Records にへーのブログ

演劇・映画・小説・マンガが好き!
日々考た事で、Xに書きづらい事を書いて行こうと思っています。

映画「殺人狂時代」について。

2007-01-01 23:07:06 | 映画
前から見たかった作品で、実は夏くらいからDVDを買っていたのだが(岡本喜八DVD-BOX[MODERNS]に収録)、時間が無くて今まで見る事が出来なかった。
岡本喜八監督作品は、本数はあまり見た事がないのだけど、どれも出来が良いので、これも期待して見たのだけど、やはり面白かった。
物語は、人口が増えすぎた為、無能な人間を殺そうとする殺し屋集団「大日本人口調節審議会」に偶然命を狙われる事になる、主人公の大学講師の冒険を、ブラック・ユーモアたっぷりに描いている。
まず主人公を演じる仲代達矢のキャラクターが面白い。
飄々として、かなりボケた感じの主人公が、次々と来る変テコな殺し屋達を運良く(?)倒して行く展開は面白い。
また、行き当たりバッタリ的に見えた話も、後半になって、伏線が幾つも貼られていた事が分かり、予想外の結末に収縮されて行く。
他にもディティールの面白さや、天本英世の若さとか(1967年作品)、シーン繋ぎの旨さとか、魅力たっぷりの作品になっていると思う。
60年代・70年代の、あまり一般には知られてない作品の中には、まだまだ見たい作品が沢山あって、今回の様にドンドンDVD化してもらいたい。

1月1日の日記。

2007-01-01 23:00:13 | 日記
新年1日目。朝から良い天気!
朝起きて、お雑煮を食べた後、1人で初詣に行く。
沢山願い事をしても、かなわないのではないかと思い、演劇公演の成功を祈って来る。
おみくじを引いて見る。
吉。
どうやら、新しい事や新しいやり方に挑戦した方が、よい結果が出るらしい。
帰って来て、蜷川幸雄演出の演劇「キッチン」(DVD)を見る。
蜷川幸雄の演劇を生で見た事はないし、映像でも少ししか見た事がない。
だから「キッチン」と、藤原竜也主演の「ロミオとジュリエット」だけの印象で言うと、非常にパワフルな演劇を作るイメージがある。
ただ、そのパワフルなイメージの裏に、凄く繊細で複雑な演出がある様に思える。
とにかく、上手い!
成宮寛貴や杉田かおるなどのテレビでよく見る俳優も、舞台役者と変わらず輝いている。
イギリスのレストランの厨房を、印象的なキャラクターで、鋭く描く。多面的で深いテーマは、閉塞感に包まれているので、演劇ファン以外には好みの分かれる作品だと思う。
その後、映画を一本見る。
毎年元旦は、古い日本映画を一本見る習慣になってるのだが、今年は「殺人狂時代」(1967年、白黒作品)を見る。
面白い。この作品の感想は別コーナーに書きます。
こんな感じで、元旦は過ぎてく。

謹賀新年

2007-01-01 01:19:56 | ノンジャンル
明けましておめでとうございます!
今年もヨロシクお願いします\(^O^)/!
今年は劇団の更なるレベル・アップを目指して、劇団代表として、演出として、台本執筆者として、頑張って行きます!
とにかく良い作品を作って、お客様が満足して帰ってもらえる様な公演をして行かなければいけないと思ってます。
今まで見て頂いた方も、まだ見た事がない方も、ぜひ今年は公演に足を運んで頂ける様、お願い致します(*^_^*)