Eos5D写真三昧 格安の海外旅行記と国内旅行のすすめ

海外旅行の情報を旅行記として綴った記録。EOS5Dとiphoneで撮った写真をあげております。

板門店2

2009年02月24日 00時57分24秒 | 韓国旅行記
EF24-105mmF4L
 写真は隠し撮りの一枚。民間人統制区域に入ったところです。イムジン川にかかる橋の上です。雨が降っていて窓の外がよく分かりませんが、黄色いバリケードが道路の脇に互い違いに配置されており、強行突破ができないようにしてあります。実はこの写真は帰りのバスで撮ったもの。撮影不可の場所なので、行きのバスでは勇気がだせずに撮れませんでした。



 写真は非武装中立地帯のゲートである。あの青い門の先は非武装中立地帯である。ここでバスを乗り換える。新しいバスは国連のもので、韓国の軍人が乗り込んでくる。板門店のツアーではバスの席が決まっている。国連のバスの座席の位置も、ツアーのバスの座席と同じ場所にすわることになる。軍人は運転席のすぐ横に立つことになっているようである。ということは、ツアーのバスの座席が後ろであればあるほど、国連のバスの席も同様に後ろになり、隠し撮りが見つかりにくい。これはテクニックとして覚えておいて損はないだろう。ちなみに私の席は6番であった。これは前から二番目の席であり、ここでは隠し撮りはムリである。非武装中立地帯~板門店にいたる道の写真は残念ながら撮れなかった。



写真は宣言書。これは板門店に入る前に、ボニファスキャンプでサインさせられる。内容はイロイロなルールについて書かれているのだが、冒頭の文章がなかなかすごいので転載しよう。

「板門店の統合警備地区の見物は、敵性地域への立ち入りを伴わない。敵の行動(活動)によっては危害をうける又は死亡する可能性があります。統合軍備地域は中立地域ですが、一方(南)は、国連軍の軍人により、他方(北)は、北朝鮮の陸軍軍人によって、それぞれ分割警備されています。国連軍のゲストの皆様は、軍事境界線を越えて北朝鮮軍の管理する統合警備地区へ立ち入ることは許されていません。また、事変、事件を予期することはできませんので国連軍、アメリカ合衆国及び大韓民国は訪問者の安全を保障することはできませんし、敵の行う行動に対し、責任をおうことはできません。」

 要するに、死んでも文句はいわんということを宣誓させられるワケです。



いよいよ板門店に到着。



 北朝鮮の管理する監視小屋である。手前に見える白い杭は南北を隔てる軍事境界線である。板門店では観光客は二列縦隊に並ばされ、歩けるポイントも限られている。



北朝鮮の建物の入り口には、北朝鮮の軍人の姿が見える。将軍様の国の軍人を始めて肉眼で確認した。