ハラボジの履歴書

祖父が日本に渡って来なければならなかった物語を記憶に基づき
在日100年が過ぎようとしているいま書き留めておく。

イラン・アフガン紀行 学校を建てよう

2009年04月27日 | Weblog
 2003年の4月。首都テヘランから1300キロ離れたイランと
国境を接するトルバテジャムに夕方到着した。
随行の新聞記者と、通訳の在日アフガン人のラジさんそれと神戸から
このアフガンに学校を作ろうとの呼びかけに参加した中西さん。
総勢5名である。
国境まではテヘランから車で約24時間のドライブである。
ひたすら土漠の道を走りに走った。
昼と夜の寒暖の差が激しく、太陽が沈めば寒くなり、あがれば
灼熱の状態になる。
なぜ今6年前の出来事を改めて思い起こすのか。
今世界は同時不況に見舞われて、先の不安と現実の生活の
厳しさに見舞われている。
そんな中当時、なぜアフガンまで行って学校を建てようなどと
無謀かつ、大胆な気持ちを思ったとき、人の底力という
ものは押しはかれるものでなく、また無限の力を持っている
ことをじぶん自身確認するために、もう一度まとめて見たい。