物忘れ防止のためのメモ

物忘れの激しい猫のための備忘録

西山光照寺址 一乗谷朝倉氏遺跡

2024-04-14 | 行った所

去年開館した福井県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館の駐車場に入らず進むと踏切がある。

JR越美北線だ。九頭竜線ともいう。大野を経て九頭竜湖まで行くのだ。左手にささやかな駅舎が見える。一乗谷駅だ。踏切の向こうは山だが、道なりに左へ曲がっている。そのまま行くと西山光照寺址へ出る。


イノシシの罠がある。熊注意の看板もある.
朝倉時代に栄えた寺の跡だという石積み
 背丈を越える石積石に南無阿弥陀仏と彫ってある。結界石というらしい。


 石積の前を通って行くと、何に使ったのか四角い池があり、その周りに石仏を集めた簡易な建屋が廻っている。

 
石仏がたくさんあることで知られているが、ここは一乗谷の城戸の外になる。下城戸よりも北に位置する。やはり城戸の内を外れた南の上城戸より南の盛源寺にもかなりの石仏がある。一乗城山の山中にも石仏が散乱している場所があるらしい。ここの石仏は皆大きい。豊原寺址で見た物の倍ほどもあるように見える。
 光照寺は天台宗の寺で、開祖は真盛上人。どういう人か知らない
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 案内板

福井市街地にも光照寺という寺がある。福井大仏が通称の大きな観音座像がある寺だ。朝倉の滅亡と共に廃絶した一乗谷の光照寺だが、結城秀康が福井に再興を命じたらしい。

一乗谷の光照寺は、花の下でお弁当を食べたくなるようなところだ。