ハラボジの履歴書

祖父が日本に渡って来なければならなかった物語を記憶に基づき
在日100年が過ぎようとしているいま書き留めておく。

被災地巡る再生の升

2008年11月08日 | Weblog
 昨年の能登半島地震で全壊した家屋の梁を製材し机と升を3個作成した。
升に至っては再び輪島に戻して漆ぬりを施し約5ヶ月の歳月を経てこのたび神戸に到着。
神戸の長田と旧門前町の地震で全壊し現在再興の進む興禅寺に送ることとなり山古志へは地場産業の錦鯉をあしらった升が完成しともに現地に手渡した。

今後、被災地間の交流のきっかけとなれば幸いであり更なる復興に取り組むための原動力への助けとなればありがたいものである。


写真  神戸長田区 升のお披露目と伝達式の模様