戻ってきたＮＨ８便

８Ｇ１９ＤプラスＯＴ（合計１２・５時間）
昨日は２・７５時間のＯＴ（残業）になりました。

なぜかって？　１７時０５分に出発したはずのＮＨ８便がエンジントラブルで戻ってきたからです。
８便のバカー！！　

５サテのクローズ作業を３０分後に控えた１８時ちょっと前、８便が戻ってくると言う連絡が入りました。しかも、新しい出発時刻は２２時、搭乗開始は２１時３０分だというではありませんか。これでは４サテクローズよりも遅くなってしまう～。

サンドイッチやお寿司などの軽食は４サテにＴ／Ｏ（takeover）してしまった後で、お客様がラウンジに戻ってこられても食べる物は何もありません。

翌日も早出のスタッフや、最終電車に間に合わない人はＯＴができないので、残るのは必然的にマイカー通勤の人ばかりになります。

どうするの、いったい！？

そうこうしているうちに、お客様が戻ってこられました。
普通の顔をしている人、青ざめた顔の人、予定が狂って怒っている顔の人・・・。

ラウンジクローズ時刻の１９時１５分以降、シャワーやプライオリティに移動する人を除くと、残ったのは私を含め４名のみ（うち１人はファースト担当なので実質３人）。

エコノミーのお客様にはミールクーポンが配られたようですが、ラウンジに来られたお客様も外へ食事に行かれる方が何人かいらっしゃいました（もちろん受付でミールクーポンが配布されます）。

外国人の女性が、ブラディマリーを作ってくれと仰るので「ウオッカはシングルでいいですか？」と聞くと、胸を押さえてしばらく考えた後「ダブルにしてちょうだい」と言われました。
その方はちょうど右側の翼近くに座っていらしたそうで、エンジンから煙が出て火のようなものも見えたと仰っていました。離陸もグアーッと上がるというより、緩やかな坂をチンタラ上るような感じだったとか。とても怖かったそうです。

５サテ４階のファーストラウンジから、出戻り８便の着陸の様子を見た人の話では、ヨタヨタしている風に見えたとか。いち早く日テレのニュースでも流れたそうですが、お盆の出国ラッシュの取材にでも来ていたんでしょうねぇ。

最後のお客様を見届けて、２１時４０分ごろにはクローズ作業に取り掛かれましたが、終わったのが２２時。そのあと終礼。
燃えるような痛みを発している足を引きずってオフィスに戻ったのが２２時２５分ごろ。

２２時４５分のシャトルバスに乗り２３時駐車場着。自宅にたどり着いたのは２３時２０分ぐらいでした。
遠くから通っている人は２４時を過ぎた人もいたようです。拘束１３時間３０分、長い１日だった～。