今回の・・・
東ジャワ州代表チームのマニラ遠征・・・
第一の主旨は国体決勝トーナメントに向けた・・・
自チームの調整ですが・・・
外国人監督としては・・・
それだけでは済まされません・・・
{フィリピン代表ナショナルチームの分析}
来年の東南アジア競技大会や・・・
再来年のアジアカップに備えての分析・・・
この部分も今回のマニラ遠征に含まれているのです・・・
ここでは突っ込んだ・・・
内容は書けませんが・・・
さらっと・・・簡単に記してみます・・・
まず・・・
やはり投手陣が豊富であること・・・
特にデラカルサダを筆頭に若手の左投手が良いですねぇ・・・
次期エースと位置付けされる左投手の存在にも脅威を抱きます・・・
打者陣はシニアクラスとジュニアクラスのレベルの差があまりない・・・
若手のが成長していると感じられます・・・
また、今年から送りバント、プッシュバント、スクイズなどの・・・
小技を絡めた戦略を当て込んでいます・・・
この部分も今後の完成度いかんでは非常に強い武器となるでしょう・・・
守備陣についても平均点・・・
これ・・・!
と言った抜群な選手は居ませんが・・・
平均的に纏まっています・・・
また・・・
特に眼を見張る部分は・・・走塁です!
スピードとフットワークが抜群に良い・・・
隙あらば、次塁を狙う姿勢がありありと出ており・・・
この辺は1番打者のランスがチームの方向性を牽引しています・・・
只・・・
1点だけ・・・?
しいて言うかれば・・・
捕手が今一です“”
正直、この部分には劣勢を感じます・・・
加えて・・・
ランスやデラカルサダなど・・・
指導者として少年クラスのコーチを兼任しています・・・
インドネシアでも代表クラスの選手達が・・・
コーチとして少年クラスやジュニアクラスの指導をしていますが・・・
フィリピンと比べるとレベルが違います・・・
基本から応用までトータル的に野球を知っている・・・
ランスやデラカルサダらのコーチング力とは比べ物にならない・・・
この辺が・・・
有望な選手を育成、輩出する王者フィリピンの特徴です・・・
野球を分かっていない者が・・・
コーチとして定着するインドネシア・・・
根底が崩れていると痛感しざるを得ません・・・
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また・・・
東ジャワ州代表チーム同様・・・
国体決勝トーナメントに出場する・・・
ジャカルタ特別州代表チームが7月にマニラに遠征をしています・・・
スバリと言ってしまうと・・・
インドネシア代表ナショナルチームのメンバーを95%以上抱える・・・
ジャカルタ特別州代表チームがマニラに出向くことは・・・
自分から言わせれば大きな間違いです・・・
フィリピン代表ナショナルチームの情報を探るのではなく・・・
完璧に自国の情報をフィリピンにさらけ出してしまっている・・・
行くなとは言いません・・・
仮にマニラ遠征に行くのであれば「野球の眼」をもっと・・・・
養ってから行くべきであり、現状の現地レベルでは無理だということです・・・
やはりこのような志向性も・・・
もっとしっかり考え直さなければいけないでしょう・・・
野球発祥の経緯がインドネシアと異なり・・・
発祥時に米国人から現地人へ伝授されたフィリピン・・・
見よう見まねで、また、時にはアメリカ式であっあり、日本式になったりと・・・
更には、ソフトボールあがりの者が野球の指導をしている実態など・・・
括弧とした芯が無い形で走ってきたインドネシア・・・
この相違が・・・
今一歩のところまで善戦しても勝てない要因です・・・
代表チームに入るまでの野球機構が・・・
しっかりと構築されているフィリピンと・・・
全くなされていないインドネシアとの実情も・・・
上記の志向性と合い重なり、各国際試合での結果がそのことを証明しています・・・
以上が・・・
今回のマニラ遠征における・・・
フィリピン代表ナショナルチームの分析・・・
そして・・・
今後のインドネシア野球を向上させる・・・
大きなキーワードになります・・・
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