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昨年のこと。 ある晩秋の夜、友人は午後 10 時近くまで残業をし、家に帰る車の中で、「ああ、今晩は冷えるから、朝、電気毛布の電源を最低の温度に設定して出かければよかった。。。」と呟いた。
冷えたベッドの中に入るのは、ちょっと思いやられると思いつつ、家の中へ入り、寝支度をしてベッドへ行くと、暖かい。 その時、24 歳の息子が、父親が遅くまで残業しているのだと夕食時に気付き、電源を入れておいたよ、と声をかけた。
暖かいベッドへの感謝だけでなく、自分の息子が思いがけず、思慮深いことに、目に涙が滲んだよ、と友人は言った。 そして息子がそんなことにも気のつく親切な若者になったことを誇りに思ったそうだ。
その話を聞いて、私の心の電気毛布も温かくなった。