883スポスタとCT110を愛するオジヤンライダー

リジットスポスタ883とCT110ハンターカブ、NX125、WAVE125iを乗り回す、カメラ好きなオジヤンライダー!

旅バイク考・・・ その2(旅ツーリング考・・・)

2007-03-22 11:54:01 | CT110


昨日の春ツーリングを経て、ますます、頭の中で考えが広がった。
先ず、ツーリングは”旅”である。
”旅ツーリングは、目的地に行き着くだけではなく、その行程を存分に楽しむ!”
当たり前のことだが、実はこの部分が結構曖昧でもある、いや”あった”のだ。

今まで参加してきたSHOP主催のツーリングは”とにかく走る”ツーリングで名づけて「ミサイルツーリング」だ。
朝集合して、行き先と道中ポイントとなる場所の案内がされ、スタートを切る。
そのポイントまでは「お好きにどうぞ!」である。
弾丸が弾けたごとく視界から消える人・人・人。もう、まっしぐら!である。
途中の休憩はそこそこに、極端なところ、目的地も単なる折り返し地点なんてこともある。

けっして「ミサイルツーリング」は「旅ツーリング」のアンチテーゼでは無い。
”走る”目的のツーリングであれば非常に合理的なツーリングである。
参加者は自分のペースで、自分の技量、そして自分の責任で走れば良いのだ。
公道を使った長丁場のレースともいえるだろうか・・
ライダーの視線はほとんど”前方”という状況。

私も今までは「ミサイルツーリング」に楽しく参加していたし、これからも参加するかもしれない。
しかし、「ミサイルツーリング」が毎回だと辛いと考えるようになった。そう会津ツーリングが契機だろうか・・加齢もあるだろう
自分は普段は一人での仕事が多い。いわゆる孤独な職場である。
せっかく時間を作って単車に乗るわけだから、たまに合う友人・知人との語らいも貴重な時間である。
また、行く先々での風景や出来事との出会い。
声帯を痛め音造機で話す酔っ払いのおじいさんや、忘れ物に気づき、怒ったように届けてくれる変わった中華料理屋のおばちゃん。
これが、旅の魅力なのだから。
ライダーの視線をもう少し広げてみようかな。

そう、旅ツーリングに戻ろうと思う。
もう少し、また~りとした肩肘張らずに単車に乗ろう。
そんなツーリングには125位の単車がちょうど良い・・・


旅バイク考・・・ その3へ続くものと思われる。