Records にへーのブログ

演劇・映画・小説・マンガが好き!
日々考た事で、Xに書きづらい事を書いて行こうと思っています。

三角フラスコ公演「埋もれて、白い」観劇

2015-03-13 22:10:00 | 演劇
ちょっと前になりましたが、1月24日に仙台で三角フラスコさんの公演「埋もれて、白い」を観て来ました。



新潟の劇団カタコンベさんに所属する牧田夏姫さんが出演するという事で、郡山の友達に会いに行くのも兼ねて(この前日に会いました)、仙台まで観に行ったのです。



上の写真は仙台駅前。南口とか東口だとかはよく分からないですが(^_^.)





劇場最寄り駅の陸前原ノ町駅までは、石ノ森章太郎のマンガ・キャラがプリントされた電車で行きます。



上の写真は会場の、仙台市宮城野区文化センター・パトナシアター前。


三角フラスコさん「埋もれて、白い」感想。


対面式の客席で、舞台中央には人が1人入れるくらいの穴が空いている。
牧田さんの所属する劇団カタコンベさんに通じる静かな人間模様なのだけど、どこかファンタスティックな要素のあるカタコンベさんに比べて、背後に震災という現実が重く横たわっている。
舞台の穴が象徴する様に、登場人物の心にも大きく穴が空いているが、牧田さん演じる妊婦のお腹の中の子供が、未来への希望として描かれている。


 先日(2月14日)、柏崎で劇団THE風・FOUさんの舞台「父と暮らせば」を観ました。とても良い出来でした。しかし、観劇の最中に「埋もれて、白い」の事が頭に浮かんでしまったのです。
「父と暮らせば」は、広島に原爆が落ちてから3年後が舞台。「埋もれて、白い」が震災から4年。
「父と暮らせば」には無くて、「埋もれて、白い」には有るもの。
決して震災の悲惨さを声高に唱える様な内容では無いのですが、「埋もれて、白い」には震災を経験した、あるいは間近で見た人達の重みやリアリティが確かに有りました。
勿論、自分が震災と同じ時代を生き、直に経験してなくてもほぼリアルタイムでニュース映像を見ているからという事もあるかもしれません。
実際に仙台で被災した人達は、この公演をどういう風に捉え感じたのか?
日本に関心の無い外人が観たら、どう思うのか?
もし50年後にこの戯曲を公演したら、この重みを感じ取れる若者はいるのか?
色々と考えてしまいました。

ただそれでも言えるのは、「埋もれて、白い」が普遍的な再生の物語としても強度があるという事です。


まとまらない感想で失礼しました。
ちなみに劇団THE風・FOUさんをディスってる訳では決してないので、勘違いしないでなさらずに(良い舞台でした)。
「埋もれて、白い」に、体験の凄味があったという事が、言いたかったのです。

カタコンベに所属しながらも、県外の公演にドンドンと出演する牧田さんは、新潟の若手代表だといつも思っているので、これからも応援して行きます!



今回、車で仙台まで行ったのですが、雪の降っていない季節だったら、また車で仙台まで行くのは有りだと思いました。

今回たまたま雪が降らなかったけど、雪降ってると、ちょっと車はキツイかも。



ゆるやかに再開

2015-03-13 20:55:00 | ノンジャンル
お久しぶりです。

もう2年近く更新してなかったですね。

ツイッターの方ではチョクチョク書いているのですが、ブログの方はすっかりご無沙汰になってしまいました。

ツイッターは気軽に書けるという面では非常に良いのですが、(当たり前ですが)一回の文章が短いのでジックリ書けないという事と、文章が残らないという事があるので、ブログの方も頻度は少しかもしれませんが、また書いて行きたいと思います。

宜しくお願いします!