◆お二人にお話しをお伺いしてきました!!◆
こんにちは
高崎経済大学の望月です。
甲府市役所のインターン実習生として取材をさせていただきました
はじめに
「こうふ開府500年 常設展示メモリアルギャラリー」を訪れました。
この場所は甲府駅北口のペデストリアンデッキ特設会場にあり、6月には来場者数5万人となるほどの人気の場所となっています
無料で見学することができるので、どなたでも甲府について学ぶことができます
また、ガイドさんも駐在しており気軽に話を聞きながら甲府の歴史を詳しく知ることができるのも特徴のひとつです
常設展示メモリアルギャラリーに入って最初に目に付くのはこの大きな信玄公像。
この信玄公像は、山八幡神社にて保存されていたもので、平成27年8月に46年ぶりに披露されたときのものです。
甲府市80年の市制祭に姿を現して以来その姿は記録にも残らず場所は未確認のままだったそうです。
この信玄公像はいつ造られたのか明らかではありませんが大正時代ではないかと考えられています。
そのまま歩き進み、江戸時代の甲府城と城下町のエリアを通り過ぎると、、、
たくさんの宝石が
これは、甲府が宝石の産地として知られていることと関係しています
もし宝石について気になった方がいましたら、「山梨ジュエリーミュージアム」をぜひ訪れてみてください (甲府市丸の内1-6-1 山梨県防災新館1階やまなしプラザ内)
そして、出口付近には太宰治と村岡花子の実寸大のフォトスポットがあり、まるで自分が明治の時代に入っているかのような写真をとることができます
太宰治と甲府市のつながりは、太宰治の二人目の妻美智子が甲府出身ということもあり、甲府市を何度も訪れていたことが関係しています。
村岡花子は、甲府市出身で「赤毛のアン」の翻訳をしていた方です。そして、村岡さんはNHK連続テレビ小説「花子とアン」の主人公として描かれていました。
ぜひ皆さんも訪れて、甲府の歴史を学び、感じてみませんか
次に訪れた場所は、信玄ミュージアムです。
今年の4月5日にオープンしたばかりであり、武田家3代をはじめとする歴史や武田氏館の移り変わりなどが紹介されている場所です。
わかりやすく歴史について学ぶことができました
特別展示室にも入館させていただきました。
訪れた際には、このかっこいい入館記念スタンプを押してみてください
特別展示室では、発掘調査をしたときの出土品が多く展示されています。また、大きなスクリーンの映像コーナーでは、アニメで武田氏の歴史や館について学習することができました
次に信玄ミュージアムの隣にある旧堀田家住宅を紹介します。
昭和8年に割烹料亭として開業された木造家屋群であり、近代和風建築の様式で建物やガラス、家財などがそのまま残されています。
天井や欄間などからこの家屋がいかに高級なものだとわかります
ぜひ、自分の目でも確かめて見てみてください
最後にご紹介するのは、このガラスです。
これは、この家屋が建てられた当初の時代のものです
実際に見てみると現在のガラスと少し違う部分が見られました
敷地内にはカフェも併設されており、武田神社参拝のあとや信玄ミュージアムを訪れた際には休憩場所として立ち寄るのにもおすすめです
甲府市の魅力スポットはまだまだたくさんあります
そこで、もっと詳しく知るために甲府市観光協会の高野さんと甲府市観光案内所の太田さんにお話をお伺いしました
【甲府市観光協会 高野さん】
Q 甲府市に多くの人が訪れるためにしていることは?
A いろいろなエリアに赴いて観光客誘致事業の物産展等をおこない甲府市のファンを増やすこと。
Q 山梨県に訪れた観光客に甲府市へ訪れてもらうための工夫は?
A 甲府市、笛吹市、山梨市、甲州市、富士河口湖町の4市1町で連携し、パンフレット等を作成し、地域連携を基とした、誘客事業を図っている。
Q 主にどこの観光地のPRを現在推し進めているのか?
A 昇仙峡、金櫻神社、湯村温泉や甲府駅周辺の各施設等、若者から年配の方までのすべての世代を対象としてPRをおこなっている。
Q 今後の展望は?
A 人と人とをつなぎ、横のつながりとの連携をとること。開府500年を通し地元の良さを周知して、次の世代に伝承をしていくこと。
【甲府市観光案内所 太田さん】
Q どんなことをしているのか?
A 甲府市を訪れた方への案内を窓口で行う。
Q 観光案内所を訪れる人数は?
A 年間9万人、土日やGW、お盆、紅葉シーズンでは一日におよそ500人前後。パンフレット数も年間5万部発行。
Q 外国の方にはどうやって対応しているのか?
A 英語を話すことができる案内人さんやタブレットを使って対応している。
Q 現在推し進めているイベントはあるのか?
A 「kofu×戦国BASARAスタンプラリー」、「マンホールカードの配布」。
Q おすすめの場所はありますか?
A 「武田神社」、「ジュエリーミュージアム」、「昇仙峡」、「ワイナリー」。
Q 心がけていることはありますか?
A また甲府市に来たいなと思っていただけるように笑顔で対応すること。
今回の取材を通して、甲府市にはたくさんの魅力があることが改めて再発見できました
今年は開府500年を受け、市全体が大きく盛り上がっています
市民のみなさんも、これから甲府市を訪れようと思っているみなさんもぜひ来て魅力を見つけてください