まずはローバージャパンのステッカーを剥がす。実は貴重なステッカー。もったいないけどドライヤーをあてて、爪でカツカツ。
5分かかった。内側にスモークが貼ってあるので、熱でダメになるかと思ったが影響はなかった。
トランク上部の鉄板には穴が数個開いている。この穴を利用してコードを通せればいい。ドライバーの千枚通しでホジホジしても、なかなか貫通しない。車内から挑戦しても無理。
結局スピーカーの取り付け穴の隙間を利用することに。
高さが足りなかったので、土台をいろいろ探した。コーヒーに付いてきたミニのケースが丁度良かったので両面テープで固定した。インテリジェント…っていう文字は格好悪いので裏側にした。
外側から見るとこんな感じ。ミニカーが外側に向いた方がいいと思った。配線部品を買いに、ジョ◇へ出発。
エーモンシリーズで揃えた。5%オフの日で1,000円弱。ストップランプと同じ値段だ。配線コネクタはコードの太さによって種類が違う。
午後8時30分、作業開始。寒い。怪しい。
ワンタッチ配線コネクタでストップランプ(緑・紫)と赤色コード、下部にあるアースケーブルと黒色コードをペンチで挟み込む。コツをつかむまで時間がかかり、ワンタッチとはいかなかったものの、これでコードが分岐するのだから優れものだ。ウオッシャーが近いだけに水濡れが心配だ。
もともと付いていたコードと先ほどコネクタに繋いだ延長コードをねじって結び、その上からハンダ付け。中学校の技術科以来の作業。道具はその当時のモノ。鉛が溶けたニオイを懐かしむ。ショートしないように慎重に作業した。寒いので、ハンダはすぐに固まる。その上から絶縁テープをグルグル巻き。
配線止めテープで邪魔にならないように、壁を這わせて固定した。
そして、緊張のブレーキオン! あれっ、つかない…。 そうだ、ミニはキーを回さないとブレーキランプがつかなかったのだった。セルが回る一つ前までキーを回し、再びブレーキオン。ついた! 美しいLEDの輝きと、自分で配線できたことに自己満足。作業終了午後9時。とにかく寒い。ミニに乗っていなければ、絶対にやらなかっただろう今回の作業。ミニに乗ると世界が少し広がる。