宮ケ瀬湖から秦野へ抜ける県道70号は、2019年の19号台風による崖崩れなどの被害で寸断され、長いこと通行止めが続いていた。それが今年の夏、7月30日にいよいよ解除されたんだ。これでコロナの緊急事態宣言も解除されたら行けるかもしれない。そう思って楽しみにしていたら、8月14日から15日にかけての大雨で再び通行止めになってしまったんだ。緊急事態宣言のほうはその後解除されたが、かんじんの道の方が通行止めでは仕方がない。
がっかりしていたところ、2日前、偶然その通行止めが10月の下旬まで解除になっていることを知ったんだ。いい天気になるという月曜日には山歩きでもしようかと考えていたところだったが、通行止め解除の情報を得た途端、みみ爺は急遽考えを変えた。もう裏ヤビツを走るしかないだろう。
翌日曜日は、朝からワクワク、ドキドキしながら一日かけて荷物の準備をしたり、自転車を点検したりした。
相模湖だ。予報通りいい天気だよ。空が真っ青で雲一つない。湖面に広がる穏やかな波に青空が揺れて映っているよ。思い切って出てきてよかった。
相模ダムの天端道だ。
ここで写真を撮ろうとして、みみ爺はつい自転車から転げ落ちた。前方から歩いてくる女性に無様な格好を見られてちょっと恥ずかしかったよ。
天端道から下流を望む。景信山や城山などの山並みが遠くに見られる。
ダムからは相模川右岸の道を行くよ。この道はみみ爺の好きな道だよ。車がほとんど通らない、ひっそりとした山陰の道なんだ。
桂橋だよ。相模川に架かるアーチ橋だ。特になんでもない橋だが、静かな道を走ってきてひょいとこの橋に出会うと、なぜかいいなあと思う。
橋のところから右へ、トンネルをくぐって進み、県道517号から国道412号へ出る。
国道412号をしばらく進み、道志川に架かる道志橋を渡る。
橋を渡ってすぐ、右手の細い道を斜めに下っていくんだ。道志川沿いの静かな道だよ。
振り返ると、今渡って来た国道の道志橋がとてもきれいに見えるよ。背景には高尾方面の山並みが青空にくっきりと浮かんでいる。
細い道をさらに進む。いい道だよ。
横浜水道沈殿池に出た。青空を写した水面はとても静かだね。
沈殿池から国道413号・道志道へ出るまでの上り坂が結構きつい。しかも長い。
道志道志道は、以前通った時に比べて車が少ないようだが、やはり国道だ。追い越していく車はかなりスピードを出している。大きなダンプカーはものすごい爆音を立て、風を巻き起こしていく。国道はやっぱりちょっと怖いね。
道志道から宮ケ瀬湖へ向かう県道64号に入ると少し安心するが、ここからの上りがまたつらいんだ。
このあたりが上りのピ-クになるだろうか。
気温は暑くもなく寒くもなくちょうどいいよ。しかも日差しはしっかりとある。最高の一日になりそうだね。
コスモスが揺れている。いいねえ、秋は。
このへんは鳥屋というあたりだろうか。
古びた石の欄干の橋を渡る。
虹の大橋のたもとからの宮ケ瀬湖だ。空も水面も素晴らしく青い。山々も秋の日差しの中にくっきりと稜線を刻んでいるよ。
県道64号を離れ、いよいよヤビツ峠へ向かう県道70号だ。
対岸に県道64号の大棚沢橋が見えるよ。橋というのは遠くから見るときれいだね。
カレンダーでは今日は体育の日のはずだったが、オリンピックの関係で平日になった。おかげで車もバイクも自転車もあまり通らない。いい雰囲気の道になって来たよ。
裏ヤビツのこの道は、いつかは走ってみたいと思っていたんだ。通行止めが解除され、こうして走ることができて本当にうれしい。最高の秋晴れの日にだ。
裏ヤビツは思っていた通りの素敵な道だよ。杉やヒノキの並ぶ道
は癒される。その谷底からは絶えず沢の水音が昇ってくる。
いい道だなあ!いい景色だなあ!
工事中と書かれた看板にドキッとするが、通行止めとは書かれていない。
こんな道を走れるなんて最高だな。
ゴーゴーと凄まじい水音が聞こえてきた。巨大な堰堤の幅いっぱいに豊富な水量の水が豪快に落ちている。すごい迫力だよ。
ここは金沢キャンプ場だが、現在は閉鎖中で人の姿はなく、長閑な秋の陽光だけが溢れている。
キャンプ場の広場から少し進んだところで、またもゴーゴーと水音が響いてきた。ここでも巨大な堰堤を大量の水が落ちている。あたりを震わせる空気の振動が、轟音とともに直に体に伝わってくる。
このあたりは川筋がずいぶん細くなり、河原が広がっていて明るい。
橋の上から右手に、一見自然の滝のように水を落としている堰堤があったよ。
素晴らしい流れの景色を楽しみながら、とてもいい雰囲気の道を上って行く。勾配はそれほどきつくないので、景色をたっぷり楽しむことができるよ。
塩水橋だよ。ここも被害に遭った場所だね。
橋を渡って、折り返すように進む。対岸に、上ってきた道が見える。
これが素敵な裏ヤビツの道だよ。
道はそれほどきつくない勾配だが、確実に高度を上げてはいる。
おや、小さなトンネルだ。こんなトンネルもなかなかいい。
マウンテンバイクが下りてきたよ。秦野側から来たのだろうか。だとすると通行止めは確かに解除されているんだね。
小さなピークで一休み。それほど暑いわけではないが、上り坂はやっぱり汗はかくしのども乾く。水がおいしい。
崩れた土砂だろうか。
またトンネルだ。トンネル内の壁面にはおびただしい落書きが並ぶ。こんな落書きはせっかくのトンネルのいい雰囲気を台無しにするね。
ここも台風や大雨の被害に遭ったところだろうね。
苔むした擁壁を見ると、静けさが押し寄せてくるようだよ。
勾配の緩い上り坂が続く。
この札掛橋までが長いこと通行止めだったんだね。
橋の上から流れを見下ろすと、水は濁りもなくとてもきれいだよ。
札掛橋からほどなく、木々の間に吊り橋を見つけた。
吊り橋を渡ってみようかと思ったけれど、やっぱりやめた。
札掛橋を過ぎてから勾配がきつくなり始めた。だが川の水音と景色はいい。
地獄沢に架かる地獄沢橋だ。地獄沢とはずいぶん恐ろしい名前だね。どうしてこんな名前がついたのかね。
あれが「きまぐれ喫茶」か。峠はもうすぐだね。
急勾配の上りが続くよ。今日一番のきつい上りだよ。
必死にペダルをこいでいると、上から下って来たローディーが、
「頑張りましょう。もうすぐですよ!」
と、笑いながら声をかけて通り過ぎていった。
「ありがとう!」
自転車をこぐみみ爺の姿が、よっぽどふらふらしていたのだろう。
なんとか「護摩屋敷の水」にたどり着いた。
のどが渇いていたので、空のペットボトルに湧水を満たして飲んだ。
冷たくておいしかったが、飲んでしまった後で、「生水での引用は避け、煮沸処理をして飲用してください」とある立札が目にとまった。あ~あ、飲んじゃったよ!
湧水からは勾配は落ち着いたよ。ああよかった。
何となく空が開けてきたよ。峠は近いね。
峠に着いたよ。
決まり事のように、みみ爺もまたこの場所で写真を撮ってしまった。
頑張って苦しんでここにたどり着いた多くのチャリダーたちの気持ちがわかる気がする。みみ爺は比較的楽な裏ヤビツからだけどね。
一休みしてすぐに出発。
展望台で景色を楽しみながらおにぎりをいただくつもりだよ。
やっぱり下りは楽だ。けれど景色は、味わう余裕もなくどんどん後方へ飛び去って行く。
表ヤビツの下りは、秦野の街を見下ろしながら下るのでとても楽しい。
いい下りだ。いい道だ。
展望台に着いた。菜の花台展望台というそうだ。
まずは展望台へあがってみようかね。
晴れていてよかった。すばらしい展望だ。海のほうまで見えるぞ。
お湯を沸かして、インスタント味噌汁。
おにぎりを食べよう。お腹がすいたよ。朝5時に食べたきりだ。
そして、コーヒーを飲みながらゆっくりと時間を過ごす。秦野駅まではずっと下りだ。しかも目と鼻の先だよ。急ぐことはない。
展望台からの下りも最高だよ。ずっと街を見下ろしながら走ることができる。もし秦野側から上っていたら、この景色はみることができなかっただろう。きつい勾配が続いているからね。景色を楽しむなんて余裕はないだろうね。
実に気持ちのいい下りだ。
県道わきにお寺の山門が目にとまった。宝蓮寺大日堂だ。
左右に木造の二王立像が安置された仁王門だね。
こちらのお堂には本尊の五智如来坐像と、聖観音菩薩立像が安置されているそうだよ。
さあ、駅を目指そう。日も傾いてきた。もう3時半だ。
緑水庵・蓑毛自然観察の森。自然の中を散策できる道が整備されているらしい。
これは入口にある水車だ。
このまま駅までずっと県道を下っても面白くない。大日堂から1キロほど下ったあたりから右の細い道に入った。金目川の橋を渡り、その先で道が二つに分かれているところを左へ、さらに細い急な坂道を下っていく。
橋を造っているのかな?
車の誘導をしていた警備員に尋ねると、
「仮説の橋を解体しているんです」
ということだった。
大好きなカントリーロードを行くよ。楽しいねえ。
駅前の水無川だね。4時だ。街には早い夕暮れが迫ってるよ。
やっと秦野駅に着いた。
本当に楽しい一日だったね。天気は最高だったし気温も暑くなく寒くなくちょうどよかった。何よりすべての道が素敵だった。宮ケ瀬湖からの上りは、ずっと美しい谷川の景色と心地よい水音に包まれ、ヤビツ峠からの下りは、遥かな秦野の街のすばらしい眺望が続いた。
ただ、みみ爺にとってはちょっとつらい3か所の上り坂があったかな。
横浜水道沈殿池から国道421号までの上り、国道の道志道から宮ケ瀬湖へ向かう県道64号の上り、そして、県道70号の札掛橋から「護摩屋敷の水」までの上りだ。でも、過ぎてしまえば、その坂を上った辛さも楽しかったことの一つだよ。
新宿行きの電車が来た。さあ帰ろう。
お疲れさん、みみ爺。
がっかりしていたところ、2日前、偶然その通行止めが10月の下旬まで解除になっていることを知ったんだ。いい天気になるという月曜日には山歩きでもしようかと考えていたところだったが、通行止め解除の情報を得た途端、みみ爺は急遽考えを変えた。もう裏ヤビツを走るしかないだろう。
翌日曜日は、朝からワクワク、ドキドキしながら一日かけて荷物の準備をしたり、自転車を点検したりした。
相模湖だ。予報通りいい天気だよ。空が真っ青で雲一つない。湖面に広がる穏やかな波に青空が揺れて映っているよ。思い切って出てきてよかった。
相模ダムの天端道だ。
ここで写真を撮ろうとして、みみ爺はつい自転車から転げ落ちた。前方から歩いてくる女性に無様な格好を見られてちょっと恥ずかしかったよ。
天端道から下流を望む。景信山や城山などの山並みが遠くに見られる。
ダムからは相模川右岸の道を行くよ。この道はみみ爺の好きな道だよ。車がほとんど通らない、ひっそりとした山陰の道なんだ。
桂橋だよ。相模川に架かるアーチ橋だ。特になんでもない橋だが、静かな道を走ってきてひょいとこの橋に出会うと、なぜかいいなあと思う。
橋のところから右へ、トンネルをくぐって進み、県道517号から国道412号へ出る。
国道412号をしばらく進み、道志川に架かる道志橋を渡る。
橋を渡ってすぐ、右手の細い道を斜めに下っていくんだ。道志川沿いの静かな道だよ。
振り返ると、今渡って来た国道の道志橋がとてもきれいに見えるよ。背景には高尾方面の山並みが青空にくっきりと浮かんでいる。
細い道をさらに進む。いい道だよ。
横浜水道沈殿池に出た。青空を写した水面はとても静かだね。
沈殿池から国道413号・道志道へ出るまでの上り坂が結構きつい。しかも長い。
道志道志道は、以前通った時に比べて車が少ないようだが、やはり国道だ。追い越していく車はかなりスピードを出している。大きなダンプカーはものすごい爆音を立て、風を巻き起こしていく。国道はやっぱりちょっと怖いね。
道志道から宮ケ瀬湖へ向かう県道64号に入ると少し安心するが、ここからの上りがまたつらいんだ。
このあたりが上りのピ-クになるだろうか。
気温は暑くもなく寒くもなくちょうどいいよ。しかも日差しはしっかりとある。最高の一日になりそうだね。
コスモスが揺れている。いいねえ、秋は。
このへんは鳥屋というあたりだろうか。
古びた石の欄干の橋を渡る。
虹の大橋のたもとからの宮ケ瀬湖だ。空も水面も素晴らしく青い。山々も秋の日差しの中にくっきりと稜線を刻んでいるよ。
県道64号を離れ、いよいよヤビツ峠へ向かう県道70号だ。
対岸に県道64号の大棚沢橋が見えるよ。橋というのは遠くから見るときれいだね。
カレンダーでは今日は体育の日のはずだったが、オリンピックの関係で平日になった。おかげで車もバイクも自転車もあまり通らない。いい雰囲気の道になって来たよ。
裏ヤビツのこの道は、いつかは走ってみたいと思っていたんだ。通行止めが解除され、こうして走ることができて本当にうれしい。最高の秋晴れの日にだ。
裏ヤビツは思っていた通りの素敵な道だよ。杉やヒノキの並ぶ道
は癒される。その谷底からは絶えず沢の水音が昇ってくる。
いい道だなあ!いい景色だなあ!
工事中と書かれた看板にドキッとするが、通行止めとは書かれていない。
こんな道を走れるなんて最高だな。
ゴーゴーと凄まじい水音が聞こえてきた。巨大な堰堤の幅いっぱいに豊富な水量の水が豪快に落ちている。すごい迫力だよ。
ここは金沢キャンプ場だが、現在は閉鎖中で人の姿はなく、長閑な秋の陽光だけが溢れている。
キャンプ場の広場から少し進んだところで、またもゴーゴーと水音が響いてきた。ここでも巨大な堰堤を大量の水が落ちている。あたりを震わせる空気の振動が、轟音とともに直に体に伝わってくる。
このあたりは川筋がずいぶん細くなり、河原が広がっていて明るい。
橋の上から右手に、一見自然の滝のように水を落としている堰堤があったよ。
素晴らしい流れの景色を楽しみながら、とてもいい雰囲気の道を上って行く。勾配はそれほどきつくないので、景色をたっぷり楽しむことができるよ。
塩水橋だよ。ここも被害に遭った場所だね。
橋を渡って、折り返すように進む。対岸に、上ってきた道が見える。
これが素敵な裏ヤビツの道だよ。
道はそれほどきつくない勾配だが、確実に高度を上げてはいる。
おや、小さなトンネルだ。こんなトンネルもなかなかいい。
マウンテンバイクが下りてきたよ。秦野側から来たのだろうか。だとすると通行止めは確かに解除されているんだね。
小さなピークで一休み。それほど暑いわけではないが、上り坂はやっぱり汗はかくしのども乾く。水がおいしい。
崩れた土砂だろうか。
またトンネルだ。トンネル内の壁面にはおびただしい落書きが並ぶ。こんな落書きはせっかくのトンネルのいい雰囲気を台無しにするね。
ここも台風や大雨の被害に遭ったところだろうね。
苔むした擁壁を見ると、静けさが押し寄せてくるようだよ。
勾配の緩い上り坂が続く。
この札掛橋までが長いこと通行止めだったんだね。
橋の上から流れを見下ろすと、水は濁りもなくとてもきれいだよ。
札掛橋からほどなく、木々の間に吊り橋を見つけた。
吊り橋を渡ってみようかと思ったけれど、やっぱりやめた。
札掛橋を過ぎてから勾配がきつくなり始めた。だが川の水音と景色はいい。
地獄沢に架かる地獄沢橋だ。地獄沢とはずいぶん恐ろしい名前だね。どうしてこんな名前がついたのかね。
あれが「きまぐれ喫茶」か。峠はもうすぐだね。
急勾配の上りが続くよ。今日一番のきつい上りだよ。
必死にペダルをこいでいると、上から下って来たローディーが、
「頑張りましょう。もうすぐですよ!」
と、笑いながら声をかけて通り過ぎていった。
「ありがとう!」
自転車をこぐみみ爺の姿が、よっぽどふらふらしていたのだろう。
なんとか「護摩屋敷の水」にたどり着いた。
のどが渇いていたので、空のペットボトルに湧水を満たして飲んだ。
冷たくておいしかったが、飲んでしまった後で、「生水での引用は避け、煮沸処理をして飲用してください」とある立札が目にとまった。あ~あ、飲んじゃったよ!
湧水からは勾配は落ち着いたよ。ああよかった。
何となく空が開けてきたよ。峠は近いね。
峠に着いたよ。
決まり事のように、みみ爺もまたこの場所で写真を撮ってしまった。
頑張って苦しんでここにたどり着いた多くのチャリダーたちの気持ちがわかる気がする。みみ爺は比較的楽な裏ヤビツからだけどね。
一休みしてすぐに出発。
展望台で景色を楽しみながらおにぎりをいただくつもりだよ。
やっぱり下りは楽だ。けれど景色は、味わう余裕もなくどんどん後方へ飛び去って行く。
表ヤビツの下りは、秦野の街を見下ろしながら下るのでとても楽しい。
いい下りだ。いい道だ。
展望台に着いた。菜の花台展望台というそうだ。
まずは展望台へあがってみようかね。
晴れていてよかった。すばらしい展望だ。海のほうまで見えるぞ。
お湯を沸かして、インスタント味噌汁。
おにぎりを食べよう。お腹がすいたよ。朝5時に食べたきりだ。
そして、コーヒーを飲みながらゆっくりと時間を過ごす。秦野駅まではずっと下りだ。しかも目と鼻の先だよ。急ぐことはない。
展望台からの下りも最高だよ。ずっと街を見下ろしながら走ることができる。もし秦野側から上っていたら、この景色はみることができなかっただろう。きつい勾配が続いているからね。景色を楽しむなんて余裕はないだろうね。
実に気持ちのいい下りだ。
県道わきにお寺の山門が目にとまった。宝蓮寺大日堂だ。
左右に木造の二王立像が安置された仁王門だね。
こちらのお堂には本尊の五智如来坐像と、聖観音菩薩立像が安置されているそうだよ。
さあ、駅を目指そう。日も傾いてきた。もう3時半だ。
緑水庵・蓑毛自然観察の森。自然の中を散策できる道が整備されているらしい。
これは入口にある水車だ。
このまま駅までずっと県道を下っても面白くない。大日堂から1キロほど下ったあたりから右の細い道に入った。金目川の橋を渡り、その先で道が二つに分かれているところを左へ、さらに細い急な坂道を下っていく。
橋を造っているのかな?
車の誘導をしていた警備員に尋ねると、
「仮説の橋を解体しているんです」
ということだった。
大好きなカントリーロードを行くよ。楽しいねえ。
駅前の水無川だね。4時だ。街には早い夕暮れが迫ってるよ。
やっと秦野駅に着いた。
本当に楽しい一日だったね。天気は最高だったし気温も暑くなく寒くなくちょうどよかった。何よりすべての道が素敵だった。宮ケ瀬湖からの上りは、ずっと美しい谷川の景色と心地よい水音に包まれ、ヤビツ峠からの下りは、遥かな秦野の街のすばらしい眺望が続いた。
ただ、みみ爺にとってはちょっとつらい3か所の上り坂があったかな。
横浜水道沈殿池から国道421号までの上り、国道の道志道から宮ケ瀬湖へ向かう県道64号の上り、そして、県道70号の札掛橋から「護摩屋敷の水」までの上りだ。でも、過ぎてしまえば、その坂を上った辛さも楽しかったことの一つだよ。
新宿行きの電車が来た。さあ帰ろう。
お疲れさん、みみ爺。
国道の道志橋のたもとから入って行った細いはちょっとした発見でした。今までは寸沢嵐のほうを回っていましたが、また新しいルートを手に入れた思いです。
裏ヤビツの道は、私もあんなに細い道だとは思っていませんでした。ちょっとした林道気分を味わえるところもありましたが、県道ですからやっぱり車やオートバイはたまに通ります。それでも景色と雰囲気は最高でしたよ。
おめでとうございます。
相模湖を越えて沈砂池の部分は以前にご一緒させていただいた部分ですね。 ま、その時は高尾から走りましたが。
ヤビツ峠は若い頃丹沢に入るために、当時は大泰野駅からバスで何回か行きました。
また、ここはローディーの聖地ですね。 大概は泰野側からのピストンのようですが。
もっと太い道かと思てましたが案外と田舎道なんですね。
この辺りはヤマビル満載の地区なので、道端の藪にはいるのすら危うい地区ですね。
丹沢の表尾根からもそうですが、ヤビツから見下ろす泰野の景色も中々ですね。
久しぶりの山岳ツーリング無事に越されて何よりです。
きっとこれで、思いは秩父の林道でしょう。
11月いっぱいまで紅葉も楽しみですね。