物忘れ防止のためのメモ

物忘れの激しい猫のための備忘録

葛城坐一言主神社(かつらぎにいますひとことぬしじんじゃ)

2021-12-01 | 行った所

古事記はいう、雄略は葛城の山に狩りに出かけ、自分たちそっくりの装束の一向に合う。名を問えば、向こうも問いかえす。ついに名乗り「葛城の一言主大神(かづらきのひとことぬしのおおかみ」と答える。神だったのか、雄略は畏まり衣服を献上する。神は喜び一行を送ってくれた。
日本書紀になると、狩りで出会った雄略と一言主は共に狩をし、獲物を争う。
記紀ともに葛城に、大王に匹敵する豪族がいたというエピソードと捕らえられている。

雄略の母は忍坂大中姫、妃は草香幡梭姫皇女、ともに皇族らしい。雄略は兄安康を殺した眉弱王を庇った葛城円大臣を殺し、葛城氏と敵対する。しかし清寧になる皇子を生んだ韓媛は葛城出身らしい。
雄略が一言主と出会ったのはどの段階であったのか。
 一言主神社鳥居、参道は 30号線の下をくぐり長く続く。

 

 大イチョウ

「〇〇います〇〇の神社」という言い方は好きだな。奈良以外では見かけない気がする。ほかに「宗我坐宗我都比古神社(そがにますそがつひこじんじゃ)」とか「飛鳥坐神社(あすかにいますじんじゃ)」とか。

一言主神社の北方3㎞程度のところに 葛木坐火雷神社(かつらきにいますほのいかづちじんじゃ)別名笛吹神社がある。こちらも葛城山のふもとである。

 磐座がある

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