以下、春公演のネタバレを含みます。
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女優と監督が作ろうとしている映画なのだけど、低予算映画ながら一部の映画ファンからは話題になる様な映画という位置づけ。
話題になる理由は、大手芸能事務所を脱退した注目の女優が新しい事務所で再出発するという事と、海外でも評価されるインディーズ系映画監督がタッグを組むという理由。
話題になってる故に対談記事が成り立つ。人気が無い映画は撮影前に注目を集めないし、記事にもならない。
そしてその映画の内容なのだけど、自分が以前書いた未完成台本「怪物」と同じ内容にしたいと思う。
「怪物」の物語は、1970年の東京で小説家を目指しスーパーで働いている女性と、学生運動に参加しカリスマ性のある美しい男との猟奇的な恋愛サスペンスドラマである。
この映画脚本のクライマックス少し前の台詞を巡って、女優と監督が対立する。その解釈によっては、クライマックスの意味合いが少し変わって来る為、二人ともその重要性は分かっているという設定。
この春公演は40分前後を目指している為、対談を全て舞台で語るには時間が足りない。逆に全部入れたらダラダラとして間延びしてしまうだろう。
その為、間にはインターミッション的に2回区切る所を入れたいのだが、そこを暗転で時間を飛ばしてはつまらないので、対立の問題になるシーンを女優側の意見を反映したものと、監督の意見を反映したものをそれぞれ女優の役者に演じてもらい、それが入ると時間が飛ぶという形にしたい。
この問題のシーンについてはまだ具体的に考えていないので、演じてもらうシーンを早く考えなければいけない。
自分で書いてある「怪物」には、それに合った具体的な台詞は無いからだ。
出来れば女優が所属事務所を辞める原因になった、パワハラに関連付けられた台詞のシーンにしたいと思っているのだけど。
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