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ローバーミニに乗って27年。

GT5 衝突実験

2011年02月12日 | モノ・マガジン 

GT5のプレミアムカーにボディーの破損表現があり、一定レベル以上で開放される。現在Aスペックレベル27。Bスペックレベル34。シトロエンのWRCカーで衝突実験を行う。ライトのバルブまで精巧に作られている。プラクティスモードで、メカニカルダメージはオフ。サーキットは高速で走行できるインディアナポリスを選択。

逆走し、対向車や壁に正面から衝突させたり、バックで壁にぶつけたりすること数回で、ボディーパネルが歪み、汚れ、はずれかかる。デカールが剥がれているのも確認できる。

コースに対して垂直に停車し、運転席側に側面衝突させる。実車なら、1回の衝突でとんでもないことになるわけだが、2,3回の衝突では特に変化なし。5,6回繰り返していると、衝撃でスピンしながら壁につっこみ、ついにドアが開いた。ボンネットやリアハッチもガバッと開いた。

エンジンルームも再現されているが、めったに見ることがないだけに、表現度は低い。

ドアが開くと、運転席が露わになる。走行中はかなり内装表現が省かれており、描画よりも走行中心に処理が行われていることが分かる。それにしてもハンドルのシャフトが途中で切れているし、プレイやリプレイ時のコクピットビューで確認できるリアルなスイッチ類も無し。

また、運転席側に2,3回側面衝突させると、今度はドアが吹っ飛んでいった。プレー中は落ちたドアの隣に停車させた時の写真だが、フォトモードでは落ちたドアが再現されず。助手席側がはずれるかは不明。

トランク側から車内をのぞくと、ロールバーはしっかり表現されているものの、スペアタイヤは質感が出ていない。オンボードカメラが確認できる。ひと昔前のゲームって感じ。

さて、一般車両はどうなのか? BMWミニクーパーS ’07で実験。

同じように壁と側面の衝突を繰り返す。相対速度 時速500Km。現実ならこの時点で…。

シトロエンと同様の衝撃を繰り返すものの、ボディーパネルがはずれるほどの大きな変化はなかった。リアはボディーが凹み、ランプカバーが割れる程度。

フロントも黒く汚れ、バンパーがはずれかかる程度。何度も衝突した側面は黒い穴が開き、凹む程度だ。大きなダメージはWRC等のレースカーに限られているようだ、しかし、かなり大きなダメージを意図的に受けない限り、パーツ脱落ほどの破損はしないので、通常のレースでこれほどの破損は見られないだろう。


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