プリメイラ Honolulu

袰岩奈々のホノルル・カフェぶらぶら日記。
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Kids Hurt Too Hawaii創立18年でした

2019-02-26 16:57:58 | Life in Hawaii
ハワイに来て、不思議なつながり方をして
どっぷり浸かることになったKids Hurt Too Hawaii。
2012年からボードメンバーになり、17年の末まで6年、
英語もよくわからないまま、
「この活動は絶対、大事!」と思って関わってきた。

KIds Hurt Too Hawaiiの創設者は
シンシア・ホワイトとヒロ伊藤。
二人はご夫婦だ。
ヒロは日本人で、2歳のときに母親を
一酸化炭素中毒で亡くしている。
その後、養護施設で育ち、
海外で勉強しようとお金を貯めて、
アメリカで学生に。その後、実習で
オレゴン州にあるダギーセンターに行くことになり、
そこでシンシアと出会い、自分の体験していたものが
グリーフだったことに気づく。

二人は結婚してハワイに移り住み、
子どものグリーフサポートの必要性を感じ、
NPO Kids Hurt Too Hawaiiを設立した。
それが2月14日、バレンタインデーが創立記念日。
ほとんどを寄付でまかなうNPOを
18年続けるというのは並大抵なことではない。
ボランティアのファシリテーターを
毎回のグループに来てくれるように集めることも
かなり大変なことだと思う。
よっぽどの意味合いを感じられなければ、
夕方5時から9時までという拘束時間は、
月1回とはいっても、
働く身にとって、そう簡単なことではない。

シンシアの教える
ファシリテータートレーニングは
トラウマやグリーフを抱える子どもたち一緒に、
安全で安心な場で思いっきり遊べるように、
とても良く組み立てられている。

「かわいそう」とか「助ける」とは
対極にあるKids Hurt Too Hawaii的な
peer support的な関わり。
このすごさを、どうやって伝えたらいいのか、
いつも悩ましい。
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