監督 キャスリン・ビグロー
今年のアカデミー賞にもノミネートされている、ちょっとした話題作です。
本命では無いと思いますけどね
ストーリーは、2011年、ビン・ラディン逮捕(殺害?)を題材にしたノンフィクションムービー・・・・・・・です
2001年のあのテロからCIAが追い求めたビン・ラディンを捕まえるまで、どのような動きがあり、それに対してのアメリカ政府の対応などがとても興味深くつづられているストーリーは、派手さは無いものの、裏方の地道さが伺え、とても緊張感のあるものでした。
3時間弱のちょっと長い映画ですが、映画としてはそれなりに良い映画でしたよ
しかーし
娯楽としての映画ならば満足の行く映画でしたが、ノンフィクションと言われたら・・・・・・どうっすか?
まぁ、色々な説はありますが、ラディンはすでに死んでいた説はあまりにも有力すぎる!
すでに死んでいた人間をどうやって捕らえる事が出来ようか?
事実、ラディンの遺体はどこにも存在せず、捕獲に勤めたシールズは戦闘中にラディンの顔を銃で乱射し、写真は残っているが本人とは全く確認できず、終いには遺体をヘリから海に投げ捨てたと言ういい加減さ
専門家がDNA鑑定で本人と確認したと言う紙切れは残っているものの、証拠が無ければ何の役にも立たない。
さらにはオバマ大統領の選挙前の出来事となれば、選挙へのアピールと言われても何ら違和感の無いでっち上げと言われても仕方ないよね
プロパガンダも甚だしいと言うのが私の感想です。
一番、可哀想なのは、監督のキャスリン・ビグローかな
完全に担ぎ上げられた感じですね
ただし、もう一度言いますが、映画としては面白かったと思いますよ
そう言った意味でも一見の価値はあると思います