公開前(先行公開2月1日、正式公開2月7日)ですが
試写会で21日に見てまいりました。
1976年8月1日、ドイツ・ニュルベルクリンク。
F1ドイツグランプリは雨で濡れた路面の中、開催されることになりました。
そこで年間チャンピオンを争う二人のレーサー・・・
酒、女、クスリ、パーティ好きの激情型レーサー、ジェームス・ハントと
天才的なセッティングの腕を持つ頭脳派で職人肌のニキ・ラウダ。
正反対な性格ながら、家庭環境とそして何より「負けず嫌い」という点がよく似た二人は
ライバルとして火花を散らし合います。
常に死と隣り合わせであるが故に享楽的に生を享受しようとするハント、
死ぬ確率は20%、としてその確率を最低に抑えようとするとともに
己の才能へのプライドから、人付き合いは苦手なラウダ。
対照的な二人のレーサーとして、人間としての「生きざま」、
そして8月1日のドイツグランプリで起こった「事件」が
この二人の関係性も変化させていくことになります。
76年最終戦、日本・富士スピードウェイで年間チャンピオンの座に輝くのは
ハントか、それともラウダか・・・というのは結果を調べればわかってしまうのは
実話を基にした話である以上避けられないことではあるのですが
リアルタイムで興奮した世代の方には当時の興奮とその裏にあった彼らの思いを、
そして当時を知らない、もしくはモータースポーツにそれほど興味がなかった人には
熱い人間ドラマを描いた作品として、ロン・ハワード監督の堅実な仕事っぷりを
堪能していただきたい一本です。
・・・しかし俺が産まれた年のF1って、こんなに熱かったんだなぁ・・・
試写会で21日に見てまいりました。
1976年8月1日、ドイツ・ニュルベルクリンク。
F1ドイツグランプリは雨で濡れた路面の中、開催されることになりました。
そこで年間チャンピオンを争う二人のレーサー・・・
酒、女、クスリ、パーティ好きの激情型レーサー、ジェームス・ハントと
天才的なセッティングの腕を持つ頭脳派で職人肌のニキ・ラウダ。
正反対な性格ながら、家庭環境とそして何より「負けず嫌い」という点がよく似た二人は
ライバルとして火花を散らし合います。
常に死と隣り合わせであるが故に享楽的に生を享受しようとするハント、
死ぬ確率は20%、としてその確率を最低に抑えようとするとともに
己の才能へのプライドから、人付き合いは苦手なラウダ。
対照的な二人のレーサーとして、人間としての「生きざま」、
そして8月1日のドイツグランプリで起こった「事件」が
この二人の関係性も変化させていくことになります。
76年最終戦、日本・富士スピードウェイで年間チャンピオンの座に輝くのは
ハントか、それともラウダか・・・というのは結果を調べればわかってしまうのは
実話を基にした話である以上避けられないことではあるのですが
リアルタイムで興奮した世代の方には当時の興奮とその裏にあった彼らの思いを、
そして当時を知らない、もしくはモータースポーツにそれほど興味がなかった人には
熱い人間ドラマを描いた作品として、ロン・ハワード監督の堅実な仕事っぷりを
堪能していただきたい一本です。
・・・しかし俺が産まれた年のF1って、こんなに熱かったんだなぁ・・・