こないだの、
小学校の同窓会は、実に48年ぶりの再会!
だったのですが、
この~年ぶり~の、「~ぶり」という言葉、
たとえば、10年ぶり。というと、
今年は、平成25年ですから、25-10=15
で、前の出来事は、平成15年だった。ことになります。
今日も、昨日の「以降」に引き続き、こんがらがりそうな言葉の整理です。
以下、
トクする日本語より。
いつも、お世話になっています。
「〇日ぶり」も同じです。
事件が「3日ぶり」に解決という言い方がありますが、
今日26日に解決したのであれば、26-3=23で、
23日に事件が発生したことがわかります。
しかし、「〇日目」に解決になると「4日目」と数字が変わってきます。
これは、「〇日ぶり・〇年ぶり」は『満』の数え方をし、
「〇日目・〇年目」は『数え』の数え方をするためです。
『満』は状態が起こったときを含めません。『数え』は状態が起こったときも含めます。
例えば、現在は生まれたときが0歳で、誕生日を迎えるごとに1歳ずつ増える『満年齢』ですが、
以前は、生まれたときにすでに1歳という『数え年』でした。
また他に『満』で数えるものに「〇周年」があります。
Jリーグは平成5年に開幕しました。今年は開幕「20周年」で、開幕して「21年目」になります。
「〇年目」は『数え』なので開幕した年も数えるのです。
迷いやすいのは法要の年数の数え方。亡くなってから1年後の命日は「一周忌」ですが、
2年後の命日は「三回忌」です。
これは、「一周忌」は『満』の数え方で、「三回忌」は『数え』で数えるためです。
考え方としては、亡くなった日が「一回忌」。1年後は「二回忌(一周忌)」。
そのため2年後が「三回忌」となるのです。
日数・年数の数え方には『満』と『数え』の2つあることを覚えておきましょう。
「~ぶり」に「~目」に「~周年」
それから、『満』や『数え』
そうなんですね、亡くなった日が一回忌なんだ。
日本語って、ほんと大変です。
と、ここでうちわの話で恐縮ですが
長男と次男は、2010年に結婚しましたから
今年は、結婚「3周年」で、結婚して「4年目」になるのですね。
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今日はこの辺で