去年の7月の写真。長野県善光寺。
神社仏閣の建築には、妻入りと平入りと2種類の様式がある。
建物の妻側(切妻)から入ることが出来る建物を妻入り、建物の横から入るのを平入りという。ここでは神明造は平入り、大社造は妻入りということになる。
神社仏閣の建築には、妻入りと平入りと2種類の様式がある。
建物の妻側(切妻)から入ることが出来る建物を妻入り、建物の横から入るのを平入りという。ここでは神明造は平入り、大社造は妻入りということになる。
両方とも古代からの建築様式である。
弥生時代の高床式倉庫が妻入りだったことを考えると、やはり妻入りの建物の方がより古いのだろう。たしかに平入りが機能的によいのは、その建物が横長で大きい時であろう。その場合は妻入りの場合には奥まで行くのに遠くまで歩かなければならないからだ。
伊勢神宮が平入りで出雲大社が妻入りということなる様式なのにも興味深い。天津神が平入りで国津神が妻入り、、、などという法則はないが、このあたりの日本の建築様式というものも深いものがあるだろう。
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