宮部みゆき 著
ちょっと前にTVで「火車」の2時間ドラマのCMを見かけ、そう言えば以前に妹が持ってきてくれた文庫本の中にあったような・・・・・
・・・・・あった
っと言うことで、早速読んでみた次第です
当時、直木賞間違いなしと言われながら受賞ならなかった作品だけあって、めっちゃ良い
小説でした
内容は・・・・
休職中の刑事、本間俊介は遠縁の男性に頼まれて彼の婚約者、関根彰子の行方を捜すことになった。自らの意思で失踪、しかも徹底的に足取りを消して―なぜ彰子はそこまでして自分の存在を消さねばならなかったのか?いったい彼女は何者なのか?謎を解く鍵は、カード会社の犠牲ともいうべき自己破産者の凄惨な人生に隠されていた。山本周五郎賞に輝いたミステリー史に残る傑作。(BOOKデータベースより)
有名な小説なので、ご存知の方も多いとは思いますが、宮部氏懇親の秀逸作品です
借金の怖さ。 逃亡の恐怖。 そして女の執念。
宮部氏らしい、活字を巧みに使った面白さは目を見張ることでしょう。
時代背景はまだ携帯の無い時代ですので、多少のもどかしさ(古さ)はあると思いますが、それを覆い隠してしまうほどの圧倒感はあると思います。
もし、まだ読んでいない方が居たら必見ですよ
活字の苦手な方は、是非ドラマで触れてみては・・・・・って、もちろん私はドラマの方は見てないので何とも言えませんが