監督 是枝裕和
主演・福山雅治&監督・是枝裕和という『そして父になる』のコンビが再びタッグを組んだサスペンス。
裁判で勝つためなら真実は二の次と割り切っていた弁護士が、担当した殺人事件の闇にはまっていく姿を描く。
得体の知れない不気味な容疑者を役所広司、事件の鍵を握る被害者の娘を広瀬すずが演じる。
これは映画好きには堪らない一本だけど、苦手な方にはキツいかもね
とにかく小さな伏線や、役所広司の仕草を一つ残らず見逃さないように鑑賞することが出来れば多少なりとも新しい発見があるのではないでしょうか。
それにしても役所広司って役者さんは凄いね。
物語の中で福山雅治が翻弄されるシーンが幾度も出てくるけど、それ以上に観てるこっちが翻弄されまくりで、「この人、本当に犯人じゃないんじゃないか」と思えてくるんだからね。。。。
まあ、色々と綴りたいんだけど、ネタバレになりそうなんでこの辺で・・・・。
是枝さんはダメな父親を描いている事が多いけど、自分の父親に何か思うところがあるんでしょうか。。。
あるいは自分が父親として欠落していたものが何かあったのだろうか。。。。。