時代小説を少し離れ、ミステリーを読んでいます。野沢尚(のざわ・ひさし)の『リミット』はカバーのあらすじを読むとどうやら誘拐モノらしい。
読み始めて、ちょっとドッキリしました。子供が誘拐されるのはわかるとして、誘拐された子供の特徴に犯人側のメモのような形で内臓の重さが出てくるんです。臓器売買がらみの誘拐なのね、と背筋がゾッとしました。
「リミット」の主人公は婦人警官の有働公子。白バイ隊の夫を事故で亡くしたシングルマザーです。ある誘拐事件の担当になって犯人との交渉をするうち、自分の息子も誘拐されてしまいます。自分の子供を救うためには犯人側に有利に動かなければなりません。すごくハラハラしながら、私も人の親なので、つい感情移入してしまいます。
まだ3分の1を読み終えたばかりなのに、区の図書館からリクエストしていた本が届いたと連絡がありました。佐藤優の『国家の罠-外務省のラスプーチンと呼ばれて』 です。
佐藤優氏は、いわゆる「鈴木宗男事件」で背任と偽計業務妨害の容疑により逮捕された人で、「国家の罠」はこの事件の内幕を綴った手記であります。
前後して読売新聞の22日付夕刊に『「国家の罠」に評価真っ二つ』というコラムが載りました。第4回新潮ドキュメント賞の選評で、賞を逃した「国家の罠」に、絶賛する評が並んだというのです。(しかし、強硬な反対があったから賞を逃したのでしょうね)
自分で読むまではわかりませんが、私のまわりでもデスクや同僚が「これは面白いよ」と感想を述べていました。その「面白いよ」と言った同僚が「『国家の罠』がまだ来てないのなら、 『東京タワー・オカンとボクと、時々、オトン』 を貸してあげる」と言うのです。 一気に3冊も面白そうな本が手元にやってきました。
しかし、とりあえず「国家の罠」は私が返却するのを待っている人がいるわけで、こちらのリミットは2週間。
次が「東京タワー」。リミットのない「リミット」は最後になってしまいそう。それまで筋を忘れないでいられるかなぁ。
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