びり。最後。最下位。
「運動会で走ったけどべべタやった」。
ベタは「柿のヘタ」のヘタ(端)、「尻臀」のベタと同系。
ベタを強め、頭音を重ねてべべタとした。
べッタ、べべタコ、べべチャ、べべチャコとも。
丁寧にいうとオベタ。ドンケツも「びり」のこと。
「負けてばっかり。またドンケツや」。ドンは罵りの意味の接頭辞。
ケツは尻。ケツは墓穴のケツのように、もとは穴のことであった。
(京都新聞 折々の京ことばより)
「運動会で走ったけどべべタやった」。
ベタは「柿のヘタ」のヘタ(端)、「尻臀」のベタと同系。
ベタを強め、頭音を重ねてべべタとした。
べッタ、べべタコ、べべチャ、べべチャコとも。
丁寧にいうとオベタ。ドンケツも「びり」のこと。
「負けてばっかり。またドンケツや」。ドンは罵りの意味の接頭辞。
ケツは尻。ケツは墓穴のケツのように、もとは穴のことであった。
(京都新聞 折々の京ことばより)