名古屋市緑区鳴海付近に行ってはみたものの、さっぱり宿場らしいところは探せもせず、名古屋市街地では無理もないかと、名古屋高速・名阪で岐阜羽島ICへ。
墨俣川は長良川の事だ。墨俣とは河川が幾筋にも分かれて流れているところだという。湿地帯のような様相だったかもしれない。ただ川の流れそのものは浅かったのではないか。
墨俣の合戦と云えば羽柴秀吉が一夜城を作ったことが名高いが、もう一つの墨俣の戦いは源平合戦だ。富士川に負けた平氏が、倶利伽羅・篠原の間までに勝ちを拾いほっと息をついた戦いだ。
治承5年(1181年)西からの平氏総大将重衡、東の源氏行家と義円なのだが、この二人協力し合わず、義円は先陣を争い戦死、行家は相変わらずの戦略下手で大敗戦
義円公園の義円供養塔
そして墨俣は中山道と東海道をつなぐ美濃路の宿場なのだった。
もっと驚いたのは鎌倉街道があったこと。
不破神社という物がある。なんと壬申の乱の大海皇子に関係あるとか。