長岡弘樹 著
必要な人材を育てる前に、不要な人材をはじきだすための篩。それが、警察学校だ。白髪隻眼の鬼教官・風間公親のもとに、初任科第百期短期課程の生徒達が入校してきた。半年間、地獄の試練を次々と乗り越えていかなければ、卒業は覚束ない。ミスを犯せば、タイムリミット一週間の“退校宣告”が下される。総代を狙う元医師の桐沢、頑強な刑事志望の仁志川など、生徒たちも曲者揃いだ。その中でも「警察に恨みがある」という美浦は、異色の存在だった。成績優秀ながら武道が苦手な美浦の抱えている過去とは?数々の栄冠に輝いた前代未聞の警察学校小説、待望の続編!
「教場」の続編です。
木村拓哉さん主演でドラマ化もしているので、読んでなくてもご存知の方も多いのではないでしょうか。
前作同様、あの風間教官が警察学校で起こる問題、あるいは困った生徒達に鋭く目を光らせるストーリーです。
前作と比べると本の厚さに寂しさは感じますが、内容は更に濃くなっている印象。
洗練された(研ぎ澄まされた)イメージがありました。
警察学校、行ってみても良かったかなと今はちょっと感じていますが、気の小さい私には勤まらないかな?