★We Love KOFU 学生レポート★

学生たちがこうふの話題をお届け!

甲府でみられる芸術と文学

2014-06-10 15:05:03 | 山梨大学のレポート

今だけの展示会


 こんにちは、山梨大学の川合です。

 先日、山梨県立美術館と山梨県立文学館へ期間限定の展示を見に行ってきました

 

他の学生レポーターも美術館、文学館をとりあげているので、また違った目線でお届けしたいと思います

 特別展「動く!光る?魔法の芸術 キネティック・アート」

先ず、キネティック・アートとは「動く芸術」

動いているものや動いているように見えるもので、
機械仕掛け、色や形の変化、光を使った作品や目の錯覚を利用した作品たちです。

美術館ではこれらを総合的に紹介するため、種類ごとで4つのエリアに分けられており、
下の写真のようにエリアの説明を掲示しています。

それぞれ視覚の効果を計算した絵画、アルミニウムやガラスなどさまざまな素材の特性を用いた作品、
機械仕掛けで不思議な動きと光を見せる作品、人の知覚を刺激する立体的でおもしろい作品たちが並んでいます

見る角度で変わる作品を歩きながら眺めたり、

 

スイッチを押して実際に動かしてみたりすることで楽しめます

上の写真の右下、足元にあるスイッチを押してみることで作品によって動き出したり、光り出したりします

 

作品たちはとても古いので注意書き通りに動かして楽しみましょう

また一部の作品で撮影可能です

中でも面白いのは展示品の中でも角度によって見え方が変わるもの

人それぞれで作品の印象が変わるので角度を固定させずにじっくり見て、
たまに動きながら見てみると楽しめると思います

 

展示品は電動のものが多かったですが、まちなかに置く場合は自然の力で動くもの、
不規則でその時にしかみられないなんて作品があるといつみても面白そうですね

キネティック・アートは同じものを大量に生産できることを重視しているそうで、
商店街の道に同じ作品をいくつも並べてみるのも見てみたいと思いました

これらの作品は山梨では6月15日(日曜日)まで公開されます。

今後新宿や広島などを巡り、1年後にイタリアへ戻っていきます

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 続いて山梨県立文学館の企画展、
NHK朝ドラで話題の「村岡花子展 ことばの虹を架ける~山梨からアンの世界へ~」

 

山梨県甲府市で生まれた村岡花子さんの生涯と
文学との関係を、写真、書籍、解説文、年表などで紹介しています

なかには「赤毛のアン」の部屋を再現したもの村岡花子さん実際に着ていた着物
お話しされている映像も展示されています。

6か月以上前から準備が進められ、これらの展示品は全国から集められました。

ドラマのシーンを思い浮かべながら展示品を見ていくと、
本物とドラマとの違いを発見できるためじっくりと眺める面白さがありました

特にドラマの登場人物のモデルとなった方の写真を見ることが出来て、
村岡花子さん友人との手紙からどんな関係だったかなどを知ることができます

 

また、甲府市中心の古い地図も展示されていたので、
実際に村岡花子さんがいた場所を探して見に行くのも楽しいと思います

 

この展示は6月29日(日曜日)までとなっており、
イベントが重なると週末はとてもたくさんの人で賑わうそうです

また村岡花子さんをテーマにした講座ワークショップなども行われています。

ぜひ訪れることをお勧めします

 

以上、レポートでした。

※会場内の写真は文学館の了解を得て撮影しました。本来展示室内は撮影禁止です。

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県立美術館情報

【開館時間】

  • 9:00~17:00(入館は16:30まで)

【休館日】

  • 月曜日(祝日の場合はその翌日)
  • 祝日の翌日(日曜日の場合は開館)
  • 年末年始
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県立文学館情報

[開館時間]

  • 9:00~17:00

[休館日]

  • 月曜日(祝日の場合はその翌日)
  • 祝日の翌日(日曜日の場合は開館)
  • 年末年始 
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キネティックアート展

2014-06-10 11:46:00 | 留学生のレポート

魔法の芸術キネティックアート


 

私は新しく市民レポーターになりました侯 紀周(コウ キシュウ)です。

現在山梨大学ワイン科学研究センターで勉強にを頑張っています。よろしくお願いします

5月20日に県立美術館に見学に行ってきました。動く光は、手品みたいな展開をして、素晴らしいと思いました。

まず、美術館で、春の企画展のイタリアキネティック・アート(「動く芸術」)の展覧会をみました

1950年代後半から60年代まで、ヨーロッパを中心に多数制作されました。

モーターを装備して電気仕掛けで動いたり、電灯やネオン光を使用したり、時間の経過とともに変化する作品などがあります。

また、目の錯覚(錯視)を利用した作品も含まれます。

展覧場に入って、まず目に入ったのはフランコ・グリニャーニ《波の接合 33》1965年油彩、カンヴァスです。

赤波と黒がの交錯して、お互いに併呑するような感じもするし、また動いてるように感じました

次は、超面白い作品だと思った。三角と傾斜の動力学でした

違う方向から見ると、ちがう画像が見える展示でした。

これは、白い紙とその紙の裏の暗影との重なりで見え方が違うという構造で、腕は素晴らしいと思った。


        ▲線の干渉                          ▲線                 ▲シリーズ

 

次々、凄いものが出てきて、光と影の世界に入ってると感じました。

様々な芸術作品を見て、これらを作った方は、どんな人間かな、絶対物理家、数学家であろうと考えた。

だから、このような素晴らしい作品を作れたのだろう

   ▲軸線投影法          ▲交錯                        ▲動力学

 

 

そのほかにも、名前を覚えきれないほど、沢山の作品がありました。

写真だけでも、その美しさと素晴らしさを見てください。

 

キネティック・アートの理念は、 20世紀初めにイタリアで生まれた未来派や、
ロシア・アヴァンギャルドの彫刻家ナウム・ガボとアントワーヌ・ペヴスナーが
1920年に発表した「レアリスム宣言」の流れを継ぐものです。

 

今度の見学すごくうれしくて満足でした

私は、昔から錯視のようなものが好きなので、
キネティック・アートを見に行って、 「動き」や「時間」や「光」そしてテクノロジーとの
密接な関係を初めて感じました。

作品の中に入り込んだような、覗きこんでいるような不思議な感覚を味わえます

イタリアキネティックの細密な作品では、
ねっとりとした不思議な光で照らし出されるサイエンス·フィクション的な情景という印象がある。

あるいは想像の別世界をのぞき込む楽しさがありました

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県立美術館情報

【開館時間】

  • 9:00~17:00(入館は16:30まで)

【休館日】

  • 月曜日(祝日の場合はその翌日)
  • 祝日の翌日(日曜日の場合は開館)
  • 年末年始
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≫≫中国語のレポートはこちらからご覧ください!

 


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