Rimshot!!!!

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ホビット 竜に奪われた王国

2014-03-06 | 映画
1年と2か月強の時を経て、待ちに待った第2章公開。
というわけで「ホビット 思いがけない冒険」の続編であり
3部作の第2部となる「ホビット 竜に奪われた王国」(「スマウグの荒らし場」がよかったな・・・)を
公開1週過ぎてやっと見てまいりました(2D・字幕)

当然皆原作は読んでると思うので
基本的にネタバレは気にしない方針でいきます。

今作は原作の7~12章を映像化しているわけですが、
前作よりもさらに映画オリジナルの要素が足されております。
黒の森のエルフ王・スランドゥイルのキャラが掘り下げられ、
そしてその息子である「LotR」の人気キャラ、レゴラスと
美しき近衛兵長・タウリエルが追加され、
タウリエルとキーリの淡いラブストーリーに
(設定上は)まだ若いころのレゴラスの荒々しさも見どころとなっています。
(特に川を下る樽の上に乗りながらのアクションは必見)

ビヨルンやバルドといったキャラたちも渋味や深みを増したキャラとして造形され、
闇の軍勢の指揮官となったアゾクに代わりドワーフ狩り任務を引き継いだボルグも
レゴラスとの因縁が生まれそうな雰囲気。

そして、今作のPJ&デル・トロのクリーチャー愛を一身に背負ったのが、
強欲な邪竜スマウグでございます。
ベネディクト・カンバーバッチの声のもつ魔力と、その動きや造形のもつ説得力・・・
手の付けられない強さとずる賢さがスクリーンに溢れております。
原作とは異なる展開・・・ドワーフ中3人が湖の町に残ったり、
原作では逃げ惑うだけだった旅の一行がスマウグに山の設備を使って立ち向かう展開、
(スマウグと対峙したあれが動きだして戦うと思った人、手を上げてw)
そしてあれだけ手を尽くしても一切効果がないという絶望感・・・
さらに死人占い師(ネクロマンサー)を追うガンダルフも
アゾクやネクロマンサーの正体・・・サウロンによって囚われピンチに。
果たしてどうなる?というちょうどいいところで終わるという生殺し感に
その後流れる主題歌「I see fire」の歌詞の絶望感と
『この状態で1年待たされるのかよ・・・』な思いに満ち満ちております。

3章「行きて帰りし物語」は原作通りならバルドの活躍、
そして闇の勢力との大戦「五軍の戦」が描かれることになる・・・はず。
・・・3D上映しているうちに、もう一回見に行って来ようかな・・・

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コメント
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