監督 スティーヴン・スピルバーグ
『プライベート・ライアン』などでタッグを組んだスティーヴン・スピルバーグ監督とトム・ハンクス主演によるサスペンスドラマ。
東西冷戦下の50〜60年代に起きたソ連によるアメリカ軍のU-2撃墜事件を基に、捕虜となったアメリカ軍パイロットの救出という極秘指令を受けた弁護士の奮闘を描く。
イーサン&ジョエル・コーエンが脚本を務める。
重厚感ある、とても良い映画でした。
冷戦時代の緊張感ある展開に引き込まれること間違いなしでしょう。
ベルリンの壁が東西を隔てていく中、命の危険をかえりみず、自分の使命を全うするため西と東を行き来する主人公の勇気はまさに米国のヒーローだったのではないでしょうか。
腕利き弁護士らしく、言葉を武器に敵国と交渉を重ねる一人の男にどれだけのプレッシャーが掛かっていたのか想像も付かない世界。
そしてそれを支える妻も影の功労者として称えても良いのではないでしょうか。
映画と関係のないところでもう一つ。
前回「白鯨との闘い」を観た時と同じ日に今作も鑑賞し、スクリーンも同じでした。
そしたらまたまた音声の乱れがあり、今回はちょっと酷かったんです。
何人かスクリーンを出る方もいらっしゃいました。
見終わった後、出口でお詫びとして無料鑑賞券を頂きましたけどね。
とても良い映画だっただけに、途中全然映画の内容が入ってこない状態で鑑賞せざるを得なかったのが残念でした。