東野圭吾 著
妻・直子と小学5年生の娘・藻奈美を乗せたバスが崖から転落。
妻の葬儀の夜、意識を取り戻した娘の体に宿っていたのは、死んだはずの妻だった。
その日から杉田家の切なく奇妙な“秘密”の生活が始まった。
何だかオカルトっぽい展開から始まったけど、話が進むに連れて、やっぱりそういう方向で話は進むのね・・・・・って感じだったんで、別に期待もせずに読み進めてました。
しかし娘(妻?)が成長するにしたがって、男であり父親である私としては完全に主人公に感情移入してしまい、何とも切なく、居た堪れない思いになり・・・・・。
そしてラストの「秘密」を知ったときの心の中に渦巻くモヤモヤ感。
読み終えた後からジワジワとそれはやってきましたね。。。。。。
なるほど、これが東野圭吾なのか・・・・。
娘を持つ父親には、この一冊は痛すぎるかも知れませんね
映画化もされていますので読むのが面倒な方はそちらでどうぞ。
ちなみに私は観てませんが、日本アカデミー賞主演女優賞、主演男優賞受賞しているくらいですから、きっと面白いんじゃないかな?
多分ね
ちなみに設定が母親と息子だったらどうなんだろう・・・・・・・。
・・・・・・あ、何か、キモい感じがしてきた