フィッシュストーリー☆新潟

釣りと映画と読書と家族の雑記です

原発ホワイトアウト

2015年12月27日 | 読書

若杉冽 著

 

 

 

キャリア官僚による、リアル告発ノベル! 『三本の矢』を超える問題作、現る!!
再稼働が着々と進む原発……しかし日本の原発には、国民が知らされていない致命的な欠陥があった!
この事実を知らせようと動き始めた著者に迫り来る、尾行、嫌がらせ、脅迫……包囲網をかいくぐって国民に原発の危険性を知らせるには、ノンフィクション・ノベルを書くしかなかった!

 

 

これはなかなか面白かったね

 

 

原発と政治の絡み方がえげつないほどにリアルに描かれる一方、原発推進派をなんとか食い止めようとする人々の攻防も見どころ。

 

これがリアルかどうかは分かりませんが、こんなの読んじゃった原発再稼働は反対したくなっちゃうよね。

 

まあ、元々わたしは反対派だけどね

 

 

デモ集団の抑え方、マスコミやメディアの抑え方、反対する県知事への対策、国家権力って怖え~な~ってのが正直な感想ですね。

 

 

最近、やたらと東電のCMを見たり聞いたりするけど、あんなもんで反対派が寝返るわけねーだろ・・・・って思ってたけど、あれはメディア対策だったんですね。

 

CMが流れると言うことは広告料をもらっているということでしょ?

 

スポンサーに対して悪く言い辛いでしょ?

 

これはセブン&アイホールディングスとかTOYOTAとかの手法と同じだね。

 

 

なぜ国は原発に拘るのかが詳しく描かれた一冊、読んでみる価値はあると思いますよ。

 

 

 

ところで随分と中途半端に物語が終わっちゃったけど、これは前半なのか?

 

もしかしたてここから「東京ブラックアウト」に繋がったりする?

 

 

まぁ、そのうち読んでみたいと思います

 

コメント
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