高の高い山、十枚山と下十枚山が今週の目的地。
事前情報の梅ケ島方向に向かう県道の通行規制が気になるが、時間を調整すればなんとか
なるだろうと県道27号を北上する。
登山道へ向かう林道は関の沢橋を渡り切ったところを右折した先にある。この林道は道幅が
あまり広くなく、途中で大きく曲がり始めるあたりから急坂となり車はギヤを1速に落として曲
がりくねった坂を上っていく状況となる。
・・・途中で大きく曲がり始める箇所は直進と左へ大きく曲がっていく分岐になるが、そこに
掲示されている看板を読むと直進が進むべき方向のように思える。カーナビの表示も直進が
目的地方向を示しているので直進することに。
直進して5分ぐらい走行してカーナビを見ると、とんでもないところを走っていることになって
いる。谷間に入りGPSの受信状況がよくないのと、実際にコースを外れていたのが事の顛末。
手持ちのハンディーGPSで現在地を確認、分岐点に戻る。 ハンディーGPSに救われた。
林道の終点は分かりにくく登山口の直前まで車は入れるが、そこでは方向転換もできず駐車
スペースもない。 バックギヤで手前の退避場所と思われる場所まで後退し駐車をすることに。
【平成25年3月22日(金)】の記録
登山コース:
登山口 ⇒ 直登分岐点 ⇒ 十枚山 ⇒ 十枚峠 ⇒
下十枚山 ⇒ 十枚峠 ⇒ 直登分岐点 ⇒ 登山口
午前7時50分:標高830m
登山口近くの駐車スペースへ到着。
午前8時15分:登山口から登頂開始。
杉と桧の落ち葉が混ざった林の中を進む。
■<25分>
午前8時40分:標高1020m
直登ルートと十枚峠ルートの分岐へ到着。左の直登ルートへ進む
午前9時03分:標高1180m
平坦になった尾根筋を渡る
午前9時26分:標高1370m近辺
涸れ沢を渡る。沢の日影部分には残雪がある。
午前9時50分:標高1510m近辺
尾根筋の直登ルート後半、ロープが張られている
午前10時32分:標高1650m近辺
雪が残っており一部凍結状態の道となる。まさかのアイゼン使用となる。
■<1時間40分> ・・・直登分岐点から
午前10時20分:標高1719m
十枚山の山頂到着、富士山は雲のなか・・・
下十枚山方向からこちらへ向かって雲が発達中。この雲が切れなければ富士山は見えない。
雲間の富士山
富士山方向の眺望は木の枝が少々目障り、パンを食べながら雲の切れ間を狙うが思いどおり
の構図とはならず。下十枚山へ向かう間に雲が切れることを願って十枚山頂を後にする。
午前11時03分:十枚山の山頂から下十枚山へ向かう。
下十枚山の北側は白いものが見える。
■<20分>・・・十枚山頂から
午前11時23分:標高1590m近辺
十枚峠へ到着、このあと予想外の残雪ルートを歩くことになる。
山頂への直登ルートは残雪と凍結した登りとなり、アイゼンを使ってもキツイ状態。
■<22分>・・・十枚峠から
午前11時45分:標高1732m
下十枚山到着、山頂には雪。先の十枚山とは大違い。
昼飯を食べながら雲の晴れるのを待つが、南から迫る雲の流れは途切れそうもない。
東方向の山梨側からも立上る雲の流れがありシャッターチャンスは少ない。
雲の切れ間は少なく、南からの雲の流れは途切れる気配がない。
午後3時には駐車したところへ戻りたいので下山することにする。
午後0時45分:山頂から下り始め
下り始めは刈り取られた感じの笹原を下るが南、西方向の眺望がすばらしい。
峠手前で富士山方向を見ると見事に晴れあがっていた・・・が、下十枚山の山頂を見上げると、
その東方向だけに雲が滞留している。
山頂からは富士山は望めない状態が続いているのである。 地形に起因するものなのか?
よくわからない。
峠から直登分岐点へ向かうルートはなだらかな下りが続き、沢沿いに下る道筋となる。
沢を三カ所ほど渡るが、水量は程々なので濡れる心配はない。
山体が崩落しやすい箇所を通るので要注意。
十枚峠から登山口までのルートは直登ルートに比べると踏み跡が少ない。
コースをロスト(見失う)しそうな箇所が二箇所ほどあったが、個人的にはこちらのルートの方が面白い。
積雪路が終わりアイゼンを外して下る途中、落ち葉が凍結した雪を隠している箇所で見事に転倒。
怪我はなかったが、日影部分の凍結には要注意である。
■<1時間07分>・・・下十枚山頂から
午後2時52分:駐車スペースへ戻る
直登ルートでの十枚山までが2時間05分、十枚山頂から下十枚山頂が42分、下十枚山からの
下りは1時間07分、残雪路でロスタイムがあるが体力見合いの所要時間。
富士山写真を撮るなら十枚山よりも下十枚山がベター。次回登るとしたら十枚峠コースで下十枚山
への登頂を試してみたい。
GPSの電池は今回もニッケル水素にしてみた。2012年6月製造のモノを使ってみた。
購入後の充電は行わず使ってみたが8時間程のGPS連続使用で問題なし。
前回同様に節電設定なしでの成果なので”エネループ”自己放電が少ないの看板に偽りなしとみた。
↓起点から往復のトラック。元図は国土地理院から転載
(C)PPK_Japan
後記:
春の山登り、1300~1400mクラスの真富士山を登った感じから、もうアイゼンは要らないだろう
と思って十枚山、下十枚山に登ってみたがトンデモナイ思い違いであった。
この後1900~2000mクラスの山登りを考えているが、あと一週から二週でどの程度に残雪、
凍結状態が解消されるか予想が難しい。 山の北側は要注意!
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これまでの下調べで、安倍奥から流域にかけて富士山が眺望できる山が多いことが分かってきた。
今週は梅ケ島方面への通行規制の情報もあり、安倍奥までいかないところにある真富士山というの
を選んでみた。
登山口へのルートが不案内なのは前回の山伏岳のときと同じ。
新静岡インターチェンジを経由して平野地区から林道へ入るのであるが、その入り口が分からない。
結局、林道へ進む道を通り過ぎてから気が付きUターンをして探し直し。
蕎麦屋の案内看板と思っていたところを東へ入ればよかった。
林道の起点からしばらくは幅も狭く、杉林に日が遮られて暗い。
落石注意の標識のとおり、舗装路上にこぶし大の石が転がっているところが多い。
二日ぐらい前に大雨が降ったらしくその影響なのか。
ここへ来る途中の新東名高速から見える山々は山腹から雲が湧きだし、山頂は雲の中・・・晴れるのか?
【平成25年3月15日(金)】の記録
登山コース:
第3登山口 ⇒ ヲイ(老)平 ⇒ 神社分岐点 ⇒ 尾根筋 ⇒ 第一真富士山
⇒ 真富士峠 ⇒ 第二真富士山 ⇒ 真富士峠 ⇒ ヲイ平 ⇒ 第3登山口
午前8時15分:標高800m
登山口近くの駐車スペースへ到着。
午前8時30分:第3登山口から登頂開始
薄暗い林の中を進む。泥と杉の落ち葉で歩きにくい。雨で流れ出た泥が堆積している箇所が多い。
■<40分>
午前9時10分:ヲイ平へ到着
沢沿いに進む箇所があり、水のないところを横断して対岸へ渡るルートがある。
↓沢の水は勢いよく流れている
標高1200mを超えても凍結箇所はなし。今回はアイゼンは全く不要であった。
■<42分>
午前9時52分:神社分岐点
神社へ立ち寄る。神社といっても祠(ほこら)のようなものであった。
■<16分>
午前10時08分:尾根筋
■<4分>
午前10時12分:第一真富士山へ到着
予想どおり山頂は雲の中・・・富士山は見えない
午前10時20分:第二真富士山へ向かう
北側の尾根は吹き付ける風が冷たく、両手にグローブをはめる。
霧氷の林の中を歩く。
枝から落ちる霧氷がサラサラと枯葉の上に音をたてて落ちる。
■<18分>
午前10時38分:真富士峠
■<32分>
午前11時10分:第二真富士山へ到着
ここで昼食にする。雲の晴れるのを待つが、山裾から吹き上げてくる雲が次第に濃くなってくる。
濃霧になりそうなので視界があるうちに下山することにする。
午前12時00分:山頂から下り始め
真富士峠からヲイ平へ向かうルートを通る。流れ出た泥が堆積した箇所が多く、ズボンの裾は泥だらけ。
■<1時間30分>
午後1時30分:駐車スペースへ戻る
第一真富士山を経由して第二真富士山までが2時間40分、第二真富士山からの下りは1時間30分、
泥が締まっていればもう少し時間短縮できたかも。
教訓:雨上がり後の山には登らない。 晴れの日を数日おいて登るべし。
前回の反省を踏まえ、GPSの電池をニッケル水素にしてみた。
エネループという商品である。この商品は充電完了状態からの自己放電が少ないのが売りであるとのこと。
今回の使用にあたっては事前の充電をせずに、購入した状態そのままで使ってみた。
5時間の連続使用(節電設定なし)でヘコタレル気配はなかった。余裕たっぷりである。
エネループ、次世代バージョンが出るようで地元のショップでは安売りになっている。ブランドもサンヨーから
パナへ移行するとか。
帰路、新東名高速の新静岡インターチェンジから見た真富士山の山頂は依然として雲の中だった
・・・
↓起点から往復のトラック。元図は国土地理院から転載
(C)PPK_Japan
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個人的な日帰り山歩きの時間配分は上り3時間、下り2.5時間を目安としている。
今回も現地の残雪状況が全く不明なので、その配分を若干超えそうな感じであるが向かう
こととした。
出かける前の不安材料は二つ。
・一つ目は、今週前半から急激に春めいてきた天候。
現地に残雪があった場合は雪解け具合により、最悪な状況が想定されることである。
・二つ目は、登山開始地点の駐車場がよくわからないという状況なので、予定時間に登り
始めることができるか、である。
【平成25年3月8日(金)】の記録
午前8時05分:標高910m
登山口近くの駐車スペースへ到着。
途中、赤水の滝を過ぎたところで、左折方向に大谷崩れの工事用道路があったのでそちらへ
進んでいったが、どうも予定のコースから外れていくので元の分岐点へ戻った。
※ロスタイム約10分。
午前8時20分:駐車場から登山口へ向かう。
早々に凍結状態の道が出現、アイゼンを装着。
その後は凍結路、積雪路、雪なしの状態が交互に現れ、アイゼンを着けたり、外したりを繰り返す。
登り始めは沢沿いに進んでいくので、沢を右へ左へと超えていく箇所がある。
以外な方向へ進むので結構迷う。沢越えが終わると登頂開始である。
↓沢を右へ、左へ ↓写真の左下から右上へと進む
■<2時間18分>
午前10時38分:標高1471m
蓬峠(よもぎとうげ)に到着。ここがコースの中間点、予定時間を少々超過している。
■<1時間49分>
午前12時27分:標高2014m
山頂に到着・・・山頂の看板が二つ?
立ち枯れの木と富士山
山頂は広く、残雪もかなり多い。スノーシューがあれば行動範囲は広くなる。
残念ながらスノーシューは車の中へ置いてきた・・・予想以上の雪量!
午後1時17分:山頂から下り始め。
来た道を戻る。
■<1時間33分>
午後2時50分:蓬峠に帰着。
下り時間が登りのときに比べてあまり短縮されていない。
急な坂を下るため、アイゼンの歯が雪を噛んでも滑り止めにならない。
登りのときよりもストックを多用しながら慎重に下るため移動時間は短縮できず。
↓大谷崩れの補修工事
この先、沢筋の道を下るが、登ってきたときよりも水量が増えていた。
写真は沢の上流から下流方向を撮影。
■<1時間10分>
午後4時0分:駐車場へ到着。
蓬峠からの所要時間は登りの半分。山頂からの時間は2時間43分。
この時間になると、下る途中の林の中は暗くなり始めている。”日影沢”という地名に納得。
駐車場から林道へ上がったところで鹿に遭遇。鹿なのかカモシカなのか分からないが、
動物園でしか見たことがないものに出会うとは想定外。
反省その1:雪道の登りで脚力を消耗したようで、下り途中の急坂が続くところで太ももの
筋肉が痛み始めた。最初は左足、すこし時間をおいて右足・・・体力不足を痛感。
反省その2:GPSの電池寿命、カタログでは20時間ということであったが7時間30分程度でアウト!
アルカリ電池を使っていたのだがニッケル水素かリチウムでないと定格のデータ
にはならないようである。コンパス機能は止めていたのだが、電池の延命には
貢献していなかった?
富士山はボンヤリと・・・この時期ではキレイな富士山は無理なのか
↓起点から山頂へのトラック。元図は国土地理院から転載。
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今回は静岡県の安倍川上流の安倍峠、八紘嶺近辺で富士山の見える場所を検討・・・
その方面に富士見台という場所があるらしいのであるが、富士見台とか富士見峠なんて
のはどこにでもある名前。
インターネット検索をしてもなかなか目的の場所が分からない。安部峠から八紘嶺に向かう
途中にあるらしいのであるが、此処ですよという地図が見つからない。
とりあえず目的地を梅ケ島温泉⇒八紘嶺方面へ、と決めて山歩きをすることとした。
【平成25年3月2日(土)】の記録
午前8時34分:梅ケ島温泉の無料駐車場を起点として出発する。
温泉街を歩き、登山口へ向かう。
■<12分>
午前8時46分:標高910m
林道から安倍峠に向かうコースへ入る。 コースに雪はなし。
が、標高1200mあたりまで上ったところで残雪コースに変化。
ここでアイゼンを装着し、以降は雪と氷の上を歩くこととなる。
■<65分>
午前9時51分:標高1330m
林を抜け、林道へ出る。
午前9時57分:分岐点を八紘嶺方面へ向かう。
■<29分>
午前10時26分:標高1480m
八紘嶺、安倍峠の分岐点到着。八紘嶺方向へ歩を進める。
ここから安倍峠方向のコースは雪が踏まれていなくて、踏み入れると30~40センチぐらいは
沈む状態、スノーシュー歩き向け。
■<12分>
午前10時38分:標高1580m
八紘嶺へ向かう尾根筋へ到着。
いきなりカモシカの通り道?のような切り立った尾根を通る道に遭遇。
ここで足を踏み外したら100mぐらい下の雪の中へ埋もれたままか?
↑通過してから撮影、キケンの表示有り!
■<33分>
午前11時11分:標高1670m
歩を進めてきたが富士山を望むような場所はなく、尾根筋のロープを渡した
危険個所や、ロープ登りを何か所も通過。
所要時間を考えると、ここらあたりが引き際ということで帰途へ。
↑見た感じでは雪が積もっている状態だが、ストックを突き刺してみると下が空洞になっている
箇所がある。 その上に乗ったら落とし穴にはまったようなものである・・一気に谷底へ・・・
下りは足にかかる体重移動が速いため固まっている雪が崩れる場面に何度も遭遇。
行きはよいよい帰りは恐い、という表現はまさにこの状況にピッタリ。
ストックで雪の状況を確認しながら恐る恐る下山orz・・・
■<25分>
午前11時36分:標高1580m地点まで戻る。
カモシカの通り道?を見ながらここで昼食とする。
カモシカ道のところは下から冷たい風がキツク吹き上げているため、少し山頂寄りの尾根影
のところで腰を下ろす。
↑カモシカ道のところは遮るものがないため富士山が見えるが、足場が不安定かつ吹き上げる
風でじっとしていられないため、とてもそこに立って写真撮影をする状況ではない。
※写真から判別がつきにくいが、コース中央二箇所ほど雪が欠けて見えているところは道が崩落して雪がない。
風を避け、姿勢を低くして地に這うようにして撮った写真がこれ
??縦長アングルで数枚撮影してみたが何故か記録されず・・・何かの因縁か?
帰宅してからカメラを点検してみたが問題なく縦長の撮影はOK.
午前12時23分:カモシカ道を再び通って下山開始。
↓登りのときよりも下りは慎重に ↓ここまでくれば大丈夫
■<87分>
午後1時50分:温泉街へ続く林道へ到着。
ストックを使っての山登りは年寄スタイルと思っていたが、今回の山歩きではストックの有用性を認識。
これがなかったら雪の山道は安全に歩けない。アイゼンとストック、ペアがお奨め。
今日の富士山を撮影した場所が富士見台のようである。 最初は気が付かなかったが、尾根影に
朽ち果てた鉄の柱が一本あった。何かの案内板がついていたのだろうが・・
今回の歩いたコースは以下のとおり。
注:駐車場近辺はGPS電波の受信環境がよくないのか、記録されたトラックが大幅にずれていたので
修正を実施。
後記:”あべとうげ”は安倍峠が正解。 安部峠は誤変換でした。
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