昨晩読んだのはミステリー
作者がモト国立大工学部教授というのが気になっていて。
森博嗣著
「冷たい密室と博士たち DOCTORS IN ISOLATED ROOM 」
講談社文庫
私自身、数年前まで某大学の工学部 で学生相談を担当していた。
科学者の卵たちの、知的労働よりも体力勝負 な部分、
学んでいるというより、働かせられているという感じに近い部分
などなど思い出した。
だって、
「ある元素を1原子ずつ並べた棒を作る」
ことが必要だったりするんだから…。
気が遠くなってしまう
膨大な機材に囲まれて、何回も何回も少しずつ条件を変えて、
同じ作業をすることになったり。本当に丹念な仕事をしているんだよね
(同じ工学部でもコンピューターしか並んでない研究室もあったりするんだけど)
いつも、淡々と着々と研究やっている彼(女)たちを心からすごいな~と
思っていた
もう1箇所、非常勤で授業を受け持っている文科系の大学 のクラスがある。
そこで
「科学的であること必要だと思うか?」
というような漠然とした質問をしたことがある。
そうしたら、80%ぐらいが
「あまりそう思わない」
という答えだった。
鉄腕アトム とともに育った世代の私としては
「それほどなんだ」
とちょっと意外
「理科離れ」という言葉がチラリと頭の中をよぎった。
そしてここんところ「専門」ってことへの敬意も低くなってるな~
という印象を持ったことも思い出した。
作者がモト国立大工学部教授というのが気になっていて。
森博嗣著
「冷たい密室と博士たち DOCTORS IN ISOLATED ROOM 」
講談社文庫
私自身、数年前まで某大学の工学部 で学生相談を担当していた。
科学者の卵たちの、知的労働よりも体力勝負 な部分、
学んでいるというより、働かせられているという感じに近い部分
などなど思い出した。
だって、
「ある元素を1原子ずつ並べた棒を作る」
ことが必要だったりするんだから…。
気が遠くなってしまう
膨大な機材に囲まれて、何回も何回も少しずつ条件を変えて、
同じ作業をすることになったり。本当に丹念な仕事をしているんだよね
(同じ工学部でもコンピューターしか並んでない研究室もあったりするんだけど)
いつも、淡々と着々と研究やっている彼(女)たちを心からすごいな~と
思っていた
もう1箇所、非常勤で授業を受け持っている文科系の大学 のクラスがある。
そこで
「科学的であること必要だと思うか?」
というような漠然とした質問をしたことがある。
そうしたら、80%ぐらいが
「あまりそう思わない」
という答えだった。
鉄腕アトム とともに育った世代の私としては
「それほどなんだ」
とちょっと意外
「理科離れ」という言葉がチラリと頭の中をよぎった。
そしてここんところ「専門」ってことへの敬意も低くなってるな~
という印象を持ったことも思い出した。