記憶のスクラップ・アンド・ビルド

当然ながら、その間にタイムラグがあり、
それを無視できなくなることこそ残念です。

年金受給額の分布

2012年01月23日 10時47分35秒 | Weblog
年金受給額が400万円以下で、その他の収入が20万円以下なら確定申告をしないでも良いことになったそうです。
あんな難しい作業を人の助けなしに熟せる人がどれだけいるのか、常々不思議でしたが、本当なら我がこととして面倒が無くなったことを喜びたいものです。
税務署も僅かな税金しかとれないケースのために事務作業を割きたくないのでしょうか。

それにしても人々はどれだけ年金を受給しているのだろうか、例によってネットで検索してみました。
平均は182万円、300万円を超える人も1割2割ある、とか。
随分大雑把な統計ですが、そのサイトの趣旨は貯蓄を取り崩して豊かな生活を計画しなさいということのようです。
ちなみに、後期高齢者の6割以上が公的年金以外の収入がないというデータが有りました。
貯蓄については知りません。

世代別では75~79歳の平均が198万円で最も高く、両側に裾を引いた分布になっていました。
他のサイトを見ると、男性の3割が100万円以下、女性は3割が50万円以下。
分布の凸凹は女性が大きく、年金制度の様々な矛盾が現れていると思われます。

現在、最もホットなテーマは一部の人々が高額の年金を得ていて、それをどのように再配分するか、と云うことのようですが、その参考になるような資料がどこにあるのか、よく分かりません。

3%の人が、97%の富を独占しているという話を高校の世界史で聞きました。
いつ、どこで、何について、と限定しても正確に計算できる数字ではなさそうですが、公的年金だけのことなら計算できていて、公表されていないといけない数字ではないかと思うのですが、どうなっているのでしょうか。



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