住宅リフォームな生活

お仕事は町のリフォーム屋さん。普段の生活はこんな感じです

なにやってるんだよ その3

2013-09-08 | お兄ちゃん
枚方から大阪市内の病院まで行くのには1時間以上かかりました
電車にゆられながら先生に言われた言葉が気になって仕方ありませんでした

お兄さんの意識は戻らないでしょう
詳しくはご家族がそろわれたらお話します

とりあえずは生きている
けれど・・・
家族がそろったら了解をえて人工呼吸器をはずすんじゃないか?
最悪の想像をしても泣かなかった
5年前、父は仕事中に倒れ、病院に運ばれたが蘇生もなく亡くなった。
そのときは病院へ向かう電車の中で私はぼろぼろ泣いていた
今回の私は泣かなかった
そう、こんな状況は経験済みなのだ
病院につくと受付に教えてもらった7階に上がり
ガラスの向こうの看護師さんのところに行こうとしたら
待合のイスにいた女性に声をかけられた
兄の勤め先の電話をくれた人だった
普通はどんな顔をするものなんだろうか
泣いてないと兄弟仲を疑われるだろうか
大人の対応として
お世話になってます とか
ご面倒をかけてすみません とか言うべきかもしれない
しかし落ち着いていると思われるのもどうなのかと
いらんことを考え
結局、汗をふいたハンカチをそのまま口元にあてて
ろくな返事もしなかった

つづく

今日のひとこと
落ち着いてるからって兄の事どうでもいいと思ってるわけじゃない
人それぞれです