Eos5D写真三昧 格安の海外旅行記と国内旅行のすすめ

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南回帰線説

2020年05月01日 05時48分00秒 | 世間話
コロナによる日本人の死者は400人を超えた。ユーラシア大陸の先進国の中での日本の死者は少ないが、東南アジアやオーストラリアなどの国はもっと少ない。これは人口比では見ていない。あくまで死者の絶対数である。
南半球では死者が少ないように見える。それは海に囲まれてることと、中国から遠いことが考えられるが、それよりも重要なのはむしろ気温と湿度と、太陽光ではないか?南半球は夏だったからである。

中国でコロナに最初に確認されたのは、いろんな情報はありながらも12月20日前後であろうと思われる。このあたりの日は冬至と重なる。
太陽が南中のときに真上に来るのは「赤道直下」と我々はおぼえているが、それは春分と秋分の前後の日だけである。
地球の地軸は23.4度傾いているので、太陽が夏至の日の南中に真上に来る地域は北回帰線上の地域であり、冬至の場合は南回帰線上の地域である。

ただし温度が最大になるのは夏至の日ではない。日本を例にすれば、夏至の日(6月22前後)よりも8月の方が暑い。これは大地と海が温まるまでに多少時間がかかるためのものである。

赤道直下は秋分の日9月22日前後が最大の日の長さになるのだが、実際にこの地域が暑くなるのは、さっきの日本の例とおなじく、この日から1ヶ月ちょっと後の話である。つまり11月くらい。

新型コロナが中国で確認されたのが12月の末ということを考えると、その時期に最も暑かった地域は、赤道よりもやや南方、インドネシアのジャカルタあたり。

●赤道の南中に太陽は真上= 9月22日
赤道の最も暑い頃 =11月
●南回帰線の南中に太陽は真上=12月22日
南回帰線の最も暑い頃=2月
●つまり赤道と南回帰線の間にある地域が、今回コロナの流行った時期にもっとも暑くなり、日照時間も長いということになる


逆に考えると

●北半球では12月22日がもっとも陽が短い。
●温度で1番寒い日は、おそらく冬至から1ヶ月ちょっとなので2月。
 
この現象は緯度が高ければ高いほど顕著になる。
白夜極夜という言葉がある。これは緯度の高い北欧などの北極圏では、夏は一日中陽が沈まず、冬は一日中陽が登らない日のことをいう。

近年コロナウイルスが太陽光と湿度に弱いなどと米国の研究によって報じられている。
アメリカやヨーロッパの被害が大きいのは様々な要因があるが、とにかく陽が短く寒い。北欧やロシア、カナダなどは日照時間や温度・湿度的にはそれよりさらに顕著である。
逆に赤道直下よりも少し南、インドネシアのジャカルタあたりから、南回帰線あたりの北オーストラリアあたりまでの地域は、この頃は日照時間も長く暑く、湿度も高い。
東南アジアなど、中国人の華僑が多い為、中国発のコロナは国民の多くが感染してもいいはずである、、、が、あの人口密集のシンガポールですら、死者は少ない。

とすると、、、北半球も夏至〜8月にかけて、ウイルスの活動はかなり弱まるのではないか?すなわち、あと2ヶ月の辛抱ということにならないか?ウイルスの絶対量が減れば、重篤になりにくくなるということであり、死者は激減するのではないか?

南アメリカでもブラジルはともかく、南回帰線上にある国の死者は少ないようにも見える。アフリカも同様である。

ちょうどコロナは夏至の日あたりにはじまった。それは南回帰線上の地域がもっとも1日の日が長いことを示し、その日から1〜2ヶ月後には温度が最大になることでもある。
つまり、逆を言えば南回帰線上にある国は、これから半年後にはコロナが流行ってしまうかもしれないということでもある。
アフリカ、東南アジアの南側、南アメリカ、オーストラリアはこれから数ヶ月後が試練になるのかもしれない。




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